カーペット・絨毯の『正しい』ダニの駆除方法!
<目次>
カーペットのダニが起こすアレルギーと繫殖原因
ダニが引き起こすアレルギー症状と種類
カーペットのダニはどこから来る?
ダニが繫殖しやすい環境
カーペットのダニ駆除の『正しい』手順
①生きているダニを駆除
乾燥機で熱を加える
スチームアイロンでダニを駆除
60℃以上の熱湯で洗う
薬剤で駆除
ダニ捕りロボ
②ダニの死骸やフン、アレルゲンを除去
掃除機で吸い込む
③ダニの再発防止と予防
湿気・湿度対策をする
定期的に掃除をする
ダニよけスプレーで寄せ付けにくく
カーペットのダニを駆除して心地よい生活を
「カーペットや絨毯の上でゆっくりしてたら何だかくしゃみやかゆみが止まらなくなった」なんてことありませんか?それカーペット・絨毯に潜んでいるダニのせいかもしれません。
今回はそんな悩みを持った方のために、ダニの駆除や退治の『正しい』方法を紹介します。
正しい手順でカーペット・絨毯をダニ対策することで高い効果を発揮します。
掃除機やアイロンをどのような手順で使うのか?ということが重要なので、ぜひご覧ください。
カーペットのダニが起こすアレルギーと繫殖原因
そもそもダニが引き起こすアレルギー症状にはどんなものがあるのでしょうか?
またダニがどこから発生して、どんな環境だと繫殖しやすくなるのかも解説するので、それらを知ることでしっかりとしたダニ対策や駆除を行いましょう!
ダニが引き起こすアレルギー症状と種類
ダニが引き起こす健康への影響としては、かゆみや炎症やくしゃみといったものがあり、基本的にそれらはチリダニ(コナヒョウダニ)やツメダニ、コナダニが引き起こすものです。その中でもチリダニは8割近くを占めており、それらの死骸やフン、アレルゲンによってアレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎・アトピー性皮膚炎・喘息といったアレルギー症状が引き起こされます。
カーペットのダニはどこから来る?
カーペットのダニの発生原因は、外から運び込まれてくるダニが繫殖することによるものです。電車やバスの座席から人の服や靴、頭髪や肌を介して運び込まれたダニが、カーペットや絨毯に移動することで発生します。
そのため外から運び込まれてくるダニと家の中で繫殖するダニの2つに対して対策する必要があるのです。
ダニが繫殖しやすい環境
それでは家の中で繫殖するダニはどのような環境によって繫殖しやすくなるのでしょうか?
それは、20~30℃の温度、60~80%の湿度、フケやアカといった皮脂の汚れを栄養源として繫殖します。
そのためそれらに対して対策をすることで、ダニを駆除・退治することが出来るのです。
カーペットのダニ駆除の『正しい』手順
それらを踏まえた上で、カーペットのダニ駆除はどのような手順であれば最大限の効果を発揮できるのか?
その『正しい』手順は<①生きているダニを駆除 ②ダニの死骸やフン、アレルゲンを除去 ③ダニの再発防止と予防>です。
掃除機で吸い込むだけでも、スチームアイロンで熱を加えて死滅させるだけでも、ダニのアレルギー症状を取り除くことはできないため、正しい手順で全てをやることでカーペット・絨毯からダニを消すことができます。
①生きているダニを駆除
まずは①の生きているダニを駆除・退治する方法を紹介します。
乾燥機で熱を加える
コインランドリーの乾燥機や布団乾燥機を利用してダニを駆除する方法です。
ダニは基本的に60℃以上の熱を加えることで即死滅、50℃以上の熱でも10分ほどで死滅させられます。
そのため乾燥機ならば全体に熱を加えることで、簡単で気軽にカーペットや絨毯のダニを駆除出来るのです。
しかし素材が傷つく場合もあるため、乾燥機がOKかどうかを事前に確認をしましょう。
スチームアイロンでダニを駆除
こちらも60℃以上の熱を加えてダニを駆除する方法で、スチームアイロンを利用した方法となっています。
しかしこちらは全体を同時に出来ない為、端にダニが逃げてしまう可能性や、厚い絨毯だと奥深くまで潜り込んで熱が届かない可能性があるため、確実とは言い切れないので、身近にあるもので手軽にやりたいという方におすすめします。
60℃以上の熱湯で洗う
60℃以上の熱湯で洗うのは最も簡単な方法と言ってもいいかもしれません。これならば一般家庭の給湯器でも出せる温度で、一気に死滅させることが出来るので、濡らしても大丈夫なカーペットや絨毯であればこちらの方法をおすすめします。
薬剤で駆除
スプレーや粉末剤といった薬剤でダニを駆除する方法もあります。一気に確実に駆除できますが、お子様がいたり、直接肌に触れるので心配という方にはおすすめしません。
ダニ捕りロボ
ダニ捕りロボはダニが好む誘引剤で内部に寄せ付け、吸湿性セラミックスでダニを乾燥させて駆除します。こちらは科学性殺虫成分を一切使用せずに自然由来の材料のみで出来ている為、安全性も抜群で安心して使うことができます。
また使用方法もカーペット・絨毯の裏に挟むだけで効果を発揮して、使用後は捨てるだけなので、熱を加えたりする掃除は面倒くさいという方はこちらをおすすめします。
②ダニの死骸やフン、アレルゲンを除去
生きているダニを駆除・退治したら次に②のダニの死骸やフン、アレルゲンを除去する作業です。
掃除機で吸い込む
こちらは専用のクリーナーは必要なく、掃除機で吸い込むだけで綺麗にすることが出来ます。
アレルギー症状を引き起こしているもとになっているのでしっかり吸い込むためにも、縦方向・横方向・斜め方向といった工夫をしながら掃除機を使ってください。
③ダニの再発防止と予防
最後はダニの再発防止と予防方法です。それらをやることで再びダニが発生することを抑えられるので、こちらも重要なポイントとなっています。
湿気・湿度対策をする
普段から換気や天日干しをしたりすることで、湿気や湿度を部屋やカーペット・絨毯にため込まないようにしましょう。もしくは裏に除湿シートなどを敷いて湿度対策をするのもおすすめです。
定期的に掃除をする
こちらも当間のことからもしれませんが、食べかすや皮脂などで汚くなるため、普段からしっかりと掃除機をかけて掃除をしましょう。それだけでダニの繫殖しにくい環境になります。
ダニよけスプレーで寄せ付けにくく
ダニよけスプレーで外から運び込まれてくるダニを寄せ付けにくくするのも1つの手です。こちらは自然由来の成分で出来ているダニよけスプレーのため、安心して使えます。
カーペットのダニを駆除して心地よい生活を
カーペット・絨毯にダニを繫殖させないためにも、しっかりと熱を加えたり、専用の商品でダニを駆除したりして、退治したうえで、掃除機で吸い込み、普段から綺麗にしておくということが大事な方法です。
アレルギー症状で悩まないためにも、ぜひこれらをやってみて快適な暮らしをお過ごしください。
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