賃貸・コンクリート壁OK!穴を開けない100均フックの検証
自分の好きなようにお部屋を飾ってインテリアを楽しむ暮らしって素敵ですよね。お気に入りを飾ったり、旅先の思い出を飾ったり…好きなインテリアは見る度に優しい気持ちになれるものです。
だけど、賃貸だから穴を開けるのは気が引けるなと思ったり、そもそもコンクリート壁でピンが刺さらずに困っていたり…そんなお悩みがあるかと思います。
今回は、100均で売っている穴を開けないフックを使って、コンクリート壁のお部屋を飾ることができるかどうかを検証していきたいと思います。
重さのあるものは飾れるのか、剥がした跡はどのようなものなのか、コンクリート打ちっ放しの壁でも使えるのかなどを実際に試してみました!
100均以外のフックもいくつか検証したので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
<もくじ>
◆お部屋の壁がコンクリート壁か見極めよう
◆100均【ダイソー】で買える、穴を開けないフック
◇クロス貼りのコンクリート壁での検証
◇コンクリート打ちっ放しの壁には使えるの?
◆【番外編】コンクリート壁に使える穴を開けないフック
◇番外編1:コマンドフック
◇番外編2:コンクリートフック
まずは、自分のお部屋がコンクリート壁かを見極めよう
コンクリート打ちっ放しの壁であれば一目見て判断がつきますが、壁紙(クロス)が貼ってあると見た目では判断がつきません。見た目は普通の壁でも、実はコンクリート壁という事もあります。
壁をノックしたときに、「ぺちぺち」というような、鈍く、つまった感じがする・ノックしたこぶしが痛いのであれば、コンクリートに直接クロスを貼っているコンクリート壁です。硬くてピンは刺さりません。
「コンコン」というような、音が響く感じがするのであれば、石膏ボードにクロスを貼っている壁です。こちらの壁はピンが刺さるので、穴が目立ちにくいピンなどで対策ができますね。
<もしかしたら…>
壁はコンクリート壁でも、天井は石膏ボードにクロスを貼っている壁の可能性もあります。
天井を叩いて「コンコン」と音が鳴る場合は、天井から吊るす方法もありますよ。
下記のリンク先で詳しく説明していますので、吊るす方法も知りたい方はぜひ読んでみてくださいね。
【ダイソー】100均で買える壁紙に貼れる壁紙用フックを検証
壁の種類を確認できたので、コンクリート壁でも使える、穴を開けないフックを試していきましょう。
まずは、ダイソーで売っている壁に穴を開けないフックを、壁紙・クロスの上からと、コンクリート打ちっ放しの壁にそれぞれ貼り付けて検証してみました。
クロス貼りのコンクリート壁での検証
使い方は、付属の接着剤を裏面に付けて、貼り付けたい場所にグッと力を入れて押さえつけるように固定します。実際に使用できるのは、貼り付けてから24時間後になります。
耐荷重は500g、1kg、2kgのタイプがありますので、飾りたいインテリアに合わせて選ぶと良さそうですね。
インテリアをフックにそのまま飾るのはもちろん、ワイヤーネットを引っ掛けてインテリアを飾ると、フックも目立ちにくく、印象も変わりアレンジの幅が広がりそうです。
剥がすときに一緒に壁紙も剥がれてしまいそうな印象でしたが、試してみたところシールだけきれいに剥がれました。実際に1年以上使ったスタッフにも聞いてみたところ、全く後は残らなかったとのことでした。これなら賃貸でも安心して使えそうですね。
コンクリート打ちっ放しの壁には使えるの?
フックの使用場所に打ちっ放しのコンクリート壁には使えないとありましたが、こちらも試してみました。
問題なく貼ることはできましたので、ペットボトルを引っ掛けてみます。特にフックが剥がれ落ちる様子もなくしっかりと支えてくれました。コンクリート打ちっ放しの壁でも、耐荷重内の重さにはばっちり耐えられるみたいです。
ただし、剥がしてみると、粘着部分はきれいに剥がれましたが、跡は残ってしまいました。
跡が残ってしまう事以外は、100均のフックはコンクリート打ちっ放しの壁でもクロスの壁同様同じように使えるようです。
【番外編】コンクリート壁に使える穴を開けないフック
100均ではないのですが、コンクリート壁で使える他のフックもご紹介します。
【コマンド™フック】
こちらは強力なテープで壁に貼り付けるタイプのフックです。
今回試した1.3kgの他に、220g、500g、2.4kg、3.5kgのタイプがあります。
取り付けられるところにはコンクリート壁の表記はないのですが、試しにコンクリートむき出しの壁に使ってみたところ、貼り付けることができました。
コマンドフックは取り外しも簡単にできます。
フック部分を引き上げベースから取り外し、ベース部分を固定しながらシールのタブを壁にそって引き延ばすだけできれいに取り外せ、テープの跡も残りませんでした。
ただ、今回は短時間だったため跡が残らなかっただけで、長期間貼っているともしかしたら跡が残ってしまう可能性があるかもしれません。その辺のリスクは最初に頭に入れておいた方が良さそうです。
こちらの商品は、ホームセンターやネット通販で購入することができます。
※クロスを貼っている壁にはクロス専用のコマンドフックがありますので、購入の際にはタイプを間違いないように気を付けてください。
【コンクリートフック】
その名の通りコンクリートに打ち込めるフックです。
今回試した5kgの他に、2kgと3kgのタイプがあります。
カナヅチなどでトントンと打ち込むので少し力入りますが、その分100均のものよりも耐荷重が大きく、しっかりと重さのあるものも吊るすことができます。
パソコンやノートを入れたままの重たいリュックを吊るしてみましたが、問題なく吊るせました。
フックを取り外すとピンの跡は残りますが、ピンが細いので目立ちにくいですね。
こちらの商品も、ホームセンターやネット通販で購入することができます。
注意点は、高密度コンクリートにはピンが刺さらずに使えません。
でも、自分の家が高密度コンクリートが使われているか調べるのは難しいですよね。一般的には高層のビルやマンションは高密度のコンクリートが使われていることが多いそうですが、全てがそうとは言えません。なので、まず最初に1つだけ購入して試してみるのが失敗しないコツかなと思います。
賃貸やコンクリート壁でもインテリアは楽しめる
今まで諦めていた賃貸やコンクリート壁にフックがつけられると、飾れるものや収納場所が増え、どんな風に使おうかアイデアがたくさん浮かんできてわくわくしますね。
お部屋を好きなようにアレンジすることで、おうちがもっと好きになれたり、自分の居場所のような感覚になれたりするのでしょうか。
自分の居場所だと思えるからこそ、どんな時でもおうちに帰ってきた瞬間ってホッとするのかもしれませんね。
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