大掃除リストの工夫で、インテリア・暮らし・生活を楽しむ年末
紅葉していた木々の葉っぱが枯れ、風に乗って地面にハラハラと落ちていく。秋は本当にあっという間ですね。そうして年末が近づいてくると、毎年こんな気持ちで、ほんの少し憂鬱になってくる気がします。
「そろそろ大掃除を始めないとなぁ…」
毎年悩む、多すぎる大掃除のタスク
今暮らしている部屋は、一人暮らしには贅沢すぎるほどの広さの2LDK。
30代に突入した頃、そろそろ6畳の1Kを卒業したいと広めの部屋にお引越し。収納が余るぐらいあると思っていたけれど、実際生活を始めてみると、モノはどんどん増えていくものですね。
普段の暮らしのなかで、モノを買うときに吟味したり、ときどき断舎離をしたりと、これ以上モノを増やさないように気をつけて生活しているつもりだけれど、今よりコンパクトな部屋での生活に戻ることも難しそうで、引っ越す機会があってもある程度の広さの部屋を選んできて今に至ります。
食事をしたり来客を通したりなどの生活をする部屋と、寝室などのリラックス空間を分けた暮らしができるこの広さはありがたいと普段の生活では思っているけれど、大掃除の時期だけは、この部屋数やモノの多さを持て余してしまいます。
エアコンや窓、換気扇など、“大掃除”という言葉で連想される、普段より念入に掃除したい場所はもちろんですが、
クローゼットのなかもモノを取り出して掃除しなきゃ…
細々したインテリアや雑貨たちもお掃除しなきゃ…
と、やることが多すぎてどこから手をつけたらいいのやら。
以前は、やるべきところを最初にリスト化し、終わったらチェックするという方法を試みたこともあります。仕事のように、やるべきことが視覚化されていて、締切が決まっていて、タスクが減っていく達成感を感じられれば、最後までやりきれるのではないかと思ったのです。
でも、結局そのときは、リストに書いたすべてのタスクをやりきれずに年を越しました。新年を迎えると「あぁ、全部終わらなかったぁ…」と自分に甘い自分を反省しつつも、お正月のゆるゆるとした暮らしにつかり、あっと言う間に仕事初めの日になり、そのリストの存在も忘れていつもの生活に戻ってしまいました。
今年の大掃除対策を考えてみた
さて、今年はどうしよう。
過去の失敗は、リストに書き出した項目が多すぎて、見ただけで気が遠くなってしまったことが敗因?
リスト作りのときに、タスクを細かくしすぎたことが良くなかった?
リスト化するだけでなく、ひとつひとつの項目に締め切りを設けるべきだった?
そうやって仕事の段取りを設計するように考えてみたけれど…
家は暮らしをゆったり楽しみたい場所なのに、「こうしなきゃ」と義務のように取り組もうとしていたことが、逆に負担感を増していたのかもしれません。そう気付き、視点を変えて、ゲームをするように楽しんで取り組められそうな方法を考えてみました。
目についたのは卓上タイプの今年のカレンダー。ひと月ごとに1枚の紙に印刷されているタイプのものです。何も書かれていないカレンダーに並んだ日付の数字を眺めていると、ビンゴゲームのカードのようにも見えてきました。
…そうだ。大掃除ビンゴゲームにしよう!
5×5マスになるように、大掃除したい場所を1マスごとに書いていきます。作業の大変さを同じくらいのレベルにしようとは考えず、無作為に、とにかく思いつくままにすべてのマスを埋めていってみます。この前お手入れしたばかりのラグは、この時点でちゃっかりど真ん中のマスに書いて。
1マスごとの作業の大変さがまちまちなので、比較的ラクなところから手をつけるか、はたまたビンゴを狙うことを優先するか…。ビンゴが揃うたびに、自分に小さなご褒美をあげるのもいいかもしれない。どんなご褒美にしようかな。
そんな風に考えていたら、楽しんで取り組めそうな気がしてきました。
完璧でなくても、自分が気持ちよく取り組めればいい
大掃除のもともとの意味を考えれば年内には終わらせたい。でも、すべてのマスがクリアできなかったとしても、ゲームなのだからと思えば、自分を責めすぎずにすみそうです。残ったマスは、来年以降の普段の暮らしの中で、このビンゴゲームの続きをすればいい。そうしたら、来年は年末のタイミングになって慌てて大掃除をしなくてもいい暮らしが習慣になっているかもしれません。
このアイデアを思いついてはみたものの、タスクを洗い出す→終わったらチェックするという流れだけを見れば、やっていることは過去の方法と同じです。でも、取り組むときの捉え方が全然違っていました。
「こうしなきゃ…」と完璧を求めて自分を追い込むより、「こうしよう!」と楽しみながら、今年の大掃除を進めてみたいと思います。
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