心ほぐれる、癒しの部屋。落ち着く特徴や実例をご紹介|癒しのインテリアも◎
眉間のシワがほどけ、自然と肩の力がぬけていく。無意識に身体に力が入っていたことに気付くー。
自分の部屋を、そんな落ち着く居心地の良い“癒しの部屋”にできたら、どんなに素敵なことでしょう。
本記事では、癒しの部屋づくりを叶えるポイントを、実際に癒しのお部屋を取り上げながら、お伝えしていきます。
きっと癒しのカタチは、ひとりひとりちがうはず。まずは自分が“落ち着く”“癒される”と感じるものに気付くことから。そして、いまの暮らしにも馴染むものから少しずつ取り入れ、居心地の良い、リラックスできるような癒しのお部屋づくりが叶いますように。
◇心が安らぐ、癒しの部屋での暮らしを膨らます
・癒しの部屋の特徴①視覚的に癒される
・癒しの部屋の特徴②嗅覚、触覚から癒される
◇目で見て、癒される|視覚からの癒し
◇香りや肌に触れて、癒される|触覚・嗅覚からの癒し
◇癒しの空間に包まれる|コーディネート実例
・爽やかな風や光を肌に感じる、癒しのコーディネート
・ナチュラルな木目が、部屋中に広がるコーディネート
◇落ち着く部屋を叶える、おすすめ家具・インテリア
◇落ち着く部屋で、心満たされる日々を。
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◇心が安らぐ、癒しの部屋での暮らしを膨らます
心安らぐ「癒しの部屋」ときくと、どのような部屋を思い浮かべるでしょうか。
あたたかい太陽の光が差し込む部屋。みずみずしい観葉植物と過ごす部屋。など想像は容易なものの、どんな色合い・素材感を癒しを感じるかは人それぞれかつ、実現するのが難しいもの。
なのでまずは、実際に“癒しのお部屋“をみながら、癒しの部屋の要素や特徴に触れ、癒しの部屋での暮らしを膨らませていきましょう。なにに癒しや落ち着きを感じるのか、新たな気づきが得られるきっかけとなりますように。
・癒しの部屋の特徴①視覚的に癒される
まず癒しの部屋に欠かせないのが、リラックスできる・落ち着く・居心地が良いと感じる、やさしく淡い色合い。つまり視覚的に癒しを接種すること。
実際上記画像のお部屋での暮らしを想像すると、ぬくもりのグレージュにやわらかいグリーンを重ねた色合いに安らぎをおぼえ、心が癒えていくのを感じます。
心地いいと感じる癒しのトーンや、光をうまくとりいれることで、癒しの部屋に近づきそうです。
・癒しの部屋の特徴②嗅覚、触覚から癒される
また視覚的要素のほかにも、ふとした瞬間に鼻をかすめる癒しの香り。布団にもぐりこんだ時、肌にふれるファブリックの心地良さ。そういった“嗅覚”“触覚”を通して、少しずつ緊張状態にあった心が芯から癒され、ほぐれていくことも。
視覚、嗅覚・触覚からの癒しの要素についてはこのあとより詳細にみえていきたいとおもいます。
◇目で見て、癒される|視覚からの癒し
・落ち着く“ニュアンスカラー”に癒される
あわくやわらかい色合いをみて、なんだか心地よさを感じたことはありませんか。
元気がでる色でも、思考がクリアになる色でもない。胸のうちにすっと入り込み、心をじんわりあたためてくれるような色合い。
また“ニュアンスカラー”と名のつくほどに、嫌なくすみも、トーンにも違和感を感じない絶妙な色合いは、近年、落ち着く癒しの色として住宅内装にも多く取り入れられるほど。
中でも、そのトーンの淡さだけでなく“アースカラー”とよばれるような、自然を感じる色であると、より深いくつろぎを得られるようにも思います。
①落ち着く癒しの色:グリーン、みどり、緑
みずみずしく、緑豊かな万緑を思わせる、グリーンや緑(みどり)色は、癒しの色としても有名なカラー。
またグリーンの中でも淡くやわらかいみどりは、ふんわりと穏やかな癒しのトーンとして、深いくつろぎを感じるお部屋づくりに、ぜひ取り入れていただきたい癒しのカラーです。
木目の映えるインテリアや家具と合わせ、ナチュラルな風合いをかさねるように、淡いグリーンを取り入れると、くつろぎや安心をおぼえる、癒しのお部屋に近づきますよ。
②落ち着く癒しの色:ブルー、あお、青
澄み渡る青空や延々と広がる海の広大さを感じる、心地良いブルー・青(あお)。
とくに淡いトーンのブルーは、晴れやかで凪のない海を思わせ、爽やかな風や光をお部屋に呼び込みます。
緑は心を癒すカラーである一方、青は心を落ち着ける静寂の色ともよばれ、居心地の良さや落ち着きを得られるようなお部屋づくりに取り入れるのに、ぴったりな色合いといえます。
・“間接照明”で癒しの光をともす
あたたかみのある灯りが、部屋にやわらかく伸びていく様子をみると、次第に気持ちが落ち着き、瞼がとろんとリラックスムードに。
ソファ脇のサイドテーブルやヘッドボード棚など、間接照明で灯りをともすと、より上質な癒しの部屋に近づきます。間接照明の灯りは心を落ち着かせ、癒しやリラックス効果も期待できるとも。就寝前に、癒しの部屋で静かな時間を堪能するのもいいかもしれませんね。
・癒し効果をもつ緑の“観葉植物”
フレッシュな観葉植物は、癒しの部屋で積極的に置きたいインテリア小物の一つ。“アースカラー”である色鮮やかなグリーンに心がほぐれます。また観葉植物は鑑賞するだけでなく、お世話をする過程で癒されることも。
窓際にお気に入りのベンチで、観葉植物の特等席を設けたりと、暮らしに彩りやメリハリ、癒しを与えてくれますよ。
◇香りや肌に触れて、癒される|触覚・嗅覚からの癒し
肌に触れて心地良いと感じるファブリックに包まれ、深く息を吸って香りを吸い込む。部屋をより癒しの空間にするため、ここからは“触覚”や“嗅覚”を通して得られる癒しについて、お伝えしていければと思っています。
・いつまでも触れていたい、癒しの“ファブリック”
ふんわりとした布団に包み込まれて目覚める朝。リラックスタイムには、肌触りの良いソファにごろん。
部屋での癒しの時間や、リラックスタイムなど、日常でファブリックに触れる瞬間は意外と多いもの。いつまでも触れていたい、そう思える肌触りのソファやチェア座面、布団やブランケットなら、より深い癒しを得られそう。
見た目の印象もやわらかいファブリックで、暮らしが癒しに満ちていきます。
・見て・触れるたび、心ほぐれる“素材感”
部屋のメインとなる大型家具・インテリアは、部屋の印象を大きく左右します。なのでインテリアが、ぬくもり感じる素材感のものであれば、心安らぐお部屋にぐっと近づきますよ。
ナチュラルな風合いの木目から、自然の穏やかさを感じられ、素朴な質感や肌触りの天然素材は、不思議と心を落ち着かせてくれますよ。
・好きな癒しの“香り”で包み込む
ふとした瞬間にふわりと心地良い香りがすると、それだけで心がほっとしますよね。
今日はどんな香りにしようかな?と香りのものを手に取り、部屋中に癒しの香りを広げる。そんな時間も、心地良い癒しのひととき。
またディフューザーやお香等は部屋に彩りを与える、インテリアとしての頼もしさも。ベッドサイドや飾り棚など、身近な場所から取り入れるのもいいかもしれませんね。
◇癒しの空間に包まれる|コーディネート実例
・爽やかな風や光を肌に感じる、癒しのコーディネート
ナチュラルな風合いのベッドに、癒しのグリーンを合わせ、爽やかな風や光を肌に感じる癒しのお部屋。ラグはオリエンタルなデザインをチョイスし、大人な上品さやおしゃれさを加えています。
ファブリックには、シボのあるさらりとした、ナチュラルな素材感のものを。いきいきとした色鮮やかな観葉植物や天然素材のラタンミラーを取り入れ、大人な上品さもありつつ、ほっと落ち着く癒しの部屋に仕上げています。
・ナチュラルな木目が、部屋中に広がるコーディネート
透き通った風や光を部屋に招いた、癒しのお部屋。ベッドや収納棚が纏う、動きのある自然のナチュラルな木目が部屋中に広がり、部屋にいながらも涼しげな自然の中にいるような感覚に。
ジュートのような素朴な素材感のラグや、ありのままの木を感じるベンチなど、ナチュラルな素材感や風合いを幾層にも織り重ねたお部屋は、深い癒しを得られそうです。
◇落ち着く部屋を叶える、おすすめ家具・インテリア
贅沢プレミアムマイクロファイバーのとろけるラグです。ぎゅっしり高密度で、しっとりあたたかい。くつろぎ時間に、癒しを与えます。リビングやダイニングに、光沢のあるシルキーな風合いが上質さをプラスします。
◇落ち着く部屋で、心満たされる日々を。
ここまでお伝えしたものの中に、暮らしに馴染みそうな癒しのものとの出合いはありましたか。
癒しのツボは人それぞれだからこそ、癒され・落ち着く部屋やインテリアに出会えたら、それはとても幸せなことのように感じています。
なんだかこの部屋落ち着くかも。と感じたら、その気持ちに素直に反応し、試しに思い切って実生活に取り入れてみる、というのもいいかもしれませんね。
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