いざという時に困らない電池の保管方法|安心な収納を目指そう

乾電池やボタン電池。様々なサイズの電池は生活の必需品。リモコンなどの日用品や子供のおもちゃなど、使う機会は多くあります。
災害時の懐中電灯用にも、電池のストックはしておきたいですよね。
一方で、ストックの方法や、ストックした電池そのものにも見直しが必要なことも。
実は、乾電池の保管には大事な注意点があるのです。

この記事では、ごろごろとごちゃつく電池をすっきり保管したい!そう思ったときに知っておきたい注意点と、保管の方法をお伝えしていきます。
乾電池を使いやすく、安全に保管していきましょう!

電池の保管には注意が必要!安心して収納できる方法

液漏れや膨張、最悪の場合発火など、電池の保管方法には気を付けたいポイントがあるのです。
注意点をみながら、ケースやジップロックを使った保管方法をお伝えします。

期限をわかりやすく保管しよう

ラベルを貼るとわかりやすい

電池 保管 使用推奨期限

実は電池には使用推奨期限があります。期限は種類によって異なりますが、期限が過ぎた電池は劣化が進み、液漏れをしたり自然放電により使えなくなってしまったり。使用する機会が少ない場合は、あまりストックしすぎないのがポイントです。
災害時用の電池も、期限が切れる前に新しいものと交換できるのが安心です。
期限は電池に記載されていますが、ラベルを貼って保管すると確認がしやすいですよ。

違う極同士の接触を避ける保管をしよう

向きを揃えると見た目もすっきり

電池 保管 向きを揃える

電池を裸のまま乱雑に保管してしまうと、+極と-極が合わさりショートしてしまう可能性があります。
ビニールのパッケージがついたままならよいですが、安全に保管するためにも、極の向きを揃える、仕切りを付けるなど工夫をし収納するのが安心です。今回は空き箱、小物ケースを使用しました。
ケースの中で動いたり、向きが変わらないよう対策をしましょう。

使わないときは電池を抜いて保管しよう

使用済み・未使用で分けるのがポイント

電池 保管

たまにしか遊ばないおもちゃや、オフシーズンのリモコンなどの使わない期間が長い電池は、入れっぱなしにしていると中で過放電してしまい、液漏れやさびの原因に。
長期間使わない場合は電池を抜いて、保管しましょう。
収納時は使用済み電池と、未使用の電池が混ざらないよう分けてください。
また、裸の電池はジップロックなどを使い小分けし、抜いた日を記しておくと使う順番がわかりやすくなります。

涼しく湿気の少ないところに保管しよう

冷蔵庫で保管はNG

電池の保管場所にはサビや劣化を避けるため、高温多湿の場所を避け、直射日光の当たらない場所を選んでください。温度は10度から25度が適切です。
冷蔵庫で保管するという方法を聞くこともあると思いますが、結露が出来てしまうため、冷蔵庫での保管はおやめください。

保管方法まとめ

いかがでしょうか?
ここまでの保管方法をまとめていきます。

注意ポイント

・期限を把握する
・極部分を合わせないようにする
・使用しない電池は保管
・高温多湿な場所は避ける

収納に使ったものは、家にあるものや100均で購入できる小物ケースです。
電池用の保管ケースも販売されているので、保管しやすい方法を探してみてくださいね。

電池の使用時の注意点

液漏れや、異変に繋がってしまう場合があるので、下記のことに注意して電池は使用しましょう。

・使いかけの電池と未使用の電池を合わせて使用しない
・メーカー違いの電池を使用しない
・液漏れ、さびた電池は使用しない

電池は捨てる時も注意が必要 安心して処分する方法を知ろう

電池の危険性を知ると、捨てる方法も気になります。
電池を捨てる時は、しっかり使い切ってから捨てましょう。
また、電池は溜まってから捨てるという方が多いと思うのですが、溜めていくなかでもショートさせないために、電池は絶縁させる必要があります。
電池の極部分にセロテープやサランラップを巻き付け、絶縁状態にしてから、お住まいの地域の規定の方法で処分してください。
ボタン電池の場合は、ぐるっとテープで囲い、安全な状態にしましょう。

生活に欠かせない電池は、いつでも使いやすく安全な保管を!

電池の出番は少しずつ減ってきていますが、まだまだ私たちの暮らしに必要な電池。
特に有事の際にはすぐに使えるようにも保管しておきたいですね。
安心できて、使いやすい保管方法で電池を扱っていきましょう。

保管の見直しのきっかけになれたら嬉しいです。

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