ガラスの花留めで気が付いた。必要だったのは花のある暮らし

日々の生活を記録する手帳の画像には「大寒」という字が。

「大寒」

毎年カレンダーにその文字を見つけては、もう一段階深まる寒さに身構えようとする自分とどこかそわそわしている自分がいます。寒いのは苦手ですが、青く遠くまで見渡せる澄んだ空に覆われた東京の1月の冬は結構好きなのです。

年末に引っ越しをして早3週間ほど。まだまだ段ボールが残っているけれど、少しずつ新しい家での暮らしにも慣れてきたような。そんな心の余裕から、新居で使おうと大切に保管していたいただきものの「ガラスの花留め」に花を飾ることにしました。家に花を絶やさなかった母の姿を見て育ち、私もそんな暮らしを送りたいと思っていたのです。

とはいえ、花には詳しくないし花留めを使うのは初めてのこと。たくさん活けたい気持ちもあるけれど冒険はせず、新居に飾る花第1号は一輪だけと決めて、青空の下初めて近所の花屋さんへ足を運びました。

花のある暮らしに憧れて。寒い季節に出会った春の花

北海道の作家さんが作ったガラスの花留めの画像。

花屋には一期一会の出会いが待っているような気がして、わくわくします。店内にはたくさんの草花がありますが、その中から花留めに飾るたった一輪を選び取るなんて、よくよく考えると贅沢な時間です。
店内を何周もしてようやく決めた一輪は、ピンク色のスイートピー。
ひらひらとした花びらと名前が書かれたプレートに添えられていた「春の花です。」という一言にぐっと心を掴まれたのです。

暦ではこれからもっと寒くなると言われる時期に春の花が手に入ることがなんだか気になって、歩く足を止めて「大寒」を調べてみました。二十四節の「大寒」とは、寒が極まる時期であると同時に、三寒四温という言葉で表されるように春が近づいている時期でもあるのだとか。
そんな説明を読んで「まさに今の時期にぴったり」と納得です。
それと同時に、このスイートピーが少し先で待っている春の後ろ姿のように思えて愛おしく、ほくほくとした気持ちになりました。

空間を和らげるスイートピーと、美しく飾るガラスの花留め

ガラスの花留めに花を活けている画像

帰宅してさっそくスイートピーを花留めに挿していきます。一輪の生きている花に向き合うって案外難しいもので、全体のバランスを見ながらの真剣勝負です。

「いつもならヒマワリのようなパッと開いた花を選ぶのに、スイートピーを選んだのはなぜだろう?」

「まだ慣れない新しい家、無機質で生き物のない部屋に、無意識にふんわりとした優しさを求めているのかな?」

そんなことを考えながら茎を切ったり方向を整えたりして、数分かけてようやくしっくりくる感じに生け終わりました。

きらきらと水が反射するガラスの花留めに透明感のあるスイートピーが一輪。眺めているとなんだか繊細で優しい気持ちになるし、花をお迎えできたことが嬉しくて胸が高鳴ります。

満足げな気持ちでその花留めをダイニングテーブルに。すると、なぜだか一気に部屋の空気が和らぐ感じがしました。まるで部屋に自分らしさが生まれたような安心感です。

花に「あなたの居場所はここなんだよ」と諭されたような気持ちになって、まだ慣れない新しい部屋にも少し愛着が持てた気がします。

たった一輪の花が持つ、生き物の力をひしひしと感じた瞬間でした。

インテリアってなんだろう?求めていたのはあたたかい生活感

空間和らぐ花のある暮らし

引っ越し前は、「どんなインテリアを置こうか」「どんな配置にしようか」、そんなことばかりを考えてきていて、引っ越してからもそれを少しずつ実現させていて現状満足ではあったのです。

けれどどこか「よそよそしさ」を感じていたのかもしれません。
スイートピーを活けた花留めが同じ空間にあるだけで、血の通った生活感や安心感みたいなものを感じられるようになりました。

そして私にとっては「花のある暮らし」が必要なのだと、気が付くことができました。インテリア選びって、物を選ぶだけではなくそこから「どんな暮らしがしたいか」「どんな空間で生活していきたいか」を考えることが大切なのかも。そして居心地のいい暮らしは自分で積み上げていけるものなのだと思います。

きっと少しずつ私らしさが滲んできた新しい部屋。これから少しずつ花を増やしていきたいなぁと思っています。
次に花屋に行くときは、どんな花が並んでいるだろう。
花を追いかけるように季節を重ねながら、私らしい暮らしを見つけていきたいです。

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