ジャム瓶の煮沸消毒する?しない?期間で変わる消毒や保存方法
<目次>
ジャムの保存瓶を煮沸消毒するポイント
煮沸消毒のメリット
煮沸消毒の時間・温度は?
ジャム瓶を煮沸消毒する理由
密閉できるツイストキャップの保存瓶を使う
ジャム瓶の長期保存は脱気が必要
ジャム瓶の煮沸消毒方法
用意するもの
1.ジャム瓶とフタを洗う
2.鍋にお湯or水を入れて沸騰させる
3.沸騰したお湯にジャム瓶とフタを10分煮沸
4.トングで煮沸消毒した瓶を取り出す
ジャム瓶の脱気方法
1.温かいジャムを煮沸消毒したジャム瓶に入れる
2.ジャムのフタを軽く閉めて沸騰したお湯に瓶を入れる
3.ジャム瓶を入れて20分以上煮沸
4.煮沸が終わったら一瞬フタをあけて空気を逃がす
5.冷めるまで待ちフタのへこみを確認
ジャム瓶は煮沸消毒で清潔にして安全に。
毎年この時期になると店頭にならぶ果物や実家から送られてくるフルーツ。それと同時に季節の変わり目って何だか新しいことをしたくもなる。
そんな時にふとジャムを作ろうと思い立ったため、ジャムの保存に使う瓶の煮沸消毒の方法をまとめてみました。
ジャム瓶を煮沸消毒する方法や保存期間によって変わる消毒・保存方法、また事前に知っておきたいポイントなども紹介するので、ぜひご覧ください。
ジャムの保存瓶を煮沸消毒するポイント
こちらではまずジャム瓶の煮沸消毒をする前に知っておきたいポイントや注意点を紹介します。
煮沸消毒のメリット
煮沸消毒はどんな家庭でも簡単にできる消毒方法でありながらも、厚生労働省や東京都食品衛生協会や飲食店でも推奨されている最も有効な消毒方法の1つです。
そのためジャム瓶だけではなく、布巾やトングなどといった調理器具も煮沸消毒することでしっかりと除菌することができます。
煮沸消毒の時間・温度は?
煮沸消毒は沸騰したお湯に1分ほど煮沸することでノロウイルスやO-157といった代表的な食中毒は殺菌することができます。また新型コロナウイルスなども10分ほど煮沸消毒することで殺菌することができますので、短時間で素早く消毒が出来るのです。
ジャム瓶を煮沸消毒する理由
ジャムや酢漬けや塩漬けなど様々なものを瓶を煮沸消毒することによって長期保存することが可能になります。なぜならば煮沸消毒をすることで中身が腐ったり、カビが生えてしまうのを防げるためです。
冷蔵庫などの技術が発達していなかった時代にはこういった保存瓶による長期保存が食糧事情を助けていたそうです。
密閉できるツイストキャップの保存瓶を使う
ジャム瓶や食品を瓶詰めして保存する場合には密閉できるガラス瓶を使いましょう。特にフタがブリキで出来ているツイストキャップ式の保存瓶がおすすめです。フタを密閉できないものだと空気が入り込みカビが生えてしまうため要注意です。
ジャム瓶の長期保存は脱気が必要
ジャム瓶や保存瓶を作るうえで、欠かせないのが脱気という作業です。瓶内にある空気を逃がす作業で、それにより雑菌が繫殖しづらい環境になるため何ヶ月もの長期保存をしたい場合には必ず脱気をしましょう。
逆に2週間以内で食べきるものならば、脱気や煮沸消毒をせずに密閉して冷蔵庫に保存する方法でも大丈夫です。
ジャム瓶の煮沸消毒方法
それではまずジャム瓶の煮沸消毒方法について紹介します。
用意するもの
用意するものはジャム瓶、大きめ鍋、トング、キッチンペーパーor布巾です。
1,ジャム瓶とフタを洗う
まずはジャム瓶とフタを洗剤を使ってしっかりと洗いましょう。何かに使った場合は事前に汚れを落とします。
2.鍋にお湯or水を入れて沸騰させる
そして鍋にお湯、または水を入れて沸騰させます。このさいにガラス瓶が浸かるようにたっぷりとお湯や水を入れましょう。そして沸騰したら弱火にします。
3.沸騰したお湯にジャム瓶とフタを10分煮沸
沸騰したお湯にジャム瓶とフタを入れて煮沸していきます。このさいに瓶が割れるのが心配な方は鍋の底に布巾などを入れてクッションにしてあげましょう。
4.トングで煮沸消毒した瓶を取り出す
10分ほど煮沸したら煮沸消毒したジャム瓶とフタをトングで取り出して、キッチンペーパーや布巾の上にホコリが入らないように口を下にしておきます。
このさいにトングと布巾もしっかりと煮沸消毒されているとバッチリです。
これでジャム瓶の煮沸消毒は完了です。
ジャム瓶の脱気方法
ジャム瓶の煮沸消毒が完了したところで次は実際にジャムを入れて脱気する方法を紹介します。
1.温かいジャムを煮沸消毒したジャム瓶に入れる
まずは温めたジャムを煮沸消毒したジャム瓶に入れていきます。このさいのポイントとしては90~95%程度の容量でジャムを入れていくことで脱気のさいに上手くいきやすいです。
2,ジャムのフタを軽く閉めて沸騰したお湯に瓶を入れる
次にジャム瓶のフタを軽く閉めて、あらかじめ沸騰させておいた鍋にジャム瓶を入れます。水の高さは瓶の高さの9割程度です。
3.ジャム瓶を入れて20分以上煮沸
ジャム瓶を入れて20分以上煮沸することによって、瓶内の空気が温められて空気が上に集まります。このさいに前の工程で強く閉めすぎているとフタが飛んでしまったり、空気が逃げられずに危険なため、空気が逃げられる程度の閉め具合を意識しましょう。
4.煮沸が終わったら一瞬フタをあけて空気を逃がす
煮沸が終わったら空気を一瞬あけて内圧を逃がします。シュッという音が聞こえるのでそれが合図です。また瓶が熱くなっている可能性があるため布巾や軍手を用意しておいてください。
5.冷めるまで待ちフタのへこみを確認
最後は冷めるまで待って、フタのへこみを確認して完了です。脱気が成功していれば温度が下がることによって、瓶内の気圧が下がりフタがへこんでいるはずです。
ジャム瓶は煮沸消毒で清潔にして安全に。
保存瓶にジャムなどを長期保存するために適切な保存瓶の種類や消毒時間・手順、脱気が必要だということが今回分かりました。
実際にやってみて試すことで分かることもあると思いますので、ぜひやってみてください。
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