ナイロン生地の目立つ油染みをスッキリキレイに落とす方法

【目次】
ナイロン素材とは?
ナイロンの油染みを落とすさいの注意点
 油染みが出来たら放置せず素早く対処
 洗濯表示の確認、ダメならクリーニングに
 乾燥機や直射日光は熱・紫外線に弱いのでNG
ナイロンジャケットやバッグの油染みの落とし方
 用意するもの
 1.油染みにティッシュを当てて吸い取る
 2.油染みにスポンジでお湯と洗剤を当てる
3.お湯に酸素系漂白剤と重曹を溶かし浸け置き
 4.洗濯して自然乾燥で油染みを確認
それでも落ちない時のおすすめ商品・方法
 業務用油染み専用染み抜き剤ドライソルビー・サンドライ
 クリーニング店に依頼する
ナイロンの目立つ油染みはスッキリキレイに落とせる

ナイロンの油の染み抜き

ナイロンのウェアやジャケットやバッグ、生活のあらゆるところで使われているナイロン製品ですが、油染みがついて変色するとかなり目立つので、どうにかして落とそうとしますが、水で濡らしたぐらいじゃ中々落ちないですよね?

今回はそんなナイロン製品の油染みの落とし方を紹介します。また油染みを落とすさいの注意点や汗・水シミ、どうしても落ちない時の方法も合わせて紹介するのでぜひご覧ください。

ナイロン素材とは?

ナイロンの油の染み抜き

そもそもナイロンとはどんな素材なのでしょうか?それは石油を原料とする樹脂素材で作られている化学繊維(合成繊維)の1つです。

特徴としては摩擦に強く、その強度は綿の10倍と言われており、繊維自体に伸縮性があるためシワになりにくく、カビや虫害が受けにくく、濡れてもすぐに乾くというものがあります。

そのためインナーウェアやスポーツウェアに多く使われているのです。

ナイロンの油染みを落とすさいの注意点

ナイロンの油の染み抜き

ではそんなナイロンウェアやジャケット、バッグの油染みを落とすうえでの注意点は何なのでしょうか?

油染みが出来たら放置せず素早く対処

ナイロンに油染みができた場合には放置せずに素早く対処しましょう。時間が1週間以上たってしまうと油が生地や繊維の奥に入り込んで定着してしまい洗濯や洗剤やお湯を使ってもシミや汚れが落ちにくくなり、専用の染み抜き剤やクリーニングに出さないと油染み抜きができなくなります。

洗濯表示の確認、ダメならクリーニングに

しっかり洗濯表示を確認しましょう。水洗いが出来るのか?漂白剤は使えるのか?といったことを確認したうえで油染み抜きをする必要があるため要注意です。

乾燥機や直射日光は熱・紫外線に弱いのでNG

ナイロン素材は摩擦や伸縮性に優れている丈夫な特徴がある反面、熱には弱く乾燥機やアイロンといったものに弱いです。また直射日光も紫外線によって黄ばんだり強度が低下してしまうため、天日干しは避けましょう。

ナイロンジャケットやバッグの油染みの落とし方

それでは注意点を踏まえた上で、ナイロン生地のジャケットやバッグの油染みの落とし方を紹介します。

用意するもの

ナイロンの油の染み抜き

用意するものは、食器用の中性洗剤、スポンジ、40~50度のお湯、乾いた布、ティッシュ、重曹、酸素系漂白剤、発泡スチロールor洗面器です。

1.油染みにティッシュを当てて吸い取る

ナイロンの油の染み抜き

まずは油染みにティッシュを当てて油をできる限り吸い取りましょう。表と裏の両方からできる場合は挟んで油を吸い取ります。

2.油染みにスポンジでお湯と洗剤を当てる

ナイロンの油の染み抜き

油染みの部分にスポンジに40=50度のお湯と食器用の中性洗剤を含ませて、泡立つぐらいにポンポンとたたくようにして、水で洗い流さずそのままにします。

3,お湯に酸素系漂白剤と重曹を溶かし浸け置き

次に40~50度のお湯に酸素系漂白剤と重曹を溶かします。1リットル大さじ1杯とたっぷり入れます。容器の理想は熱が逃げにくい発泡スチロールですが、洗面器でも大丈夫です。
そしてナイロンの油染みに食器用の中性洗剤が泡立ったままで大丈夫ですので、油染みの部分をお湯に1時間ほど浸け置きします。

浸け置き出来ない場合は食器用の中性洗剤で泡立った部分を歯ブラシを使ってこすり洗いやたたくように洗ったりして、お湯洗いを何度か繰り返しましょう。

4.洗濯して自然乾燥で油染みを確認

ナイロンの油の染み抜き

浸け置きが終わったらそのまま洗濯機にかけて、陰干しで自然乾燥させましょう。浸け置きできないものも洗い終わったら自然乾燥です。
乾燥したら確認して終了です。

それでも落ちない時のおすすめ商品・方法

上記の方法でも落ちなかった場合はおすすめの商品やクリーニング店に依頼するのをおすすめします。

業務用油染み専用染み抜き剤ドライソルビー・サンドライ

ドライソルビーやサンドライは業務用の油染み専用の染み抜き剤です。これを使うことで洗濯や洗剤やお湯で洗っても落ちないナイロンの油染みを落とすことが出来ます。その分強力な薬剤のため、マスクやゴム手袋、屋外で使うなど、容量用法を守ってお使いください。

クリーニング店に依頼する

油染みを落とすのにクリーニング店に依頼するのも1つの方法です。全国規模のクリーニング店の中でもクリコムやリネットなどは特殊な染み抜きを取り扱っている、かつ染み抜きの品質も高く、価格も他と比較すると安く抑えることができるためおすすめです。

ナイロンの目立つ油染みはスッキリキレイに落とせる

ナイロンジャケットやウェアやバッグなど、ポチっと変色しててかなり目立ってしまう油染みですが、油染みの性質を理解して正しい染み抜き方法をすることや商品・サービスを使うことで落とすことが出来ますので、ぜひあなたも実践して効果を実感してください。

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