棚から溢れて困る…雑誌の保管方法や収納の仕方まとめ

編集スタッフ　しおり

毎月楽しみにしている月刊の雑誌。推しを応援するオタ活に熱が入ると、気付いたら何冊も溜まっていることも。

また雑誌の雰囲気や特集がドタイプだと、「いつか読みかえすかも…」なんて思って中々捨てられないですよね。

本記事では、雑誌を綺麗な状態で保管するため、雑誌の劣化を進める原因から、保管や収納方法、スマートに雑誌を整理できる“解体”や“切り抜き”のやり方にもふれております！
ぜひ、ご参考になりましたら幸いです。早速みていきましょう！

何度も読み返してしまうくらいお気に入りの雑誌、推しが表紙や特集を飾る特別な雑誌は、いつまでも綺麗な状態で残しておきたいもの。

とはいえ、紙媒体である雑誌は長い年月日を経ると黄ばみやシミ、綴じられたページがバラバラになってしまうなどの劣化を避けては通れません。ですが、雑誌の劣化の原因と効果的な対策方法を知ることで、綺麗な状態をできるだけ保ちつつ、雑誌を長く大切にすることができるようになりますよ。

雑誌が劣化してしまう原因は、色んな所に潜んでいます。

自然光や蛍光灯の光には、目に見えない紫外線が含まれます。この紫外線が、紙そのものを劣化させ、印刷を退色させてしまいます。また、太陽光や白熱灯に含まれる赤外線が熱を生み出し、紙が乾燥することで劣化が進んでしまいます。

紙は温度や湿度の変化に敏感で、温度20度前後・湿度60％前後が、保存に最も適した理想の温湿度とされています。温度が高くなると紙の寿命が短くなり、湿度が高くなるとカビが発生、紙の酸化が進行してしまうリスクが高まります。

カビの原因の一つに、堆積したほこりや手あかなどに含まれる栄養分があります。ほこりに含まれる有機物を栄養分にしてカビは繁殖するため、書籍にホコリがたまらないようにするとよさそうです。

手元に大量にある雑誌、収納ボックスに入れ込んでしまう前に、どれくらいの量があるのか、どれくらいの頻度で読み返しているのかを確認しておきましょう！

筆者自身も大好きな雑誌は毎月買いますし、表紙もドストライクだったりして、読み返したくなる時が来るから…と中々手離すことができずにいます。雑誌は毎月発行され、どんどん増えてしまいますので、読む頻度が低いものは思い切って断捨離する、もしくはオタ活で増えてしまっている場合は、推しのページのみを切り抜き、スクラップブックやファイリングするなどして、すっきりとした収納を心がけたいですね。

ここからは、雑誌の保管や収納方法をご紹介していきます！

数冊を保管する際は、100均でおなじみダイソーやセリアで手に入るファイルケースにいれることで、雑誌を縦置き収納・保管したい時も折り曲がることなく保管できそうです。

頻繁に雑誌を取り出す場合は、王道のファイルボックス収納が便利ですね。透明でクリアなファイルボックスであれば中身が確認しやすいです！取っ手のついているボックスは取り出しも容易になります。

おしゃれで大容量のワイヤーバスケットは、無印良品でも手軽に調達できます。無印良品の「ステンレスワイヤーバスケット」は、サイズ展開も豊富なため、収納したい雑誌の量やお部屋の収納スペースに合わせて、適した雑誌の収納ができそうです。

好きなアイドルや俳優、いわゆる“推し”の情報が掲載されている雑誌は、該当ページのみを切り抜き／解体して「スクラップ」にすることで、収納したり保管するやり方がおすすめです。不要な部分を断捨離できるので、溜まった雑誌をすっきり整理できますよ。

雑誌の解体は、雑誌の綴じ方によって変わります。今回は雑誌が「中綴じ」の場合と、「無線綴じ」の場合の2つの場合の切り抜き方をご紹介してまいります！

「中綴じ」タイプの雑誌は、雑誌の真ん中を針金で留めているものを指します。切り抜きのやり方は、ホチキスの芯をとる、専用のホチキスリムーバーを使って、ホチキスを外すだけです。ホチキスを外すとページがバラバラになるので、保管しておきたい、スクラップしたいページのみを外しましょう！

糸や針金を使わない「無線綴じ」タイプの雑誌は、背表紙を糊でくっつけられています。そのため、ドライヤーで背表紙を加熱し熱を加えることで簡単に解体できるそうです。

（※お試しの際はヤケドなどに十分お気をつけください）

解体した雑誌や切り抜きした雑誌のページは、スクラップブックやファイリングをすることで素敵な保管が叶います。

雑誌の切り抜きした雑誌のページは「スクラップブック」で保管することで、おしゃれな雑誌の保管が叶えられます！スクラップブックいっぱいに、自由なレイアウトで貼り付けたりおしゃれにデコれるため、好きな部分のページをいつでもぱらぱらと眺めることができてとても素敵ですよ♡

解体したページは、大きさにあったクリアファイルに入れてファイリングする保管方法が適しています。雑誌ごとにファイリングしたり、時系列や推しの連載の特集ごとにファイリングして保管することも〇

ファイルごとにラベリングしておけば、ファイリングしたい時も、ぱらぱらと見返したい時もパッと手に取れて便利ですね。

いかがでしたでしょうか。「いつか読みかえすかも…」と収納棚にぽいぽいため込んでしまうことは、お部屋の治安を保つためにもなるべく控えたい所。

またこういった思考が癖づくと、雑誌以外のことに関しても、まっすぐと向き合わず、頭のどこか奥底にしまいこんでしまうことにも。

ぜひ、この機会に雑誌はもちろんお部屋の収納を見直してみるのもいいかもしれませんね

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