クローゼット・収納のない部屋でもおしゃれな洋服収納アイデア集
お部屋をすっきりさせるのに重要な収納スペース。でも、中には収納がない部屋もあり、一人暮らしに多いワンルームや1Kの賃貸や、マンションのサービスルームにはクローゼットがないなんてことも…。
収納スペースがないと、洋服やカバンなどが片付かず、部屋がごちゃごちゃとした印象になってしまい、なんだか部屋も狭く見えてしまいます。
そこで今回は、クローゼットがない部屋の洋服収納アイデアをご紹介します。
「見せる収納」と「隠す収納」を上手に使いこなせば、クローゼットがない部屋でもショップのようなおしゃれな空間になりますよ。
<もくじ>
◆クローゼットがない部屋のメリットって?
◆収納の前に…洋服の整理をしよう
◆クローゼットがない部屋でもすっきり!洋服の収納アイデア
◇クローゼットがない部屋の、洋服の見せる収納アイデア8選
①ハンガーラックを置く
②突っ張りハンガーラックで洋服を大量収納
③ポールハンガーで狭い場所にも収納スペースを
④ウォールハンガーでおしゃれに見せる収納
⑤長押で省スペース収納を叶える
⑥ツーバイフォーでオープンクローゼットをDIY
⑦チェストを使ってショップ風に見せる収納する
⑧ドアアンガーや鴨居フックで一時置き場をつくる
◇クローゼットがない部屋の、洋服を隠す収納アイデア3選
①ベッドの下を有効活用する
②ドアの上のデッドスペースを活用
③収納が付いた1台2役になる家具を使う
◆収納場所をつくってすっきり気持ちのいい生活を
クローゼットがない部屋のメリットって?
クローゼットがない部屋での生活は不便そうに感じますが、実は収納がないからこそのメリットもあります。
【メリット1】無駄な服が増えない
クローゼットがないと、新しい服を買う時に慎重に考えることができます。
「安いから買っちゃおう!」と言った衝動買いも、収納のことを思うとグッと抑えられそう。
【メリット2】自分にとっての好きなもの、大切なものが見えてくる
限られた収納場所だと、おのずとそんなに多くの服は持てなくなります。
そのかわりに、手元に残った服はきっと好きや大切な思い出がたくさん詰まったものになるはずです。
【メリット3】部屋の模様替えがしやすい
造りつけのクローゼットがないということは、家具の配置がしやすいというメリットがあります。
模様替えをするときの自由度が高く、ガラッと家具の位置を移動して、雰囲気を変え楽しむことができます。
クローゼットがないことのメリットをいくつかあげましたが、クローゼットがない場合でも、きちんと洋服を収納する場所をつくってあげることは重要です。
そうすることで、床やソファ・ベッドの上にぽいっとすることが減り、部屋がすっきりして見えますよ。
収納の前に…洋服の整理をしよう
収納場所をつくる前に、今ある洋服の整理をするところから始めると、よりすっきりとした部屋がつくれます。
手持ちの洋服の中にはあまり活躍の場がなかった服や、サイズが合わなくなってしまった服がきっとあるはず。この機会に一度見直しをしてみるのをおすすめします。
どうしても手放せないものは、宅配収納サービスやトランクルームを利用する方法もあります。
断捨離がうまくできなかったり、思い出の詰まった服をどうしたらいいだろうとお悩みの方は、こちらの記事で後悔しない断捨離のコツもご紹介していますので、洋服の整理のヒントになると嬉しいです。
クローゼットがない部屋でもすっきり!洋服の収納アイデア
クローゼットがない場合の収納でのポイントは、
「見せる収納」と「隠す収納」を上手に使いこなすことにあります。
収納したい洋服の種類や量によって上手に使い分けるといいですね。
もうひとつのポイントは、「床を見せる」です。
見えている床の面積が多いほど、すっきりとした印象になり、部屋も広く見えますよ。
賃貸でも実現可能な収納方法を、Instagramで素敵に洋服を収納している方々のアイデアを交えて紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
◇クローゼットがない部屋の、洋服の見せる収納アイデア8選
①ハンガーラックを置く
洋服の収納の定番アイテム、ハンガーラックで見せる収納をするアイデアです。
クローゼット収納なしのお部屋に住まわれている@_kiinako様ですが、ハンガーラックを2つ使ってとても美しく洋服を収納しされています。ハンガーラックに棚を乗せたり、見せたくない部分はカーテンで隠したりと、「見せる」と「隠すの」メリハリですっきり見えますね。
ハンガーラックをアイアンのおしゃれなカタチのものを選んだり、使う棚を他の家具に合わせた素材や色にしたりととてもおしゃれですね。
おしゃれなセレクトショップのような@yossy__room様のお部屋。大きな鏡の横にハンガーラックを置くことで、コーディネートもより楽しめそうですね。
ハンガーラックは一目惚れした「W STANDARD」というメーカーのものだそうです。ただ洋服を収納するモノとしてだけではなく、気分のあがるものを選ぶことによって、インテリアとして素敵なお部屋を演出する一部にだなぁと思いました。
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こちらのハンガーラックはブラックスチール×木目のデザインがおしゃれなショップ風のデザインとなっています。
家をセレクトショップ風にしたい方はぜひご覧ください。
②突っ張りハンガーラックで洋服を大量収納
置き型のハンガーラックよりもたくさんの洋服が収納できるのが、突っ張りタイプのハンガーラック。
天井いっぱいまで空間を使えます。
@yukko_nk様は壁いっぱいに突っ張りハンガーラックを使って洋服を収納しています。
お気に入りの洋服がたくさん掛かった壁面は、大好きな洋服屋さんにいるみたいで見るたびわくわくとした気持ちになりそう。収納がないけれど、洋服は好きという方にはぴったりの収納アイデアではないでしょうか。
パキっとした色の洋服も、お部屋のアクセントとなっていて素敵ですね。
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こちらの突っ張りハンガーラックも3カラー2サイズとバリエーションが豊富で、耐荷重性もあるオススメの商品となっています。
好きな場所に簡単設置!突っ張りハンガーラック
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③ポールハンガーで狭い場所にも収納スペースを
ポールハンガーは、狭い場所にも収納スペースがつくれる優秀なアイテムです。
毎日使うカバンやコートなど、サッと取り出しやすく、おしゃれに収納することができますね。
先程ご紹介しました@yossy__room様も、ハンガーラックと鏡の間の隙間に、「ドローアライン」と呼ばれる突っ張り式のポールハンガーを取り入れています。
お部屋のアクセントにもぴったりなポールハンガー。
ドローアラインのようにトレーをつけられるものですと、アクセサリーや香水なども洋服の側に収納ができて、さらに身支度がしやすそうですね。
④ウォールハンガーでおしゃれに見せる収納
ハンガーフック自体がおしゃれなものも多いウォールハンガーは、壁に取り付けるだけで海外ドラマに出てきそうなおしゃれな雰囲気に。
壁掛けするので、棚の置けない狭い場所にもぴったりです。
普段の洋服はハンガーラックに、お気に入りの洋服はウォールハンガーに、というように組み合わせてディスプレイするのも素敵ですね。
⑤長押で省スペース収納を叶える
長押(なげし)という聞き馴染みのないアイテムですが、ハンガーやフックを引っ掛けてコートやカバンの収納ができます。
ウォールハンガーと同じく壁に取り付けて設置するのと、フックが出っ張っていないので、より省スペースですっきりとした収納が叶いますよ。
⑥ツーバイフォーでオープンクローゼットをDIY
ツーバイフォーと「ラブリコ」や「ディアウォール」を使えば、収納がない部屋にもリノベーション住宅のようなおしゃれなオープンクローゼットをつくることもできます。
@peimu様もツーバイフォーとラブリコを使って、ショップのようにおしゃれなオープンクローゼットをつくっています。
こんなに素敵なオープンクローゼットが手作りだなんて驚いてしまいます。
棚は可動式になっているそうです。収納する服に合わせて棚の位置をずらすこともできて、とても使いやすそうですね。
DIYが得意でない人も、既成のものを組み合わせてオープンクローゼットをつくることもできます。
@umeco8様は、ハンガーラックとテレビ台を組み合わせてオープンクローゼットをつくっています。
テレビ台を洋服の収納に使うという発想が、柔軟で素敵なアイデアですね。
ラックと台の色を揃えることで統一感が出て、やわらかいお部屋の雰囲気にもぴったりな一角になっています。
⑦チェストを使ってショップ風に見せる収納する
チェストやカラーボックス、スチールラックなどを使って、たたんだ洋服を平積みして収納するとおしゃれな雰囲気に。高すぎない棚を使う事で、狭い部屋でも圧迫感なく収納できますよ。
カラーボックスの場合、背板にリメイクシートを貼ること、チラ見えしたときにかわいらしい棚に大変身します。
リンク先では他にも洋服をおしゃれに見せる収納アイデアをご紹介していますので、もっとアイデアが見たい場合はぜひクリックしてみてくださいね。
⑧毎日使うものはドアアンガーや鴨居フックで一時置き場をつくる
コートやカバンなど、毎日使うものには一時置きスペースをつくってあげるのがおすすめです。
ドアハンガーはドアが、鴨居フックは扉や窓枠があれば簡単に収納スペースがつくれます。
床やソファの上に置かないだけで、部屋が驚くほどすっきり見えますよ。
◇クローゼットがない部屋の、洋服を隠す収納アイデア3選
①ベッドの下を有効活用する
下が収納になっているタイプのベッドを使って洋服を収納する方法です。
収納力の多い順番に、ロフトベッド、跳ね上げベッド、引き出し付きベッドがあります。
収納力があるベッドほど高さもあるので、圧迫感に気をつけながら選びたいですね。
②ドアの上のデッドスペースを活用
ドアの両サイドが壁で、ドアの枠から天井までスペースがある場合、突っ張り棒や突っ張り棚を使って上部に収納スペースをつくることができます。
デッドスペースを活用することで、クローゼットがない場合でも頻度の低いものをこっそり収納することができます。
③収納が付いた1台2役になる家具を使う
普段使うサイドテーブルや椅子に、しっかりと収納の機能があるものを選ぶアイデアも。
例えば収納付きスツールは、座ることはもちろん、サイドテーブルの代わりや踏み台の代わりにもなる優れもの。洋服やカバンを入れて収納したり、かさばるバスタオルを入れたりと収納力もばっちり。
普段使う家具に収納ができるのはとても便利ですね。
収納場所をつくってすっきり気持ちのいい生活を
クローゼットがないから…と諦めずに、ゲーム感覚で楽しみながらアイデアを考えられると、楽しく収納ができそうですね。
クローゼットがない部屋でも、自分にとって使いやすければ素敵なお部屋であることは間違いありません。
すっきりとした空間での生活は、いままでよりもきっと気持ちのいいものになるはず。
ぜひ、「見せる収納」と「隠す収納」を上手に使って、洋服を収納してみてください。
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