長押の活用アイデア20選!賃貸でも使える無印の付長押の使用例
「長押」ということば、ちょっと気になっていませんか?
無印や100均の店舗、ネットなどのインテリア売り場で最近よく見かける「長押」。
古来より日本の家屋で使われてきた長押ですが、機能や用途を変化させながら、現代の住環境において、私たちの暮らしの中に収納・インテリアアイテムとして取り入れられています。最近では「吊るす収納」や「壁掛けインテリア」というワードとともに、「付長押」というアイテムが大人気となっています。和室だけでなく、実は家中の壁に使うことができる万能な「壁掛け収納棚」である付長押。
今回は、無印の「壁につけられる家具長押」を実際に取付けて使用してみました。その活用アイデアと使い心地を、場所別、用途別にご紹介してゆきたいと思います。
【目次】
◆そもそも長押とは何か?鴨居との違い
◆無印の「付長押」とは?
・無印の付長押の取付方法
◆無印の付長押の活用アイデア①【玄関】使用例6選
◆無印の付長押の活用アイデア②【廊下】使用例2選
◆無印の付長押の活用アイデア③【リビング】使用例5選
◆無印の付長押の活用アイデア④【子供部屋】使用例2選
◆無印の付長押の活用アイデア⑤【書斎】使用例2選
◆無印の付長押の活用アイデア⑥【寝室】使用例2選
◆無印の付長押の活用アイデア⑦【キッチン】使用例
◆無印の長押の活用まとめ
◆そもそも長押とは何か?鴨居との違い
「長押」の歴史は古く、はもともと日本家屋の柱と柱をつなぎ強度を保つためのパーツでした。その後、時代の変遷とともに機能や形を変えてゆきますが、今でも多くの和室には長押が設置されており、「なげしフック」などと一緒に使われ、「吊るす収納」や「引っ掛けインテリア」などに活用されています。
長押と同じく、よく見るワードだけど違いがはっきりとわからないのが「鴨居」。こちらは、ふすまや障子などを設置する木枠の上辺部分。「鴨居フック」と合わせて収納に使われます。
画像で見るとわかりやすいのではないでしょうか。
【現在の一般的な和室】
【長押】
【なげしフック】
【鴨居】
【鴨居フック】
長押、鴨居に関するより詳しい情報は下記の記事↓↓↓をご覧ください
◆無印の「付長押」とは?
「付長押」とは、「長押レール」、「長押ラック」などと呼ばれているアイテムです。和室についている長押のように、建築段階から設置しているものではなく、後から壁に取り付け、長押と同じく、なげしフックを使い、引っ掛け収納や棚の役割を担うことのできる便利なアイテムです。その中でも、無印の「壁につけられる家具長押」は、壁に大きな穴を開けず、部屋を傷つけないため、賃貸物件でも手軽に使えることができると大人気。厚みが5センチの棚のため邪魔にならず、サイズが44センチと88センチの2種類あり、上部の棚に物をのせたり、フックを使って引っ掛けたり、場所も用途も幅広く使える万能壁掛け収納棚です。
・無印の付長押の取付方法
【無印の付長押】
【無印の付長押の側面】
【無印の付長押の背面】
【無印の付長押の取付方法1】
【無印の付長押の取付方法2】
◆無印の付長押の活用アイデア① ~【玄関】使用例6選
【ウォールフック・コートハンガー】
【キーフック・小物棚】
【傘立て】
【マスク収納棚】
【ペットの散歩用品】
【アウター・バッグなどの仮置きスペース】
実は様々なものを収納しなきゃならないのに、圧倒的にスペースが足りないのが玄関ですよね。今回、無印の付長押を試してみて実際にわかったことは、思いのほかいろいろなものの収納に使えるということです。コートハンガーだけでなく、キーフックや傘立て、ペット用品の収納や、マスク収納など、玄関では、薄くてコンパクトな44センチの付長押が特に便利なように感じました。
◆無印の付長押の活用アイデア② ~【廊下】使用例2選
【お出かけ用品の吊るす収納】
【LEDテープを貼って間接照明として】
「吊るす収納」や「引っ掛けインテリア」には、有効に活用できる壁が必要です。よく考えると、廊下は壁が多く、有効活用したいのですが、あまり出っ張ってしまうと、邪魔ですよね。無印の付長押は薄く、出っ張りもないため廊下の壁掛け収納やインテリアにも最適。スペースがある限り何本も付長押を設置してみたくなってしまいました。
無印の◆付長押の活用アイデア③ ~【リビング】使用例5選
【リモコン収納棚】
【神棚】
【ウォールハンガー・コートハンガー】
【吊るす収納として】
【引っ掛けインテリアとして】
リビングには収納家具が置かれていることも多く、壁の有効活用の難易度は実は高いのではないでしょうか?また、単に収納するだけでなく見た目を重視したいのもリビングですよね。「吊るす収納」と「引っ掛けインテリア」を両立できる無印の付長押はリビングにもぴったりなアイテム。特に、神棚としての使用は部屋にもマッチして理想的な使い方でした!
◆無印の付長押の活用アイデア④ ~【子供部屋】使用例2選
【絵本のディスプレイラック】
【お出かけ用品の吊るす収納】
子供部屋でも実際に使ってみました。絵本収納はディスプレイとしてはかわいいですが、子供が使うことを考えると、現実的ではないかも知れませんね。お出かけ用品の「吊るす収納」はとっても使いやすいように感じました。
◆無印の付長押の活用アイデア⑤ ~【書斎】使用例2選
【充電ステーションを兼ねたタブレット・スマホラック】
【メガネなどの小物棚】
机の前と横の壁、有効活用したいですね。無印の付長押を、充電ステーションとめがねなどの小物置きに使用してみましたが、思いのほか使いやすく、まだまだ他にも活用方法はありそうです。
◆無印の付長押の活用アイデア⑥ ~【寝室】使用例2選
【ヘッドボード代わりとしての棚】
【ベッドの横の壁を活用した便利な小物棚】
ベッド周りの収納も、薄くて邪魔にならない無印の付長押ならば活用アイデアは拡がりそうです。ヘッドボードのないタイプのベッドでも、壁に付長押をつければ、ヘッドボード代わりになり、とても便利です。
◆無印の付長押の活用アイデア⑦ ~【キッチン】使用例
【キッチン用品や掃除用具の吊るす収納】
キッチン周りの壁も有効活用したいところですが、壁に穴を開けずに使えるアイテムはあまり多くないため、探している方も多いはず。無印の付長押ならば、ちょっとした棚と壁掛けフックを付ける土台になるので、キッチンでの「吊るす収納」の活用アイデアも拡がりますよね。
◆付長押の活用まとめ
今回、無印の付長押を家のいろいろな場所の壁に付けて試してみました。実際使ってみて、とても便利で用途のひろいアイテムだと感じました。
付長押は、壁のスペースや穴を開けないことなどの制約を乗り越え、空間に圧迫感をもたらさず、「吊るす収納」と「引っ掛けインテリア」を両立することができる、とともに、日本でつちかわれてきた生活の知恵や美学、懐かしさのようなものも感じることができる素敵なアイテムでした。
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