夫婦の寝室をおしゃれに♪おすすめのテイストやコツ、部屋のレイアウト例
憧れの新婚生活や、すでに慣れ親しんだ夫婦の暮らし。
日々の疲れを癒す“寝室”は、夫婦にとって、眠るだけでなく、お互いを思う気持ちや関係を育むための特別な場所ですよね。だからこそ、おしゃれで統一感のある部屋で、気分良く過ごしたいもの。
今回は、夫婦の寝室にあったレイアウトにも触れながら、おしゃれで快適な寝室づくりのコツやおすすめのテイストをご紹介。
夫婦ふたりにとって、心から安心して過ごし、日々の疲れを癒せるような寝室づくりができますように。早速みていきましょう。
◇おしゃれな寝室づくりの前に!夫婦ふたりの快適な寝室を考える
◇夫婦の寝室をおしゃれ・快適にするコツ
①寝室のイメージ・テイストを決める
②主役となるインテリア“ベッド”を選ぶ
③ベッドに合わせて、寝具を選ぶ
◇部屋の広さ別、レイアウト例
・6畳
・8畳
・10畳
◇テイスト別おしゃれな寝室例
・余裕のある大人な寝室にするなら
・シックな印象が、深い落ち着きと眠りを誘う
・夫婦の寝室に、上品な癒しの時間が流れる
・自然のぬくもりと品のある空間に包まれる
・シックでエレガントな、かっこいい夫婦の寝室に
・高級感とあたたかみのある雰囲気で、安らぎの時間を
◇夫婦二人の安らぎに寄り添う、おすすめベッド
◇夫婦の時間を育む、おしゃれな寝室づくりを
◇おしゃれな寝室づくりの前に!夫婦ふたりの快適な寝室を考える
寝室は、日々の疲れを癒すための大切な場所。ですがおしゃれさを意識しすぎるあまり、夫婦どちらかに負担のある寝室にしてしまい、思うようにくつろげなくなってしまうことも。
ぜひ「夫婦ふたりが快適に過ごせるか」を心に留めた上で、おしゃれな寝室づくりを考えてみると、心から満足できる寝室へ、近づいていけるはずです。また夫婦の寝室・睡眠に関して気を付けておきたいポイントは以下の通りです。
①夫婦の生活スタイルに応じてベッドや配置を選ぶ
夫婦で共働きの場合、生活リズムが異なるのはよくあること。パートナーを起こさないようにベッドに入るなどは、小さなストレスが溜まる原因にも。
その場合、インテリアのベッドを1台ずつ離して置くレイアウトにすると、同じ部屋にて夫婦で眠りをともにしながら、快適に過ごせます。寝相の悪さやいびきが気になる場合も同様です。
②睡眠時の快適な状態が異なる
マットレスの硬さや、寝具の重さや素材感、就寝時の室温など、人によって睡眠時の快適な状態は異なります。その場合、別々のベッドを購入し、隣合わせでレイアウトするのはいかがでしょうか。快適かつ、夫婦で寄り添いながら眠れる寝室になります。
③夫婦が互いのライフスタイルがまだつかめない
結婚して間もない新婚夫婦は、連結ベッドにするのもおすすめです。連結・分割すれば、生活リズムやライフスタイルの変化に応じてカタチを変えることができ、夫婦の寝室で長くお使いいただけますよ。
◇夫婦の寝室をおしゃれ・快適にするコツ
夫婦の寝室づくりに最も大切な「夫婦2人にとって快適であること」を心に留めた上で、次は、おしゃれな寝室をつくるコツをご紹介。夫婦ふたりで意見を交わし、ぜひ夫婦ふたりにとっての“おしゃれで快適”を見つけてみてください。
①寝室のイメージ・テイストを決める
「おしゃれ」と一口にいっても、イメージする“おしゃれ”は人によって異なるもの。おしゃれな寝室は、何かしらの統一感やテイストがあるので、まずは夫婦で“おしゃれ”を見つけ、おしゃれのイメージを重ねることが重要です。
✓好みのテイストに感じるイメージを具体化する
自然の風合い感じるおしゃれな“ナチュラルテイスト”の寝室では、自然に囲まれた時のような癒しを。“北欧モダン”のような、落ち着いたトーンや素材感なら、深い静寂に包まれるような寝室に。
何となく気になるテイストを見つけたら、そのテイストにどんな印象を受けるかまで想像してみます。より具体的で、夫婦間で相違のない“おしゃれな寝室”に近づきます。
✓パートナーと実例をみながら、好みのテイストを探して
好みのテイストや、落ち着く雰囲気をパートナーと一緒に探すと、“おしゃれで快適”を共有でき、心の距離も近づくので一石二鳥。後ほど、実際におしゃれなテイストの寝室をご紹介しながら、テイストごとにおしゃれな寝室づくりのポイントにも触れていきます。
②主役となるインテリア“ベッド”を選ぶ
イメージやテイストがある程度固まったら、次はベッド選びです。部屋のイメージやテイストは、寝室において大きな面積を占める“建具”や“大型インテリア”で大まかに方向性が決まります。①で決めたテイストに合わせて、大型インテリアであるベッドを選びましょう。
✓ベッドフレームの素材感と印象
ベッド選びでは色はもちろんのこと、その素材感によっても印象は異なります。ベッドの素材ごとの印象の違いは以下の表の通り。木目のあるベッドなら、柔らかくあたたかみのある印象に。スチールやパイプベッドは、カジュアルな印象をつくります。
寝室で夫婦二人で過ごす際は、心落ち着く、木の素材感や木目を纏うベッドを選ぶ方も多いようです。ただ木目の中でも、直線的な木目は洗練されたクールな雰囲気、自然の風合いや素朴さを感じるのは、節があって動きのある木目など、印象が異なるので、ぜひそこも夫婦で一緒に目を向けてみてください。
✓ベッドフレームのカタチで変わる、おしゃれのカタチ
インテリアのベッドフレームは、王道のヘッドボード付きのものから、ロータイプのフロアベッドなどそのカタチはさまざま。眠りに特化した寝室では、お部屋の圧迫感を抑えられるロータイプや、目に入ると気が散る小物類をまとめて収納できる、収納付きベッドの人気が高いです。
また、今は夫婦二人だけの寝室だけど、これから家族が増える場合は、ベッドの角のまるみやきしみなども留意して、ベッドを選ぶとより長く暮らしに寄り添えるように。
③ベッドに合わせて、寝具を選ぶ
ベッド選びのあとは、枕や掛け布団などの寝具を選んでいきます。おしゃれに選ぶポイントは、ベッドフレームの色との組み合わせと素材感です。まずは好みのテイストに近い、色の組み合わせを選びましょう。枕や掛布団などの選び方は主に3つ。
①濃淡を変えて、すべて似たような色合いで取り入れる
すべて類似色で揃えると、より統一感のあるおしゃれな夫婦の寝室に。
②掛布団カバーだけ、色を変える
面積の大きい掛布団カバーは、色を変えると寝室全体の印象にも大きく影響します。好みのテイストに合わせ、ベッドフレームの色と合わせておしゃれになる色を選んでみてください。
③枕カバーだけ、色を変える
枕カバーは面積が小さいので、手軽に寝室にアクセントを加えたい場合にぴったり。差し色や柄を加えると、よりおしゃれ度が増していきます。夫婦ふたりがそれぞれ好きな柄や、色を加えてみるのも、素敵ですね。
✓その上で、素材感でぬくもりや上品さをプラス
色を組み合わせたあとで、「もう少し温かみをプラスしたいな」「上品なテイストに、より寄せたい」など、思う場合に寝具の素材感を考えます。
素材感は、寝心地にも影響を与える要素の一つ。寝汗の気にならないサラサラファブリックか、とろける触り心地のベロアなのかなど、ぜひパートナーの好みも聞きつつ夫婦の寝具を選ぶのもいいかもしれないですね。
◇部屋の広さ別、レイアウト例
大きいベッドで広々寝たい、ベッドを二つ並べてそれぞれ寝たいという夫婦の願いはあれど、お部屋の広さという制約のもとで、寝室をつくる必要があります。以下では部屋の広さ別の、推奨のおしゃれなベッドサイズを解説していきます。
・6畳
①寝室に、ダブルベッド1台をレイアウト
横幅約140cm×長さ195cmのダブルベッドなら、6畳でも夫婦二人で広々眠れて、ちょっとした収納棚も置くことができます。
②寝室に、シングルベッド2台をレイアウト
横幅約100cm×長さ約200cmのシングルベッドは、2台並べると、キングサイズベッド1台と同じ大きさ。ひとりの人が無理なく通るのに、通路は幅が60cmあれば十分なので、寝室の間取りにもよりますが、シングル2台を置くことができます。
・8畳
①寝室に、ダブルベッド1台をレイアウト
横幅約140cm×長さ195cmのダブルベッドは、8畳なら、収納棚だけでなくソファやテーブルもおけるサイズ感。眠る前にソファでリラックスなど、よりくつろげる夫婦の寝室に。
②寝室に、セミダブルベッド2台をレイアウト
セミダブルベッドを2台置く場合には、2つのベッドを離して置くには少し空間が足りないため、2台のベッドを連結するのがおすすめ。
・10畳
①寝室に、ダブルまたはクイーンベッド1台をレイアウト
横幅約140cmのダブルベッドはなるべく夫婦の部屋を広く使いたい時に。横幅160cmのクイーンベッドなら1人分のスペースを確保し、夫婦二人で広々眠れます。親子3人でも余裕があるので、夫婦生活から子どもができても安心です。
②寝室に、シングルまたはセミダブルそれぞれ2台をレイアウト
横幅約100cmのシングルと、横幅122cmのセミダブルは2台置きは、プラスでナイトテーブルなどをおしゃれに置くことが可能。寝心地だけでなく、夫婦の寝室としての快適さも叶えることができます。
◇テイスト別おしゃれな寝室例
ここからは、おしゃれな寝室をテイスト別にご紹介。みなさまの好みのおしゃれな寝室のテイストを膨らませていけるお手伝いができますと幸いです。
では、早速みていきましょう。
・余裕のある大人な寝室にするなら
【ライトグレーベッド】×ソフトグレー×アイボリー清潔感のあるソフトグレーから優しい印象のアイボリーを、グラデーションで取り入れた寝室。ファブリックのやわらかい素材感で、より優しく落ち着く雰囲気に仕上げています。穏やかな雰囲気に包まれると、自然と心にゆとりが生まれ、パートナーへの愛も深まっていきそうですね。
・シックな印象が、深い落ち着きと眠りを誘う
【ライトグレーベッド】×ミディアムグレーあたたかみのあるグレージュをメインに、ミディアムグレーを差し色にした、ナチュラルモダンな寝室。木目などの自然素材で、ナチュラルさを取り入れつつも、濃いグレーで空間を引き締め、寝室全体をシックな印象に。落ち着きのある大人な雰囲気は、夫婦を深い眠りへと誘います。
・夫婦の寝室に、上品な癒しの時間が流れる
【ライトグレーベッド】×くすみミディアムセージ爽やかで心地良い、癒しの雰囲気を纏う“ミディアムセージ”は、ライトグレーベッドと合わせると、上品で爽やかな印象に。癒し効果のあるアースカラーのセージは、きっと夫婦ふたりで過ごす時間を、穏やかなものにしてくれますね。
・あたたかい日差しを感じるような、安心と癒しの寝室に
【シナモングレージュベッド】×アイボリー×ソフトグレーやさしさとぬくもりを感じる、やわらかなシナモングレージュに、淡くあたたかみのあるアイボリーやグレージュを重ねました。あたたかな日差しを感じるような、温もりあふれる空間となり、夫婦間で安心感や信頼感を、より育んでいけるような寝室に。
・自然のぬくもりと品のある空間に包まれる
【シナモングレージュベッド】×グレイッシュセージややグレーみのかかったグレイッシュセージなら、ぬくもり感じるシナモングレージュに潜む、上品さを引き出してくれます。あたたかみがありながら、品のある空間に包まれたいというご夫婦に、ぴったりな色合いの寝室です。
・シックでエレガントな、かっこいい夫婦の寝室に
【ニュアンスホワイトベッド】×ソフトグレー×ミディアムグレー上品なエレガントさを纏う“ニュアンスホワイト”に、差し色としてミディアムグレーを合わせると、シックでエレガントな印象に。みんなの憧れの的となるような、クールな大人っぽさを秘めたおしゃれな寝室です。
・高級感とあたたかみのある雰囲気で、安らぎの時間を
【ニュアンスホワイトベッド】×くすみテラコッタ上質なニュアンスホワイトのベッドをベースに、高級感とあたたかみのあるテラコッタを合わせると、上質でしっかり感のある寝室に。テラコッタの占める割合を増やすと、より深いくつろぎと落ち着いた雰囲気の出る、夫婦の寝室になりそうですね。
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