心地良い寝室でぐっすり眠る|安眠につながる壁紙の色とカーテンの選び方も
睡眠は一日の疲れを癒し、またやってくる夜明けをすっきりと迎えるための、とても大切で必要な活動ですよね。
ぐっすりと眠り、安眠・快眠できるよう、なるだけ手を尽くしたいもの。安眠にはインテリアベッドの寝心地などの機能的側面はもちろん、癒しの色や植物に囲まれるなど、色が人間に与える心理的な影響も多くあります。人によっては、寝室の壁紙の色が影響し、より深い安眠ができるようになることも。
本記事では、安眠できる寝室づくりにむけ、寝室の壁紙の色についてお伝えしていきます。新たな朝を気持ちよく迎えるため、少しでも日々の睡眠がより良いものになりますように。
◇安眠・快眠のクロスの色・寝室コーディネート
・グレージュ:上品さとあたたかみが安眠へ誘う
・セージ(グリーン):自然を感じる癒しのカラー
・ブルー:広大な青空や海の爽やかさを感じる寝室に
・グレー:洗練さと落ち着きを生む
◇安眠・快眠につながるカーテンの色・選び方
◇安眠に効果的な、寝室のアクセントクロスとは?
◇眠りの質を高める!機能付き壁紙クロス
◇気持ちに自然と溶け込む色を取り入れ、質の高い安眠を
◇安眠・快眠のクロスの色・寝室コーディネート
まずは早速、安眠・快眠におすすめの、おしゃれな壁の色味についてお伝えしていきます。各色の寝室の雰囲気がわかるような実例はもちろんのこと、壁紙に安眠のための色を取り入れた際の、寝室カラーコーディネートについても触れています。
心地良いと思う色や、寝室をどの色にしたいかなど、素直な気持ちに馴染む色やコーディネートを見つけてみてください。
・グレージュ:上品さとあたたかみが安眠へ誘う
グレーのもつ上品な洗練さと、ベージュのあたたかみを兼ね備える“グレージュ”。自然でよく見られるアースカラーの一つで、砂や土、木の色などを思い起こさせる色味です。壁やインテリアに取り入れることで、おしゃれな寝室にもなり、寝室で自然のぬくもりや雰囲気が感じられることで心が癒され、安眠・快眠の効果が高まります。
壁紙にグレージュにした時の、おしゃれな寝室コーディネート
・セージ(グリーン):自然を感じる癒しのカラー
癒しの安眠カラーとして広く知られている、セージ(グリーン・緑)。自然や植物を連想させるナチュラル感に心がリラックスしたり、疲労回復効果もあるといわれています。おしゃれな色として、寝室によく取り入れられることも
安眠効果をあげるため、寝室にグリーンを取り入れるのは、とても効果的。特に淡いグリーンのセージは、柔らかな木々の木漏れ日や、森林浴をするときのような、爽やかな心地よさと静かな心の落ち着きを感じます。寝室も、おしゃれに仕上げてくれます。
壁紙にセージにした時の、おしゃれな寝室コーディネート
・ブルー:広大な青空や海の爽やかさを感じる寝室に
青空や海を連想させるブルー系の壁紙クロスには、気持ちを落ち着かせてくれる効果があります。水色と濃い目の青とで印象が変わりますが、水色に近づくほど淡く優しい色になり、ストレスを緩和する効果があるといわれています。ブルーを基調に白のインテリアを差し色として、おしゃれな寝室をつくられている方も。
壁紙をブルー色にした時の、おしゃれな寝室コーディネート
壁の色合いに合わせ、シーツやリネン類にもやさしく爽やかなブルーをグラデーションで取り入れました。シックなアイアン棚やオリエンタルなラグを合わせることで心地良い調和が生まれ、気品の漂う大人な寝室に。
涼しげな静けさに包まれながらぐっすりと眠り、心安らぐ安眠が想像できますね。
▪この寝室のコーディネートで使用した家具・インテリア
・グレー:洗練さと落ち着きを生む
白と黒の中間色である“グレー”は、色味をもたない無彩色。気持ちをニュートラルにし、心を落ち着かせてくれる色です。寝室の壁紙に取り入れると、落ち着きに包まれ、自然と心が穏やかに整っていくような感覚に。安眠やおしゃれな寝室づくりのため、取り入れられることも少なくない色です。
壁紙をグレー色にした時の、おしゃれな寝室コーディネート
洗練された雰囲気を寝室に生み出すグレーの壁紙には、グレージュといったあたたかみのある色味の家具・インテリアを合わせていきます。洗練された落ち着きとあたたかみに包まれ、安眠しやすい寝室に仕上げることができますよ。シーツやカバーはグレーに濃淡をつけて取り入れ、ぐっすり眠れる癒しの色をつくります。
▪この寝室のコーディネートで使用した家具・インテリア
◇安眠・快眠につながるカーテンの色・選び方
意外と部屋の大きさに対して、占める割合の大きいインテリア・家具“カーテン”。寝室空間全体の色味を整えていくうえで、配慮しなければならないポイントのひとつです。
ここでは、ぐっすり眠る安眠・快眠のためのおしゃれなインテリアとしての、カーテンの選び方をお伝えしていきます。
・遮光カーテンで、外からの光をシャットアウト
起床時に朝の光を浴びると、体内時計をリセットできるというのは有名な話。ですが“睡眠中”に光を浴びてしまうと、逆に眠りが浅くなり、睡眠の質が低くなることも。
なので睡眠の質をグッとあげて安眠に近づきたい方は、寝室に遮光カーテンをつけると、光漏れや外の明るさをシャットアウトしましょう。
・統一感のある色のカーテンを選び、安眠に誘う空間へ
大前提、前述している安眠のための壁の色を元に、リラックスできる色のカーテンを選ぶことが重要です。その上で、寝室の色味を統一感のある印象に整えていきます。
寝室コーディネートの際は、ベッドカバーや枕カバー、ラグなど面積が広めなインテリアや家具と、カーテンの同色で合わせるとまとまりが生まれます。
・ドレープとレースカーテンの両方をかける
さらに睡眠の質を向上させるには、ドレープカーテンとレースカーテンの両方を取り入れてみるのも◎遮光性や遮熱性、防音性を高めてくれ、快適で静かな環境で眠りにつきやすくなりますよ。
装飾や色など、おしゃれな寝室づくりにもよく取り入れられています。
◇安眠に効果的な、寝室のアクセントクロスとは?
寝室を、安眠・快眠のために居心地をよくし、睡眠の質を高めたいと思う度に頭をよぎる「アクセントクロス」。
アクセントクロスとは、寝室の壁の一面のみアクセントとなるような色や柄のクロスにすること。寝室の壁をすべて変える必要がなく、安眠につながるカラーを寝室の壁に取り入れやすいというメリットから、寝室の壁に導入する人も少なくありません。
アクセントクロスを使っておしゃれに仕上げるためには、下記のポイントにぜひ注目してみてください。
・ベッドの頭側(ヘッドボード側)に、アクセントクロスを貼る
ベッドのヘッドボード側であれば、寝室に入室後に目に入りますし、実際に眠っている間はあまり視界に入りません。就寝前の癒しの空間にしたいと思いつつ、壁一面のみ色が変わっているのが視界にちらつき眠れなそうという方には、ヘッドボードへの導入がおすすめです。インテリアのベッドや寝具などと色味を合わせ、おしゃれな寝室にできますよ。
◇眠りの質を高める!機能付き壁紙クロス
壁紙クロスをはりかえる際、安眠・快眠の効果をより高め、ぐっすり眠れるようにするため、ぜひ注目してほしいポイントがあります。それは、壁紙クロスのもつ機能性です。
下記にて安眠・快眠におすすめの機能を、3つピックアップしてしますので、それぞれの効果の特徴をお伝えできたらと思います。
・機能性壁紙クロス①マイナスイオン効果
天然のミネラル鉱石を含み、寝室全体にマイナスイオンを放出するのが特徴。マイナスイオンは副交感神経に働きかけ、筋肉の緊張をほぐしたり、細胞を活性化させて疲労を取り払ったりしてくれる効果も◎
自然に囲まれ森林浴をしている時のような心地良さの中でぐっすり眠り、安眠効果を高めます。
・機能性壁紙クロス②抗アレルゲン機能
ダニや花粉のアレルゲンをキャッチしたうえで不活性化してくれるのが特徴。
壁紙はもちろん寝室全体のアレルゲンの働きを抑える効果が期待でき、特に花粉症やハウスダストアレルギーなどのアレルギー症状がでるご高齢の方や小さな子どもがいる家庭におすすめです。
・機能性壁紙クロス③消臭/抗菌機能
臭いに過敏に反応してしまう方は、消臭・抗菌効果のある壁紙・クロスを。臭いによる不快感は、意識せずともどこかで安眠・快眠を妨げている可能性があります。タバコやペットの臭いなど、生活を送る上で発生するさまざまな臭いを吸収・分解してくれますよ。
小さな不快感を少しずつ取り除き、ぐっすり眠れる環境づくりに。
◇気持ちに自然と溶け込む色を取り入れ、質の高い安眠を
ここまで、安眠を考えた際にぜひ取り入れていただきたい、寝室の壁紙の色や、カーテンの選び方・壁紙の機能など、睡眠の質を高めるための寝室づくりについてお伝えしてきました。安らぎ時間の素直な気持ちに自然と馴染んでくれるような色や、きっかけはありましたでしょうか。
みなさまの日々の睡眠時間が、より良いものとなるきっかけをお渡しできましたら、とても嬉しく思います。
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