“ラグ”でおしゃれで居心地の良い寝室をつくる|敷き方やコーディネート、おすすめラグも

寝室 ラグ おしゃれ インテリア コーディネート 部屋

寝室をよりおしゃれで、居心地の良い空間にしたいと思った時にふと頭によぎる“ラグ”。

かくいう筆者も、寝室への少しの物足りなさから、好みの柄や色のラグを取り入れてみたことがあります。ベッド周りの充実感も増しましたし、いまではとてもお気に入りの場所になっています。ですが実際に取り入れるとなると、他の家具の色やテイストとの兼ね合いや、サイズ選びなど、迷うことも多いもの。

今回は、より居心地の良い寝室づくりに向け、寝室におけるラグの役割から敷き方、寝室コーディネートやおすすめのラグの紹介までお伝えできたらと思っています。より居心地のいい寝室づくりのお手伝いができると嬉しいです。

◆寝室にラグは必要?ラグを敷くメリット

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・寝室・ベッドルームの印象を左右し、インテリア性を高める

面積の大きいラグやカーペット、絨毯は、お部屋の印象を大きくつくる“大型家具・インテリア”のひとつ。そしてベッドやソファに比べ移動・交換が簡単で、部屋の印象を変えられやすいです。素材、色や模様、形もさまざまなラグが多く、寝室をよりおしゃれに、好みの雰囲気に仕上げやすいんです。

・ベッド脚のフローリングへの傷防止に

フローリングにベッドを置く際、ベッドの種類により、直置きすることで、寝室のフローリングにベッドの脚の傷がついたり、へこんでしまう場合も。ラグを敷くと、フローリングへの負荷を減らし、広範囲でのベッドの脚の傷防止が可能になります。

・ハウスダストやホコリの飛散を防ぐ

ラグやカーペット、絨毯は、パイル状に繊維が編まれることも多く、パイル部分にほこりがひっかかり、ほこりが舞いづらくなるという効果も。ラグにほこりがたまりやすい一方、日々のラグのお手入れが重要となってきます。

・夏も冬も◎フローリング・床の底冷え・防寒対策に
底冷えは、窓の隙間などから冷たい風が入り込み、外の寒さが室内に伝わってくること。外部からの冷気を遮断するのは前提として、ラグやカーペット、絨毯を敷くことで、足の裏の熱がフローリングに逃げないようにすることができます。

◆寝室におしゃれに馴染むラグの敷き方・選び方

寝室・ベッドルームにラグを敷くメリットを踏まえ、実際に寝室にラグを敷こう!という際にふと疑問に思うのが、寝室でのラグの敷き方。

ベッドサイドにラグを敷くのをよく見かけるけれど、他にどんな敷き方があるのだろう?というモヤモヤを取り払えるよう、ここからは寝室でのラグの敷き方とメリット、ラグの選び方をお伝えできたらと思います。

・ベッドの足元にラグを敷く:おしゃれ、足に優しい

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まずは、ベッドサイドの片側にラグを敷く敷き方です。ベッドに入る際、頻繁に出入りする面やベッド横にリラックススペースがある場合、その側面に沿わせるように敷くことで、足元を暖かくすることができます。

一般的なベッドの奥行きは、200cm前後。ラグを選ぶ際は、同等のサイズか-10cm〜20cm幅のラグを選ぶと、ベッドとのバランスも崩れず、おしゃれに仕上がります。

・ベッドサイドにラグを敷く:お部屋を広く見せる

お次は、ベッドの側面や足元に、幅狭のラグを敷く敷き方です。他の敷き方に比べ、床が見える面積が大きく、寝室・ベッドルームを広くみせたい方におすすめの敷き方です。

ベッドサイズや畳数にもよりますが、基本的に100cm×140cm、140cm×200cmのサイズ感だと、寝室・ベッドルームをおしゃれに底上げする存在感を放ちつつ、寝室を広くみせることもできそうです。

・ベッドの下にラグを敷く:床の傷やへこみを防止

最後の敷き方は、ベッドより一回り大きいラグを敷く方法。ベッドの重みや負荷を軽減でき、床への傷や凹みを防ぎます。

ベッドの幅と奥行き+30cm~50cmの大きさのラグを選ぶと、バランスのとれたおしゃれな寝室・ベッドルームに仕上がりやすくなります。

◆おしゃれな例に学ぶ、寝室ラグコーディネート実例

ここまで、寝室にラグを敷く良さやラグの敷き方に触れてきましたが、ここからは、様々なテイストの寝室コーディネートや、コーディネートを叶えるおすすめのラグを、みなさんにお伝えしていければと思っています。

①オリエンタル柄のラグで、大人でおしゃれなセンスをプラス 

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まず最初は、明るくカジュアルな寝室に、オリエンタルな柄デザインのラグを合わせた寝室コーディネート。オリエンタルのような存在感のある柄物のラグで、大人のセンスを取り入れました。好きな小物や雑貨で囲まれる、居心地の良い寝室コーディネートですね。

②毛足の長いラグで、上質な落ち着きを纏う寝室に

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シャギーのような毛足の長いラグは、上質さや高級感を纏う寝室コーディネートがお好みの方にぜひ取り入れていただきたいです。モノトーンで揃えた寝室・ベッドルームに、上品な光沢と陰影のグラデーションにのラグを敷くことで、グラデーションの濃淡がもつやわらかさを、寝室にプラスできますよ。

時間帯によってかわる光の色や方向によっても、ラグのいろいろな表情を楽しめるお気に入りの寝室に。

③基調となる色に合わせ、トーンの異なるラグをプラスしたコーディネート

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こちらの寝室コーディネートでは、寝室のメインカラーとなるベッドの色に合わせ、色合いのグラデーションを意識してラグを取り入れました。トーンの淡いものを合わせながら、濃淡のある動きのあるラグ等で、やわらかさやぬくもりを感じる寝室になっています。

◆おしゃれで居心地の良い寝室づくりに|おすすめラグ

お好みテイストに沿うような、寝室・ベッドルームコーディネートはありましたでしょうか。ここからは、先ほどのおしゃれな寝室コーディネートを叶えるために取り入れたい「ラグ」のご紹介です。暮らしをともにしたいと思える、ラグとの出合いがありますと、嬉しく思います。

・こなれたセンスが光る°˖✧「異国風ラグ」

アンティーク絨毯風プリントラグ カメオ
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まずは、肌触りの良いなめらかなフランネル生地のラグ・絨毯をご紹介。模様は細部までこだわり、かすかな色合いの機微も表現。寝室・ベッドルームに高級感をプラス◎洗濯機で洗えて、短毛だからお手入れも楽々。ホットカーペット・床暖房にも対応します。

・心も身体もとろける触り心地「もっちりラグ」

ボリュームが選べる 贅沢プレミアムファイバーのとろけるラグ gran グラン トープパープル

やわらか高密度で、しっとりとした肌触りとボリューム感を感じられる「とろけるラグ gran グラン」。素足が居たくなるその滑らかさは、寝室のラグにぴったり。上品な光沢と陰影が、寝室をより上質でおしゃれな空間に。シンプルな色合いは寝室コーディネート向きです◎

・ふわふわで上品な高級感「毛足の長いシャギーラグ」

グラデーションミックスシャギーラグ rayures レイユール ダークグレー
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こちらはグラデーションが美しい、洗える日本製のミックスシャギーラグです。表情豊かなグラデーションが、光の方向により上品に輝き、寝室を品の良い雰囲気で包み込みます。

・おしゃれさんに人気「べ二ワレン風 ウィルトンラグ」

ベルギー製 ウィルトンラグ BOHO ベニワレン
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パイル長35mmの、ボリュームたっぷりのふかふかシャギーラグです。さらふらな肌触りと耐久性の高さが特徴で、眠りのお供として、長く寄り添います。ぬくもりを感じる手織りのような風合いが、寝室に優しく広がっていきますよ。

・おしゃれなシャギーなのに「洗えるラグ」

ふわふわボリュームの洗えるミックスカラーシャギーラグ Morful モルフル
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こちらのラグは、マイクロファイバーを贅沢に使用した、ふんわりなめらかな肌触りが特徴。素肌に触れるたび、心がほぐれる心地よさは、寝室での眠りの質を高めてくれますよ。

◆寝室にラグを導入する際の注意点やお手入れ方法

寝室において、ラグやカーペット、絨毯といった敷物は日々肌に直接触れるからこそ、定期的なお手入れにより清潔を保つことで、毎日気持ちよく眠りにつけるように思えます。ここからは、寝室へのラグ導入時の注意点やお手入れについて、お伝えしていきます。

・こまめにラグを掃除
まずは掃除やブラシでゴミやホコリを取り除き、余裕があれば水拭きまですると、嫌な匂いの発生を防ぐことができます◎ 湿気をためないよう、水拭き後はしっかりと水分を拭き取り、乾燥させるのがポイント(特にパイルや毛足が長いラグ)。

・夏用/冬用、オールシーズンから自分に適したものを選ぶ
ラグは部屋をおしゃれにするインテリア性はもちろん、一年中快適に過ごせる過ごしやすさがあるかどうかも見逃すことはできません。

夏用にさらりとしたラグ、冬用には保温性のある素材のラグと、季節により使い分けるか、夏は涼しく冬は暖かい、オールシーズン向けのラグを選ぶのがおすすめです。

・和室や畳の場合は防ダニシートを敷く
和室や畳にラグやカーペット、絨毯を敷く場合、畳の湿気が逃げにくくなることで、カビや害虫の温床になる危険性も。防ダニシートを敷くなどにより、湿気やダニ対策を万全に行うと、長く心地よく過ごせそうです。

◆ラグを敷いて、寝室をおしゃれで居心地の良い部屋に。

いかがでしたでしょうか。

寝室づくりにおいて、ベッドや布団、収納といった必需品などを揃えているうちに、いつのまにか二の次になってしまいがちな“ラグ”。ですが、おしゃれで居心地の良い寝室・ベッドルームづくりに、必要不可欠なインテリアなんです。

今まで揃えてきたベッドや布団に、何を合わせれば自分が心地良いと感じるか。素直な気持ちに寄り添いながら、寝室づくりをするのも素敵かもしれませんね。

また今の寝室にあまり満足していないのなら、ラグを含め、ベッドから買い直してお気に入りの空間をつくりなおすなど、一日の疲れを癒す大切な場所“寝室”が、みなさまにとって、特別で心地よい部屋をつくる過程に寄り添えますように。

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