服の収納力が大幅アップ! クローゼットの簡単DIY
我が家では、服の収納は「吊るす」を基本にして生活しています。これは、ある収納アドバイザーの教えを参考に、暮らしのなかに取り入れて実践しています。今回は、その教えを参考に、クローゼットの収納力をアップするDIYのアイデアをご紹介します。
クローゼットDIYのきっかけは、「生活や動線をラクにしたい」
今住んでいるのはテラスハウスという戸建てスタイルの家。子どものころは狭い団地で暮らしていたし、大人になってから一人で生活するようになった家はアパートやマンションだったので、それまで、室内に階段がある戸建ての家に住んだことがありませんでした。
とある理由からこの家で暮らしていくことに決め、初めての生活スタイルにワクワクもしていたのですが、1階と2階を上り下りしながらの生活は、動線はどうなるのだろう? 家の中での移動が多くなるのでは?と、住み始めるまでは具体的にイメージできていない部分もありました。
そんなとき、前述の収納アドバイザーの教えに出会い、この家で生活し始めるタイミングで実践するようにしたのが、着るものは「吊るす」という収納スタイル。
このスタイルのいいところは、服を畳む・しまうという家事が減ったりラクになったりするところ。1階で洗濯した服をハンガーに掛けて乾かしたら、そのまま1階のクローゼットにサッと吊るすだけ。2階のベランダに干すことと比べると、家事動線が圧倒的に短くなり、とてもラクです。オフシーズンの服はすべて2階のクローゼットにしまいますが、どちらにも吊るすスペースが必要です。
収納アドバイザーの方の教えは、家を新築する方向けに、家事動線を考えて最初から吊るすスペースを設けておくというものでしたが、それを参考に、賃貸物件のクローゼット内に吊るすスペースを増やす方法を考えて、こんなふうにDIYしてみました。
収納力が少なめのクローゼットにブランコハンガーをDIY
上部に造り付けの棚がなく、ポールが1本通っているだけのシンプル構造のクローゼット。その分、収納力が少なめです。そこでブランコハンガーをDIYしてみることに。
◆用意するもの
・チェーン2本
※ステンレス製が丈夫で安心。必要な長さより少し長めにカットしてもらいました。
・ポール1本
・S字フック 2種×2個
※Aタイプは、Sの部分が備え付けのクローゼットのポールに引っかかる大きさのもの。Bタイプは、Sの形状のうち片方が開いていて、もう片方が閉じて輪になっているのがポイントです!
◆手順
1.AタイプのS字フックをクローゼット内のポールに掛けます。
2.そのS字フックの下の方にチェーンの輪を通して掛けます。
3.BタイプのS字フックの、Sが開いている方をチェーンの下端に掛けます。
4.さらに、Sが輪になっている方にポールを通します。
完成!
手軽にDIYを楽しみたい方におすすめのクローゼット収納
これで、クローゼットの半分は2段に分けて服を吊るして収納できるようになりました。上段に夏服、下段に冬服という分け方にしたり、トップスとボトムスで分けるのでもいいでしょう。AタイプのS字フックにかけるチェーンの輪の位置を調節することで、手持ちの服の丈にピッタリ合わせることもできるので、フレキシブルに収納できます。
このDIYブランコハンガーは、クローゼットの幅の半分にのみ設置しました。残りの半分は、コートやワンピースなどの長いものを収納できるように、あえて設置しませんでした。その下の空いたスペースにはちょっとした収納ケースを置いて、小物を整理しています。
DIYと聞くと、ペンキを塗ったり釘を打ったりなどの手が込んだ手作りを想像する方もいるかもしれませんが、材料を上手く組み合わせるだけで簡単にできてしまうことも。実はブランコハンガーというもの自体は、すでに形になって市販されているものもあります。でも、手軽にDIY気分を味わいたい方や、これからDIYにチャレンジしてみたい初心者の方などが、生活に上手に取り入れてみるきっかけになれば嬉しいです。
また、冒頭で触れたとおり、服を畳まない収納スタイルは家事をラクにしてくれます。
それについて詳しく書いた下記の記事も、併せてご覧ください。
関連記事:畳まない収納は手抜きじゃない洗濯術!暮らしの丁寧な見直しが要
関連記事:服の畳まない収納はハンガー選びが肝!タオルや下着の収納も紹介
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