クローゼットを見直して、一人暮らしの生活空間を広く使おう

一人暮らしの1Kタイプの私のお部屋。極端にお部屋が狭いわけでも、クローゼットが小さいわけではないけれど、生活空間にもカラーボックスやワゴンなど収納するためのインテリアがあるせいか、何となく狭く感じてしまいます。
もう少し生活スペースをすっきりさせたいな。引っ越しが済んでしばらく経ち生活が落ち着いてくると、そんな風に思うようになりました。
改めてクローゼットの中をじっくりと見まわしてみます。洋服はハンガーポールにかけたり引き出しタイプの収納ケースにしまったり。カバンは収納ケースの上に並べて収納。うーん、しまえるものはクローゼットにきちんと収納しているはずでしたが、空いているスペースもあるし、もっと上手に使えば収納力が増えそうな感じもします。
そこでもっとクローゼットの中を上手に活用できないかなと考え、いくつか試してみました。今回は、そのクローゼットの活用方法をご紹介しようと思います。

クローゼットを見直して生活空間をすっきりさせよう

◆活用方法その1:クローゼットの奥に突っ張り棒を設置
クローゼットの一番奥側。洋服を書けてしまうと見えなくなってしまうところ。この場所って意外と余白があったりするのです。
その余白を利用して、ほんとうにたまにしか使わないアイテムを収納していきます。

<必要なもの>
・突っ張り棒(耐荷重が5キロくらいあると何をかけても安心です)
・S字フック

クローゼットの奥に突っ張り棒
クローゼットの奥に収納する

平行に気を付けて設置していきましょう。
私の場合は、ほとんど着ないスーツや、出張や旅行の時だけ使う大きいサイズのリュックを。洋服と比べるとサイズが大きく、扉が引っ掛かって困っていた悩みも一緒に解決できました。正面を向けて収納できるので、ポールにかけている洋服を取るときも邪魔にならずに快適です。

◆活用方法その2:クローゼットの横にも突っ張り棒を設置
クローゼットに洋服をしまう時、自然と左右どちらかに寄せて収納していませんか?そうすると自然にスペースのできる左右どちらかの横の場所。このスペースも活用するべく、またまた突っ張り棒の登場です。

<必要なもの>
・突っ張り棒
・S字フック

クローゼットの横に突っ張り棒
クローゼットの横に収納

こちらも平行に気を付けて設置しましょう。
手前にはよく使うものを、奥の方にはあまり使わないものを収納すると使い勝手がよさそうです。ベルトは直接突っ張り棒にひっかけて、帽子やバッグはS字フックを使って、また紙袋などを利用して小物類を収納してみました。使えていなかったスペースを上手に活用することで収納力がグッと増えたように感じます。

◆活用方法その3:思い切ってカラーボックスやワゴンをクローゼットに収納
今まで部屋に出していたカラーボックスとワゴン。改めてよく見るとカラーボックスに収納しているものは普段の生活でほとんど使うことのないものばかり。もしかしたらこれって部屋に出しておく必要ってないのかも。突っ張り棒のアイデアで新たに生まれたクローゼットのスペースに、思い切って両方とも入れてみました。

クローゼットの中にカラーボックスとワゴン
キャスター付きだと便利

奥のカラーボックスには使用頻度の低いものを、手前のワゴンには使用頻度の高いものを。もしカラーボックスの中の物を取り出したくなった場合でも、ワゴンにはキャスターがついているのでちょっと動かせば簡単に取り出すことができて便利です。
カラーボックスやワゴンの中の収納をすっきりさせるのにプラスチックのカゴなど既製品を使う方も多いと思いますが、先日紹介した紙袋で作る収納ボックスもおすすめです。こちらのアイデアで、溜まりがちな紙袋も利用できちゃいます。

溜まりがちな紙袋を収納に使うアイデアでスッキリな暮らし

ここまでのアイデアで、前よりもクローゼットを上手に活用できてクローゼット内に新たなスペースも生まれ、生活空間にあったカラーボックスやワゴンまでクローゼットの中に納まってしまいました。このふたつがなくなった分、一人暮らしの部屋がすっきりと広くなったような感覚で嬉しくなります。

他にも、一人暮らしの部屋を広く使うアイデア

◆番外編:鴨居フックを利用してハンガーラックを片付ける
もうひとつ私を悩ませていたのはハンガーラック。帰ってきて脱いだコートをかけたり、お風呂上りに使ったバスタオルを干したりと便利なのですが、やっぱり場所を取ってしまうのが悩みでした。
そんなときに見つけたものが、鴨居フックでした。

※鴨居(かもい)とは…ドアなどの開口部の上部の枠のこと。開き戸にも引き戸にも、ドアの上部に出っ張っている枠のようなものがあると思うのですが、その部分のことです。

この鴨居フックを使って簡易的なハンガー掛けを作ります。

<必要なもの>
鴨居フック 2個
突っ張り棒
S字フック

鴨居フック設置
鴨居フックをつかってコートをかける

鴨居に鴨居フックを挟んで固定させ、突っ張り棒を乗せるだけで完成です。
一人暮らしなので一人分のコートがかかれば十分ですし、ドアノブとは反対側に寄せてコートをかけてしまえば廊下へ出るときも邪魔にならずに行くことができます。これを設置したおかげでハンガーラックを片付けることができ、さらに生活空間が広がりました。

このようにちょっとの工夫を積み重ねることで、決して広くはない一人暮らしの部屋でもスペースを作ることができました。何か取り入れられそうなアイデアはありましたでしょうか。
他にもクローゼットを上手に活用するコツを紹介している記事がありますので、ぜひこちらも参考にしてくださいね。

服の収納力が大幅アップ! クローゼットの簡単DIY

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