初めての誕生日祝いは「のし」で贈り物に特別な想いを込めよう
1歳になる初めての誕生日は特別な日。健康に、元気に育って欲しいという想いを贈り物に込めたい時には「熨斗(のし)」が活躍してくれます。
熨斗と聞くと堅苦しい印象を受けてしまいますが、贈る相手を想う気持ちを伝えるのにぴったりな、日本の伝統的なお祝いの形式です。初めて贈る方にも分かりやすいように、気になる疑問を丁寧に解説していきます。
▽そもそも「のし」とは?
▽初めての誕生日祝いにのしは必ずつける?
▽誕生日祝いはいつ贈る?
▽誕生日祝いの「のし」の選び方は?
▽誕生日祝いの「のし」の書き方とは?
▽オリジナルの「のし」テンプレートをご紹介
▽初誕生祝いにおすすめのプレゼントの選び方
▽健やかに育って欲しいという願いを込めて
▽そもそも「のし」とは?
百貨店で贈り物を買うときにかけてくれるのし紙のことを熨斗(のし)だと認識されることが多いですが、元々は表書きの横に位置する飾りが熨斗です。最近ではほとんどのお店でも、のし紙を使用していますので、のし紙を熨斗と認識していても大丈夫です。
※誕生祝い以外ののしについてもこちらの記事で詳しく解説しているので、気になる方はぜひ!
▽初めての誕生日祝いにのしは必ずつける?
のしは必要不可欠という訳ではありません。贈り物にポップなラッピングをするのも良いですし、おむつケーキを贈って華やかなお祝いをするのもおすすめです。ただ、贈り物そのものに、健やかに育って欲しいという想いを込めたい時にはのしが活躍してくれるように思います。
▽誕生日祝いはいつ贈る?
一番はもちろん誕生日の当日ですが、どうしても予定が合わない場合は前後3日以内には渡したいところです。遠方に住んでいる友人や親戚の子どもに贈る時には、当日に届くように配送するのもおすすめです。配送だけだと冷たい印象があるので、ぜひ一言手書きのメッセージを添えてみてはいかがでしょうか。
▽誕生日祝いの「のし」の選び方は?
何度も繰り返さないお祝いでは「あわじ結び」を選びますが、1歳の誕生日は何度もないものの、これからも元気に育って誕生日を迎えてほしいという想いを込めて「花結び」(蝶結び)の水引を選びましょう。水引の色は紅白でも赤金でも問題ございません。水引の本数は多いほど豪華な印象がありますので、5本のものを選ぶと良いでしょう。
▽誕生日祝いの「のし」の書き方とは?
お祝いは太字か黒文字で書くのが一般的であり、ボールペンで書くのは避けましょう。筆ペンで書けば、いつもと違う特別な想いが贈り物に込められるように感じます。基本的な書き方についておさらいしたところで、表書きと名入れについて詳しく解説していきます。
○表書き
贈る目的を書きます。水引の上に書かないくらいに大きく書くと、バランスが良く見えます。お祝いの気持ちを込めて、「初誕生御祝」や「誕生日御祝」、もしくはシンプルに「御祝」と書くのがおすすめです。
○名入れ
贈り主の名前を書きます。表書きよりも小さめに書くことでバランス良く見えます。贈る人数によって書き方が変わりますので、詳しくご紹介します。
・2人、3人の連名の場合
五十音順に沿って、右から左に書いていきましょう。
・4人以上の連名で贈る場合
家族全員から贈る時は全員の名前を書ききれない場合がございます。その時は代表者の名前と「外一同」と書いたうえで、別紙に表書きと全員の名前を書いて同封するのがおすすめです。
▽オリジナルの「のし」テンプレートをご紹介
一般的なのし紙も良いけれど、ありきたりなデザインは避けたい…。そんな方におすすめのプレコチリコオリジナルの「のし」をご用意しました!初めての誕生日にも使えるような、やわらかな印象を目指しました。お使いいただけましたら嬉しいです。
※画像をクリックすると、ダウンロードすることができます。
▽初誕生祝いにおすすめのプレゼントの選び方
初めての誕生日には、これからも元気に育って欲しいという気持ちが伝わると素敵だと思います。少し大きめの服や靴を贈ったり、たくさんの思い出づくりを応援できるように、アルバムやベビーリュックもおすすめのプレゼントですね。
▽健やかに育って欲しいという願いを込めて
初誕生日の「のし」に関してご紹介してきました。しかし、初めての誕生日は一度しか訪れないとても特別な日です。マナーをあれこれ気にすることよりも、健やかに育って欲しいという率直な想いを贈り物に込められてみてはいかがでしょうか。
マナーがきちんと守られた贈り物よりも、そういった想いがこもった贈り物の方が、きっと相手にも喜ばれる素敵な贈り物になると思います。
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