天の川の七夕飾りは折り紙でつくろう！子供にも簡単な季節飾り

編集スタッフ　かしわ

七夕の夜、空に期待するのは、きれいな天の川。
梅雨の時期とも重なり雨が続きがちな七夕は、なかなか天の川はみえないこともあります。
でもきっと、わたしたちからは見えていなくても、織姫と彦星は年に一度の逢瀬を楽しんでいるはずです。

今回は、簡単でかわいらしく作れる、折り紙の天の川をご紹介します。
一枚の折り紙でも、驚くくらい伸びるので、子供との時間や保育園での行事飾りに、ぜひ楽しんでお作りください。

【準備するもの】
折り紙
はさみ
★カラーペンがあると、綺麗に作りたい場合におすすめ

＜七夕飾りに！天の川の折り紙の折り方＞

①折り紙を一枚用意する（今回は銀色を使用）
②表面が内側に来るように、半分に折って長方形にする
③同じ方向に半分に折り、さらに細い長方形にする
④はさみで切る際、どこまで切るかわかりやすいように、外側から約1cmのところにラインをひく
⑤④でひいた、片方のラインを起点に、1cm間隔で横にラインをひいていく＜赤＞
★細かい間隔にするほど、網目の細かい天の川になる
⑥⑤で起点にしなかったラインを起点に、⑤のラインの間にラインをひく＜青＞
⑦＜赤＞ラインを印に切り込みを入れる
⑧＜青＞ラインを印に切り込みを入れる
★折り紙が破れないようにそっと開いて完成！

他の七夕飾りの折り方はこちら⇩

笹の葉折り紙の折り方！簡単七夕飾りで季節のインテリアにも♪

折り紙の天の川は、少しの工夫でまた違った飾り方や、見え方を楽しめます。
これからご紹介する工夫を参考に、ぜひオリジナルの天の川を作ってみてくださいね。

今回は折り紙で天の川を折りましたが、素材の違う紙で作っても、雰囲気の違う七夕飾りを楽しめ、とても素敵です。
天の川は、どんなサイズでも切ることができればつくれるので、余ったはぎれなどをつかってもインテリア性のある天の川ができそうですね。

色や、柄、素材違いの折り紙を２枚用意し、先ほどの折り方で天の川を作ります。
二枚を重ねるだけで、華やかな天の川になります。
写真は、銀色の折り紙と、和柄の折り紙をつかってみましたが、いかがでしょうか？

七夕飾りにはたくさんの種類がありますね。星や吹き流し、貝飾り…それらを天の川に一緒に飾るのもかわいいですよ。
手芸や工作用のデコレーションパーツや、キラキラしたスパンコールなどをつけてもおしゃれな七夕飾りを楽しめそうです。

かわいい折り紙の天の川はつくれましたか？
実は、天の川の飾りとして有名な今回の折り紙は、「漁網（ぎょもう）」「投網（とあみ）」の網飾りとも言われているのをご存じでしょうか。

魚を捕まえる大きな縄をたとえた網飾りは、大漁を願う豊作祈願の意味が込められています。
そして、もう一つ。漁網は網で魚を引き寄せることから、しあわせを引き寄せる、すくいとるといった意味もあるのだそうですよ。

七夕飾りには、ひとつひとつに様々な意味が込められているのです。折り紙の色や飾る場所で、天の川や網飾りの折り紙を折り分けてもいいですね。
しあわせを願いながら、七夕飾りを楽しみましょう。

七夕には、立派な天の川は欠かせません。
天気が悪くて空に見えなくても、素敵な折り紙の天の川があれば、きっと七夕の願いは、空に届くはずです。
天井を渡したり、笹から吊るしたり。ロマンチックな天の川を、ぜひ折り紙で楽しんでくださいね。

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