毛玉取り：タイツ編。デリケートな素材のお手入れ・毛玉予防方法
タイツ履こうとするとの毛玉ができていて困りませんか？数回しか履いていないのに捨てるしかないかな、となりがちなタイツ。薄くデリケートな素材のタイツでも毛玉取り器が使えるのかやってみました。そもそも、毛玉ができないようにするための予防方法もご紹介。せめて１シーズン使えるように、お手入れしてみませんか？
＜目次＞
■タイツ、なぜ毛玉ができる
■タイツの毛玉、生活用品で取る
□スポンジで毛玉を取るって？
□カミソリでも取れるって本当？
■デリケートな素材でもOKな毛玉取り器で取る
□日本製の刃にこだわったテスコムの毛玉取り器とは
□毛玉取りは履いたまま。どれくらい取れる？
■そもそも、毛玉をつくらない、予防方法は？
□洗濯でひと手間かけるだけでも
□毛玉のできにくいタイツを選ぶ
■毛玉をケアすれば、タイツも長く履ける！
■タイツ、なぜ毛玉ができる
毛玉ができる要因は、摩擦。素材にもよりますが繊維がすれてからまるとできてしまいます。タイツは靴やブーツの中、履き口が当たる部分でこすれたり、衣類でこすれたりするため、毛玉ができやすくなります。
できてしまった毛玉は無理に引っ張ると生地を傷めてしまうので、注意が必要です。でも、あきらめて捨てる前に、なんとかできたらいいですよね。
■タイツの毛玉、生活用品で取る
ニットなどと違い、生地が薄いタイツは、機械を使うと穴が開きそうですよね。生活の中で使っているアイテムで取れるのか、スポンジで取る方法、カミソリで取る方法を試してみました。
・スポンジで毛玉を取るって？
不織布がついているスポンジの、あのざらざらした面でなでる方法を試してみました。
なで具合が難しく、優しくやると全然取れないため、ちょっと力を入れてやってみました。ほとんど取れないのに加えて、力をかけすぎてしまったようでタイツが少し毛羽立ってしまい、うまく取れませんでした。タイツは素材もデリケートですし、むしろ摩擦を起こしてしまうことがあるので、スポンジはおすすめできなさそうです。
・カミソリでも取れるって本当？
カミソリは、いわゆるT字カミソリ。100均（ダイソー）の「schick顔・ボディ用」を使ってみました。
毛を剃るようにやってみました。しつこい毛玉は取れませんが、意外と取れて細かいゴミがちゃんと出てきました。1カ所につき5回も剃れば実感できます。小さい範囲ならカミソリでも応急処置として使えそうですね。刃の切れ具合を考えると、カミソリは新品をおすすめします。
■デリケートな素材でもOKな毛玉取り器で取る
生地が薄くて強く毛玉を取ると破れてしまいそうなタイツですが、タイツの毛玉もOKの毛玉取り器があるということで試してみました。
・日本製の刃にこだわったテスコムの毛玉取り器とは
こちらは、テスコムの毛玉取りクリーナー「毛だまトレタ KD901」
30デニール以上のタイツや薄手のくつ下、薄手のセーターまでOKという優れもの。薄いものはもちろん、カーペットなどハードなものまで対応しています。
定価3,980円（税抜）とお値段がはるところが悩ましいですが、これでタイツなどの衣類から生活用品まで全て毛玉取りができて、いろんなものを捨てずに済むなら安いと思えるかもしれません。どれくらいすごいのでしょうか。
・毛玉取りは履いたまま。どれくらい取れる？
「デリケートガード」がついていて、刃に直接当たらない仕様になっています。刃が隠れていると毛玉が取りにくそうですが、「履いたまま毛玉取りができる」とあるのでやってみました。本当に驚くほど取れます！ひっかかりもありません。
※今回は80デニールのタイツで試しましたが、30デニール以上対応。かなり薄めのタイツまでできるのがすごいですね。
■そもそも、毛玉をつくらない、予防方法は？
タイツに毛玉ができても、無事に取ることができそうです！でも、タイツやストッキングは頻繁に履くものだから、毎回毛玉を取るのも大変ですし、ダメにしてしまうと費用もかさみます。生活している中でいつの間にかできてしまう毛玉、できないようにする方法はあるのでしょうか？
毛玉ができる要因である摩擦を、着用時以外で減らしてタイツへの負担を減らしましょう。
・洗濯でひと手間かけるだけでも
①他のものと分けて洗う ②裏返して洗う ③手洗いコースで洗う
境界をつくるためにも洗濯ネットに入れて洗う、そもそも他のものと一緒に洗わないことで、摩擦を防ぐ方法がひとつ。また、裏返して洗うことで、表面の摩擦が減ります。
更に、洗い方自体がやさしい手洗いやドライコースで洗えばより毛玉の原因が減るはず。週１枚程度しか履かない方はここまでするのは難しいと思いますが、毎日履く方は週末まとめてお洗濯するならできそうですね。
・毛玉のできにくいタイツを選ぶ
「毛玉ができにくい」というタイツというのも販売されていますので、タイツ選びからこだわる、というのが一番楽なのかもしれません。ドラッグストアで探してみると、10種類以上ある中で1種類～2種類は置いてありました。でも、洗濯時のひと手間などはかけた方がより安心でしょう。
■毛玉をケアすれば、タイツも長く履ける！
今まであきらめていたタイツの毛玉、まずは洗い方を注意しながら、できてしまった毛玉も毛玉取り器で取ってみようと思います。みなさんも、捨ててしまう前にぜひお試しください。
タイツ、なるべく長く使えたらうれしいですし、履いた時に恥ずかしい！とならない応急処置ができたらいいですよね。タイツの毛玉対策、私も知らないことが多かったのですが、予防などみなさんにも参考になるポイントが少しでもあったなら幸いです。
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