プロ監修、スマホカメラで綺麗に写真を撮る9つの技術
「写真を飾りたい」ふとそんな感覚がめばえました。
写真ってインスタントカメラやデジタルカメラで撮っていた昔と比べて、今は綺麗な写真をスマホで簡単に撮ることができるようになりました。
そんなおかげで、いつでもどこでも写真を撮れるようになったのは便利ですが、ふとあまり見返さないなということにも気づいたのです。
大量に撮影してもインスタントカメラを残しておくわけでもなく、データとして保存できるから手間暇をかけて現像する必要もありません。だけど紙として写真を残さないことに、ちょっとした寂しさのようなものを感じたのです。
今回はそんな写真を実際に印刷しての飾り方、まずは手軽で簡単にでもいいから100均の商品を使った写真の飾り方というものを試してみたいと思ったので、紹介します。
【もくじ】
スマホ写真での9つのテクニック
水平垂直に気を付ける
構図を考える
明るさ、露出を適正にする
光の向きを考える
ズームを使わず、自分が動く
被写体を観察する
目線や視点を変える
見せたいものにピントを合わせる
何を伝えたいのか?を考える
シーン別、写真の事例
料理
風景
人物
スマホでも写真は綺麗に撮れる
スマホ写真での9つのテクニック
まずはこちらではプロのカメラマンに聞いたスマホカメラで写真を撮るさいにここに気を付けると写真が上手に撮れるようになる、8の技術や考え方について紹介します。
水平垂直に気を付ける
まず撮り方で一番に気を付けたいのは写真の傾きです。水平垂直に撮ることによって写真が傾くことなく、見違えるほど見やすくなり安定感がでます。
そのためプロのカメラマンは水準器といった水平垂直を測るものを使っています。スマホカメラで水平垂直をとる撮り方は3つポイントがあります。
1つは脇を締めて腕をブレないようにロックすること、2つめはカメラと目線の高さを合わせること、3つめはスマホのグリッド線機能を使うことです。
これだけでもかなり写真が見違えますので、お試しください。
構図を考える
撮り方で次に気を付けたいのは構図やアングルです。
こちらも同様にグリッド線機能を使うことで考えやすくなるのですが、どこをメインの置き場所にするのか?どういったアングルで撮るのか?といった写真の構成を考えることで、見せたいものをより見せるような表現が思いつくかもしれません。
明るさ、露出を適正にする
明るさや露出といったものは適正になっているでしょうか?
逆光だったりすると一番見せたいものが見えなかったり、人物が暗かったりするとかなり印象が変わります。
逆に夜景や花火といったものは明るさに差があると、より被写体が際立つかもしれません。
光の向きを考える
明るさと同様に光がどの向きから入ってきているのかを気にすることも大切です。
逆光だとメインのものが暗く見えますし、逆にフラッシュで順光にするとインスタントカメラで撮ったような生っぽい写真になります。サイド光だと光のグラデーションで物が立体的に見えるでしょう。
そういった光を組み合わせたり引いたりして考えるとより見せたい物を表現できるかもしれません。
ズームを使わず、自分が動く
写真を撮るさいにやってしまいがちなのがズームを使うことです。解像度の意味でもズームは使わない方がいいですが、それ以上に自分の足で動いて撮りたいものに合わせて自分の位置を変えていくことが大切です。
被写体を観察する
被写体や見せたいものをしっかりと観察しましょう。人物や物の場合は、もっともそれが魅力的に撮れる角度はどこなのかを観察するのが大事です。
目線や視点を変える
こちらはスマホでの上手な撮り方というよりはユニークな写真の撮り方ですが、目線を変えてあげると面白い写真を撮ることができるかもしれません。
虫・子供・雲・鳥・飛行機・魚など様々なものの目線を考えたり、実際にその目線になって写真を取ってあげることでオリジナル性が出てきます。
例えば虫なら地面スレスレで見上げるように撮ったり、鳥や飛行機なら真俯瞰で撮ったり、子供が見えている世界に合わせたり、そういった目線を想像してあげましょう。
見せたいものにピントを合わせる
被写体にピントを合わせることで、見せたいものをより強調することができます。料理や人物や建物など、ピントを奥に合わせるのか、手前のものに合わせるのかで、かなり写真の印象が変わるため試してみてください。
何を伝えたいのか?を考える
最後にスマホでの写真の撮り方で一番大事なことは、テクニックや技術といったものよりも、何を伝えたいのか?見せたいのか?ということです。
撮り方を考えるよりも見る人にどう伝わって欲しいのか?といった見せ方を一番考えることがスマホでも良い写真を撮れるコツだと思います。
シーン別、写真の事例
こちらでは実際にこれらのことに気を付けて撮ってみたいくつかの事例写真を紹介します。
料理
こちらは料理を俯瞰で日の丸構図で撮った写真です。
真ん中に被写体を置くことでより料理が強調されます。
風景
こちらは風景を放射線構図で撮った写真です。
奥行きや広がりを表現することができ、躍動感や迫力のある写真になるため風景の壮大さや大きさといったものを表現できます。
人物
こちらも料理と同様に日の丸構図で人物を撮影した写真です。
人物も同様に真ん中において強調することで存在感を示すことが出来ますので、ぜひお試しください。
スマホでも写真は綺麗に撮れる
パシャっとシャッターを切る瞬間、ボタンを押すあの瞬間。何か言葉には出来ないけれども今この瞬間の映像を写真に収めたい、いつまでも残る形にしたい。
そう思って切ったシャッターは何よりも愛おしく何よりも素敵な世界を、写真という形に姿を変えて一枚の記憶となります。
後々思い返してみると、自分が好きな一枚を撮った時はそんな感覚があったんじゃないか、だからこそそんな瞬間に気づけて写真を撮れたんじゃないか、そう思ったんです。
そんな自分が感じたあの感覚を忘れないためにも、写真を撮って終わるのではなく、その一枚を印刷して形にすること、家や部屋の壁に飾ることで、私の感情や意味を思い出させてくれるのではないでしょうか?
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