おしゃれ部屋に憧れて。100均の壁飾りを素敵なインテリアにしよう
編集:M.A
少し非日常を取り入れた、特別感のある自室。外から帰ってきて、ほっと息をつけるようなおうち。こういった空間は、どのように作られているのでしょうか。ふんわりと想像したことがあるおしゃれな部屋を誰でも形作れるとしたら、一体どのような飾りを選ぶでしょう。今回は、部屋の大部分を占める「壁」に着目して、このスペースを彩る100均アイテムや飾り付けの方法をご紹介します。
<もくじ>
〇壁の余白を埋める おしゃれで便利なアイテムとは?
貼るだけ簡単 壁にストーリーが生まれるウォールステッカー
飾るだけで部屋に奥行きが出る壁飾り! 活用フォトフレーム
〇お部屋別イメージ集
①ワンルーム、ちょっとしたお部屋編
②和室編
③リビング編
〇おしゃれな部屋で大事にしたいこととは?
〇100均からでも始められる、壁飾りからつくるお部屋
〇壁の余白を埋める おしゃれで便利なアイテムとは?
部屋をおしゃれに見せたくても、大掛かりなリフォームをするのはなかなか難しいですよね。「もしイメージと違ったら……」、「いつかはこの部屋を出るかもしれないし……」などなど。それぞれの環境や経験によって、悩みも思いもたくさんあると思います。
そこで、お試し気分で楽しめる、100均などの安価なものや、賃貸といった壁の傷などを気にせず手軽に扱えるアイテムから見ていきましょう。
貼るだけ簡単 壁にストーリーが生まれるウォールステッカー
白い壁にワンポイント貼るだけで、想像力がかきたてられるようです。シールタイプのものは壁を傷つけることもないため、賃貸に住む方も安心して楽しむことが可能です。植物モチーフのステッカーは、家にいながら風に揺れる葉の動きが見えそう。木漏れ日や木々のざわめきが感じられる日もあるかもしれませんね。
【ステッカーを壁に貼る際のヒント】
・葉っぱがバラバラに分かれているステッカーは難易度高め。こういったものにチャレンジする時は、時々離れて見てみると全体のバランスが掴みやすいかもしれません。
・白い壁にはシルエットタイプのステッカーもおすすめ。白と黒のコントラストが自然と目をひきますね。
飾るだけで部屋に奥行きが出る壁飾り! 活用フォトフレーム
柄物のクリアファイルや、引き出しの中で眠ったままのポストカードをフォトフレームに入れて鑑賞してみませんか? フレームを飾るだけで、平面だった部屋の壁に新たな奥行きを生むことも。飾りたい作品を持っていない方も、100均で手に入るリメイクシートを入れてみると、フレームを通して新しい世界がのぞけそうですね。壁に傷が残ることが気がかりな場合は、100均のダイソーやセリアにある「壁紙用粘着フック」や「粘着タックひっつき虫」といったグッズを活用することも可能です。
【配置についてのヒント】
・日の丸構図……空間の中央に配置することで主役が分かりやすく、目が吸い込まれていきます。
・シンメトリー……ひとつひとつが小さいフレームでも、贅沢なスペースの使い方が出来ます。飾りたいもの(ポストカードやイラストなど)がある人にもおススメです。
・三角形構図……上から下へと視線が流れていく安定感のある飾り方です。
〇お部屋別イメージ集
では実際にこれらのお手軽アイテムを飾ることで、壁や部屋にどのようなイメージを与えるのか、お部屋別に追っていきたいと思います。
①ワンルーム、ちょっとしたお部屋編
空いたスペースを印象的に変えるウォールステッカー
スペースを占領せず圧迫感を与えない、小柄なアイテムはいかがでしょうか。
こちらはトイレの壁をかわいらしく装飾。カップのウォールステッカーが、白い壁の中でも存在感を放っていますね。こじんまりとした空間を占領するような圧迫感はなく、ちょこんとワンポイントあることでリラックス効果が促されそうです。
お部屋に素材感を演出するおしゃれなリメイクシート
レンガ調の柄を壁の隅に貼ることで、壁紙全体を張り替えずともその質感が表現されています。こちらは「リメイクシート」という、壁や家具など様々なものに張り付けられるアイテム。剥がせるタイプや弱粘着タイプのものは跡が残りづらいので、賃貸住まいの方にもおすすめです! 柄物のシートはステッカーのように使うことも出来て、汎用性が高そうですね。
100均にも素材感を演出するレンガ調のクッションシートなども揃っているので、お部屋の雰囲気を演出する際には覗いてみてもいいですね。
②和室編
和室は畳や襖があったり、壁の質感が洋室とは異なるため、どういった装飾が似合うのか悩みどころですよね。和室ならではの魅力を生かせる飾りを見つけたいものです。
和と調和する自然を楽しめるモチーフで
爽やかな桜の桃色が特徴のウォールステッカー。畳の色合いとも調和していて、自然と目に入ってきます。家にいながら花を見つめて、顔が綻ぶような素敵な演出です。和室や小上がりにぴったりな、日本の四季を感じる壁飾りですね。
襖に100均のリメイクシートで、垢ぬけお部屋つくり
こちらは100均ダイソーがマスキングテープブランドの「mt」とコラボした、ウィリアム・モリスデザインのリメイクシートを襖にライン状に貼っています。和×洋の装いがとてもおしゃれ。鮮やかなリメイクシートなら、陽の光が当たりづらい場所にあえて貼っても◎ 一日のうちに何度も表情を変えてくれそうです。
※襖は紙素材が多く、上からリメイクシートやシールなどを貼ると、はがした後原状回復をすることが難しくなってしまいます。そのため、賃貸で襖をアレンジする際には、下地を用意し、縁の部分で留めてからシートを貼るのがいいですね。
③リビング編
家族でくつろいだり、お客様をもてなしたりする空間。様々な役割を持つリビングでは、派手過ぎず、かつおしゃれに配置したいですね。
風合いや余白を考えたレイアウト
元々配置してある家具とのバランスが考えられた壁使いのこちらのお部屋。下に向かって広がるように飾られた大小のフレームが心地よい余白をつくります。建具とフレームの素材もマッチし、木のぬくもりを感じる優しい雰囲気が印象的ですね。
雑貨の向きで印象を変えるレイアウト
こちらは100均ダイソーの3連フォトフレームをつかった壁飾り。細長いフレームを横向きで置くか、はたまた縦に置くかでスペースの印象がガラリと変わりました。飾りを置いた時に出現する余白を見つめると、さらに飾り方のアイデアが溢れてきそうですね。
〇おしゃれな部屋で大事にしたいこととは?
壁を彩るアイテムやその活用例を続けてご紹介しましたが、「特にこだわりたい所はここだな」というようなポイントが、少しイメージ出来てきたところではないでしょうか。では、憧れのおしゃれな空間について、コンセプトをさらに掘り下げてみましょう。
色数を絞ってみる
元々ある家具や、自分のお気に入りの色を思い返してみると、おのずと「何色が好きだな」、「この色は目に優しいな」といった風に浮かんでくる気がします。好みの色で揃えて統一感を出すと、好きなものに囲まれているような気持ちになりますし、一色だけ違うものを混ぜてアクセントととして飾るのも特別感があって素敵かもしれませんね。
素材感を合わせてみる
例えばフォトフレームを素材で比較してみると、木製のものとアルミ製のものでまた違った印象を受けるのではないでしょうか。
木製のフレームはざらりとした手触りから、より自然な素材感を感じますし、一方アルミ製のものはメタリックな素材特有の輝きや均一さに魅力を感じます。
壁飾りの素材感に着目すると、目指したいテイストがより形になってくる気がしませんか?
木目調のもので揃えると、心が休まるカフェのようなテイストで。金属的なモチーフで飾ってみると、日常からはちょっと離れるような異国風味なテイストに。
ちょっとした飾りのことに思いを馳せるだけで、「壁」というスペースの可能性が広がっていくみたいです。
100均でも様々な素材のフォトフレームが選べるので、ぜひ覗いてみてくださいね。
〇100均からでも始められる、壁飾りからつくるお部屋
100均で手軽に広い壁の印象を変えるアイテムや、壁飾りを飾った時のイメージを見てきましたが、いかがでしたでしょうか。ある程度おしゃれになるためのポイントはあっても、どういった配置やテーマを美しいと思うのかは、きっと人それぞれだと思います。この記事が、あなたの理想を形作る際に少しでもお手伝い出来たなら幸いです。
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