憧れの寝室。私がインテリアやレイアウトに求めること
少し先ですがこの冬に引っ越しを予定しています。実は30代にして初めての一人暮らしで、わたしにとってここ数年の中で一大イベントになりそう。大人げないかな?なんて思いながらも楽しみなのは本当で、ことあるごとに未来のおしゃれな我が家を妄想中。どんなインテリアにしようかな、どんなレイアウトにしようかな…。
おしゃれなベッド探し中。楽しいけど難しいと感じるこの頃
近頃はよくベッド探しをしています。大事な睡眠時間を過ごすのだからベッドと寝具選びでは後悔したくなくて、早くからリサーチを始めました。通販サイトや雑誌で様々なおしゃれなベッドや寝室のインテリアを眺めては想像が膨らんでワクワク。収納引き出し付きや棚が便利そうだったり、きれいな木目や無機質なアイアンにも惹かれたり…一時間なんてあっという間にすぎてしまうほど、夢中になってしまいます。
けれど、飛び込んだ世界は思ったより広くて、少し迷子になってしまったよう。おしゃれさと実用性と価格と…世の中にあるベッドの選択肢の多さに右往左往していることに気が付きました。
わたしが本当に求めているベッドって、なんだろう。
これまで過ごしてきた寝室と、これからの寝室に求めるもの
後悔したくないから、無邪気なベッドリサーチから一度離れてみました。そして自身にとってベッドとはどんな存在なんだろう、と考えます。
我が家には以前子供用だった部屋に二段ベッドがふたつ並んでいます。たしか7、8歳のころ大工さんを家に呼んで一から作ってもらった世界にここだけのベッド。ひとつひとつの木の板や棒がしだいにベッドになっていく過程を見て、期待と同時に「不思議だなぁすごいなぁ」なんて感じていたことを覚えています。
そんな二段ベッドのひとつの、上の階がわたしの小さな寝室。四姉妹でひとりひとりの部屋がなかったので、ベッドの布団一枚分のスペースが唯一の”わたしの城”でした。遠慮することなくぬいぐるみや雑貨を並べて眺めては自分の世界に浸れる、そんな寝室です。
隣のベッドにいる姉と寝落ちの瞬間まで続けたおしゃべりや、部活動で悔しくてベッドで泣いて過ごした日々はいい思い出。他にも数えきれないくらい色々な喜怒哀楽をここで感じてきました。
嬉しいときも悲しいときも、必ず一日の終わりを迎える場所。この狭い狭い寝室でわたしはわたしを形成してきたように感じます。
わたしにとって寝室は、例えるならば”鳥の巣”のようなもの。ひとつひとつ「これだ!」と思う枝を集めてつくりあげた、怖いものがいない、守られた、ほっとする空間です。
だから新しいベッドも、”巣=寝室”をつくりあげるために、しっくりくるもの・お気に入りのものを選びたいな、という気持ちが湧いてきました。
どんどん欲しいインテリアや叶えたいレイアウトがみえてきた
自分の求めている理想がわかったら、ベッド選びに手ごたえのようなものを感じられてきました。
「心落ち着くしっくりくる寝室」をテーマに考えると、そのためにわたしには雑貨が欠かせません。そんな理由で今は雑貨を並べられる棚付きのベッドに魅力を感じています。その横にはサイドテーブルを置いておしゃれに飾りたいな、なんてインテリアのことも考えるようになりました。
さらにそれだけに留まらず、寝室全体のレイアウトにまで妄想が広がりつつあります。今あるお気に入りのインテリアをどこに配置するか絵にしてみて、あれこれ妄想するのがちょっとした楽しみ。
「大好きな雑貨屋さんのこのチェストがベッドから見えるレイアウトにしたいな」
なんて、まだ部屋も決まっていないのに、理想の寝室を想像するだけでわくわくしてしまいます。あてもなくベッドを探していた時も楽しかったけど、今は着実になにかを積み重ねているような楽しみがあります。
鳥が巣を作るように、ひとつずつ少しずつ丁寧に。ベッドやインテリアで理想のおしゃれな寝室を作れたらな、と思っています。
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