ファブリックポスターの飾り方|気になるインテリア雑貨を飾ろう
『韓国っぽ』という言葉で流行を見せている、ファブリックのポスター。お部屋に馴染む、やわらかでシンプルなデザインは、一枚で空間を垢ぬけさせるインテリアですね。とってもおしゃれなのに、気持ちがゆったりと落ち着くような印象を受けるのは、”ファブリック”であることがポイントなのかも。今回は、注目のファブリックポスターの特徴や飾り方をご紹介していきます。ファブリックポスターの魅力を感じて、飾り方の参考になれば嬉しいです。
◆人気のファブリックポスターとは?
ファブリックポスターの特徴
一般的なポスターは紙製なのに対し、ファブリックポスターはリネンやコットンといった生地にデザインがプリントされたインテリア雑貨です。そのデザインはお部屋のアクセントとなるカラフルな色味を持つものもあれば、細い線画でまるで映画のワンシーンのようなシルエットを描いたものまで様々。特徴的な素材とこなれたデザインが組み合わさったファブリックポスターは、ぜひ暮らしに取り入れてみたいですね。
紙製のポスターと違う印象を受けることの他に、嬉しい特徴も。
・壁から落下してもクシャッとならない
・畳んで収納することが出来る
・壁に飾る以外にも活用方法がある
・汚れても水洗いができる
変幻自在なファブリック。マルチクロスとしても気軽に取り入れることが出来そうです。
素材の選び方
ファブリックポスターの素材には違いがあります。お部屋に合わせた飾り方が出来るよう、素材の違いにもこだわってみても◎
ファブリックポスターは生地にプリントすればオリジナルで作ることもできるため、その際にも参考になればと思います。
キャンバス地
トートバッグなどに使われているキャンバス地は、厚手でしっかりとした作りをしています。たわみではなく、パリッとした印象を作りたい方にはぴったりなインテリアです。
オックス生地
男性の厚めのシャツなどに使われることの多い生地です。撚らずに束ねた糸によって織られた生地は、通気性がよく、しなやかなのが特徴です。適度な厚みと柔らかさで、しわができにくい嬉しいポイントも。
シーチング生地
シーツやまくらカバーなどに使われている生地です。薄手で使いやすく、畳んでもコンパクトなのも嬉しいポイント。窓際のシェードとして飾ると、日の光が透けて抜け感のあるお部屋になりそうですね。一方で、しわが付きやすいという特徴もあります。
シワの取り方
ファブリックポスターは畳まれている状態がほとんど。折りシワがくっきりとついたファブリックポスターを飾るのもなんだかピンときません。
そんな時には、120度以下のアイロンを、ファブリックポスターの裏側から当ててあげましょう。シャツや服のしわを取るのと同じように扱えるのが、ファブリックポスターの特徴でもあります。
◆どんなシーンに演出したい?様々な活用アイデア
ファブリックポスターは壁飾りとしてお部屋作りに活躍するインテリア雑貨ですが、壁に飾る以外にも心地よく使えるアイデアも。暮らしにファブリックポスターを取り入れるアイデアをご紹介します。
大きいサイズで壁紙のように
ファブリックポスターをアクセントクロスとして活用することも。普通の壁紙では味わえないファブリックのナチュラルな素材感がより感じられる飾り方ですね。
インテリアクロスとして
小物のディスプレイやちょっと寂しい棚の上に、サッと敷くだけで、おしゃれなインテリアに。
目隠しのファブリックに
収納などの隠しておきたい場所にも、サッと掛けるだけで使えるのがファブリックの嬉しいところ。隠しているのにインテリアとしてお部屋をおしゃれに見せてくれます。
のれんやシェードのように活用
窓前に飾るのもおしゃれな飾り方。外から入る自然な光で、素材の透け感も楽しむことが出来ますね。
◆ファブリックポスターはオリジナルでも作れる
ファブリックポスターは自分で絵をかいたり、プリントをして手作りすることも出来ますが、家族の思い出や、写真といったものも素敵にポスターにすることも出来るんです。飾りたい写真をアプリで加工したり、イラストレーターさんに依頼してイラスト化したものを使えば、世界で一つの瞬間を切り取ったファブリックポスターに。ぜひ、オリジナルのファブリックポスターにも挑戦してみてくださいね。
◆何を使って飾る?壁やポスターを傷付けない飾り方
壁飾りをしたい時に悩んでしまうのは、どうやって飾るの?というところ。更に、賃貸暮らしだと壁に傷を付けない飾り方が嬉しいですよね。ここでは、また、お気に入りのファブリックポスターを傷付けない飾り方をご紹介します。
使い勝手のいいプッシュピン
アレンジの際に使いやすいのは、プッシュピンです。そのまま壁にポスターを留めてもいいですし、紐やクリップを留めて、ポスターを吊るすという飾り方も。
ピンの穴が気になる場合は、h concept のニンジャピンや、ダイソーやセリアなどの100均で取り扱いのある、スリムな針のプッシュピンなどを選ぶがおすすめです。
ポスターハンガーやポスターフレームを使って
ポスターハンガーに挟んで吊るしたり、ポスターフレームで飾ることも、味のある楽しみ方です。
マスキングテープで飾る
デザイン性のあるテープもかわいらしいですが、ファブリックポスターの馴染みの良さを生かして落ち着いたテープで飾るのがよさそうです。壁の素材によっては剥がれやすい場合もありますので、飾る前に試してみてくださいね。
両面テープで貼る
壁に使える両面テープで、布製のポスターも飾ることが出来ます。両面テープを使うことで、ファブリックポスターのデザインを邪魔せずに飾ることが出来ます。
マグネットで留める
壁にマスキングテープなどでマグネットや、金属製のクリップを貼り、ポスターをマグネットで留める飾り方です。こちらも壁やポスターを傷付けずに飾ることが出来るアイデアです。
おわりに
紙のポスターとはまた違った雰囲気を演出するファブリックポスター。ときめく飾り方は見つかりましたでしょうか。
ファブリック生地の質感や、緩やかなたわみから、なんだかお部屋に優しさを感じるように思います。
もともとファブリックは大昔、今や私たちの生活に欠かせない服のために誕生したそう。直接肌にふれる服や、体をくるみたくなるブランケット、風に揺らめくカーテン…。物理的な柔らかさだけではなく、そういった暮らしに身近なファブリックだからこそ、優しさや、馴染みの良さを感じるのではないでしょうか。インテリアとしてファブリックポスターを取り入れることで、ふ、と心休まるお部屋作りができるといいですね。
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