アートをインテリアに!賃貸でもOKな壁に絵を飾る方法
ハッとするような、じんわりと何か感じるような。そんな絵との出合いは唐突に訪れます。人は、なぜアートに心惹かれるのでしょうね。
そうして出合った絵やアートを、日々の暮らしに取り入れたい。この壁に飾れたらどんなに素敵かな…なんて思いながら、様々な飾る方法を考えて悩んではいませんか?
もちろん自由に壁に絵を飾る方法を知りたいけど、出来るだけ壁を傷付けずに楽しめたらというのも肝心なところ。今回は、そんなお悩みにもぴったりな、壁に絵を飾る方法をご紹介していきます。
◆壁に絵を飾る前に!壁の種類を確認
フックやピクチャーレールで吊るしたり、ひっかけたりするのが主な絵の飾り方。ですが、壁の種類によって飾り方が異なってくるので、飾りたい壁の素材を確認しましょう。
石膏ボード、ベニヤ
たたいた時に、「コンコン」と中から軽い音、空洞に感じる音がすれば、石膏ボードで出来ている壁の可能性が大きいです。また、目立たないところに画鋲やプッシュピンを刺してみて、奥まで刺さること、抜いた際に白い素材が付着していれば、石膏ボードの可能性が高いです。
白い素材がつかなければ、ベニヤの板の可能性が高いです。石膏ボード同様ピンやねじを刺すことが出来るので、手軽に飾りを楽しめやすいです。
コンクリート
たたいた時に響かない、いかにも固そうな音がする…そんな時はコンクリートがクロスの下地にあることが多いです。プッシュピンなどを刺すことはできないのですが、どうしてもねじなどを取り付けたい場合は、業者さんを頼ることがおすすめ。ピクチャーレールなどがついているお家は飾りやすいですが、そうでない壁には、粘着フックなどが使いやすいですね。
◆賃貸・持ち家でもOK!壁に優しい絵の飾り方
賃貸の壁でも、気にせず絵を飾りたい!そんな思いもありますよね。少し手間をかけるDIYから、賃貸でも、賃貸でなくても嬉しい、壁にやさしい飾りアイテムをご紹介していきます。
つっぱりウォールラック
つっぱり式のウォールラックを壁に取り付けることで、飾りだけでなく壁面収納も叶います。ひっかけるフックなどを活用して、絵を飾ることはもちろん、インテリア雑貨と合わせて飾ることが出来ます。
有孔ボード
こちらも壁に取り付ければ、お気に入りの絵を飾ることも。
つっぱりウォールラック同様、一面に取り付ければレイアウト自由なアートな壁が仕上がりますね。
ウォールシェルフ
ウォールシェルフを取り付ければ、お気に入りの絵やポスターを自由に並べて壁飾りを楽しむことが出来ますね。賃貸で壁の傷が気になる場合は、ホチキスの芯のみで取り付けられる、『壁美人』を使えば、大きな傷を気にせずに絵を壁に飾ることが出来ます。
ひっつき虫
こちらは練り消しのように練って使用する、粘着剤。アートポスターのような一枚絵や、カードや写真といった軽いものを飾るには最適です。小さめのキャンバスアートも飾れそうですね。しかし、重量のある額縁に入ったアートや、大きな絵には避けることをお勧めします。
穴の目立たないフック、粘着フック
針の穴が目立たないフックや、そもそも穴を空けないフックなどを活用すれば、壁飾りの幅が広がります。粘着フックならコンクリートの壁やベニヤの壁にも絵を飾る事が出来ますね。
他にも、こちらの記事では穴の目立たないフックなどを詳しくご紹介しています。こちらも合わせてご参考になればと思います。
◆100均グッズでも!壁に傷を付けずに飾る方法
こちらは100均グッズでも壁飾りを楽しめる方法について書いております。手頃な価格で楽しみたい、試しにやってみたい!そんな風に思っていただけたら、ぜひ参考にしてくださいね。
◆傾きへの対処
無事に絵を壁に飾ることができても、気になる絵の傾き。フックやワイヤーに掛けたり吊るす際に、絵が下向きに傾かないよう改善する工夫をしましょう。
ひっかけた際に生まれる隙間と同じ厚さの発泡スチロール、ダンボールといった家庭にある資材などを絵の下に挟むだけで、絵がお辞儀するように飾られることを避けることが出来ます。
◆おわりに
心の動く絵が、インテリアとしてすぐそばにある暮らし。時代背景や作家の想いを通じて、自分の心と向き合える時間が増えそうです。
アートのある暮らしって、”優雅”や”趣”、そういったひとことの言葉にとどまらない、なにか大事なものがあるのかもしれませんね。なんとなく、気持ちがあたたかくなって、前を向きたくなるような。
これから出合っていく絵や、アート。もちろんお金の問題もあるけれど、自分の気持ちに素直に選んでいきたいですね。みなさんは、その時、どんな想いに溢れるのでしょうか。
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