【有孔ボード】サイズや組み立て方・使い勝手を検証-ニトリ編-
最近じわじわと注目を集めている有孔ボード。賃貸でも壁を傷つけることなく、お手軽にDIYでき、浮かせる収納が実現できます。100均からホームセンターまで選択肢も多く、どこで買えばいいのか迷うこともあると思います。今回、私生活でも有孔ボードを使っている私が実際にニトリの有孔ボードを設置から活用方法と使ったフックについて紹介します。有孔ボードライフの参考になればうれしいです。
<目次>
□:そもそも有孔ボードとは?
□:ニトリの有孔ボードはどんな人におすすめ?
□:ニトリの有孔ボードはどんなものがある?
□:ニトリの有孔ボード取り付け方
□:ニトリの有孔ボード活用編-リビング-
□:ニトリの有孔ボード活用編-洗濯用具-
□:ニトリの有孔ボード活用編-キッチン用品-
□:ニトリの有孔ボード活用編-浴室関連-
□:ニトリの有孔ボード活用編-デスクの上-
□:終わりに
□:そもそも有孔ボードとは?
有孔ボードは穴が一定の間隔でたくさん空いている板です。その他にもペグボード、パンチングボード、デザインボードなど色々な呼び方があります。
有孔ボードのメリットは一度設置すれば、壁を傷つけることなくフックの取り外しが何度でもできるので季節や生活の変化によってカスタイマイズが柔軟にできることです。
フックの種類は数十種類あり、棚を設置することも引っ掛けることもフックひとつで実現できるので賃貸や新築、幅広く適しています。
また、穴の間隔が同じであればメーカーを選ばず使え、今回紹介しているのニトリの有孔ボードの穴の間隔は25mm幅になるので、ダイソーで売っているフックが使えます。
□:ニトリの有孔ボードはどんな人におすすめ?
有孔ボードは100均からホームセンターまで幅広く購入できます。
100均の有孔ボードは大きいサイズで縦:30cm×横:20cmから縦:30cm×横:60cmまでありますので、手軽にコンパクトな壁収納であれば100均の有孔ボードがお勧めですが、壁に取り付けるのではなく、テーブルの上などに置く自立タイプが主流です。
一方、ホームセンターやネットショップにある有孔ボードは大きいサイズを取り扱っており、壁一面を有孔ボードにすることも可能です。材質も木製からスチール製のものまであり、カスタイマイズ性は抜群ですが、DIYの様な取り付けが必要な場合があります。既に工具一式を持っていたり、有孔ボードの取り付けをきっかけに、DIYを始めることをお考えの方であればホームセンターやネットショップのものがお勧めです。
ニトリの有孔ボードは100均とホームセンターの中間です。
ニトリの有孔ボードは大きいもので90cm×60cmまであり、専用の突っ張り棒とセットになっているので、壁を傷つけることなく、工具不要で取り付けることができるので、DIYまでいかないけどそこそこ本格的な有孔ボードをお考えの方にピッタリです。
ダイソーの有孔ボードについて紹介した記事もありますので参考にしてください。
□:ニトリの有孔ボードはどんなものがある?
今回紹介するニトリの有孔ボードの商品名は「突っ張りスチールボードパーテーション」と「突っ張りキッチンパーテーション」の2種類です。机の上に設置するタイプもありますが、こちらの方が置く場所を選ばず、幅広い用途があります。もちろん、机の上にも設置が可能です。
ニトリの「突っ張りスチールボードパーテーション」と「突っ張りキッチンパーテーション」の違いは入っている有孔ボードの枚数と突っ張り棒の長さが異なります。
ニトリの「突っ張りスチールボードパーテーション」はスチール製の有孔ボードが3枚、使える高さは床から天井まで、「突っ張りキッチンパーテーション」はスチール製の有孔ボードが1枚、高さはキッチン台や机の上から天井まで想定されています。
有孔ボード1枚あたりのサイズは縦:30cm×横:60cm、「突っ張りスチールボードパーテーション」は最大で縦:90cm×横:60cmになります。
□:ニトリの有孔ボード取り付け方
ニトリの有孔ボードの取り付け方は突っ張り棒を組立て、有孔ボード専用のホルダーを取り付け、設置したい場所の天井と床や、天井とテーブルの上に設置し、中央から上下に向けて引っ張ればすぐに固定できます。あとは、有孔ボードの位置を決め、固定ボルトで取り付ければ完成です。工具類一切不要です。
ニトリの有孔ボードの重さは約1.1kgあるので一人でも設置はできますが、高い位置を取り付ける場合は少し難しく感じるかもしれません。
ニトリの有孔ボード一式を取り付けた際のサイズは、横向きに設置すると横幅が60cm、突っ張り棒の上下固定盤のサイズを含めると最大で61.5cmの幅が必要です。
縦向きの場合は横幅が30cm、上下固定盤のサイズを含めると31.5cmの幅になるのでデッドスペースに使うことができます。
ニトリの「突っ張りスチールボードパーテーション」と「突っ張りキッチンパーテーション」はどちらも同じ組立方です。
□:ニトリの有孔ボード活用編-リビング-
ニトリの有孔ボードを使った事例とダイソーのフックについていくつか紹介したいと思います。ニトリの有孔ボードはスチール製なので有孔ボードで使えるダイソーのフックの他にマグネットが使えるので幅広く使えます。
最初に紹介するのはリビングに床から天井までを突っ張るタイプの「ニトリ:突っ張りスチールボードパーテーション」を設置したものです。高さがある分だけ下部分にリュックや手提げなど幅のあるものを吊るすことができます。
有孔ボードの面は広いので読みかけの本や置き場所に困るティッシュを吊るすことも置くこともできます。小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では工作で作った制作物をマグネットで貼り付けることもできます。だいたいの制作物は原色が強めなのが多いと思いますのでお部屋のアクセントにできます。
今回使っているダイソーのフックも合わせて紹介します。
□:ニトリの有孔ボード活用編-洗濯用具-
使い方を変え、意外とかさばる洗濯を干す関連をまとめる場所にしてみました。見た目もすっきりとした印象になるだけではなく、取り出しやすく、戻すのも楽です。突っ張るタイプの設置なので、ベランダ近くの寝室に取り付けることもできます。今回、色々なものを有孔ボードに収納しましたが、この洗濯用具の収納はbefore・afterの振り幅が大きかったです。
突っ張るタイプの設置方法なので壁にぴったりつけずに壁から20cmほど前に設置することで、幅のあるものを裏側に置くスペースをつくることもできます。
□:ニトリの有孔ボード活用編-キッチン用品-
ニトリの「突っ張りキッチンパーテーション」を使って、キッチン用品を収納しました。スチールタイプの有孔ボードならではのマグネットで貼ることができるのでマグネット対応の調味料ストッカーを浮かせる収納することができるので、調理スペースが広く使えます。手に届く位置にものがあるのはやっぱり便利です。使っているフックは3種類です。
□:ニトリの有孔ボード活用編-浴室関連-
こちらもニトリの「突っ張りキッチンパーテーション」を使い、洗面台の周りにある道具を有孔ボードに収納しました。棚に置くだけでは不安定な場合は、ダイソーのハンガーフックを入れると落っこちてしまうこともなく出し入れがスムーズです。
ドライヤーなどのケーブルごちゃつきが気になる方はケーブルを引っ掛けるフックを取り付けておくと収納位置が定まり毎日が快適に過ごせます。水回りは特に浮かせる収納ができるとすっきりと気持ち良く、お手入れが楽になるので片付いた状態を維持することができます。こちらで使用しているダイソーのフックは4種類です。
□:ニトリの有孔ボード活用編-デスクの上-
デスクの上にニトリの有孔ボードを設置しました。近年、デスク周りは作業スペースや趣味のスペースなど用途が幅広くなってきています。有孔ボードを使うことで切り替えることが簡単にできます。引き出しと組み合わせ、普段よく使うものは有孔ボードに置く、吊るす、使用頻度が低いものは収納する、と仕分けることでデスクの上が最大限活用できことに繋がります。自分だけのスペースとしてカスタイマイズしてみてください。
□:終わりに
ここまでニトリの有孔ボードと実際に使ってみた印象やフックについて紹介してきましたが、ひとつ気になる点は、思ったより有孔ボードの板が薄く感じた点です。しかし、有孔ボード1枚あたりの耐荷重は10kgまで対応可能なので普段使いのものを置く、掛けるのであれば問題ありません。
有孔ボードは浮かせる収納を実現するには最適なアイテムです。その中でもニトリの有孔ボードは工具が不要で手軽に取り付けができながら100均のフックが対応可能で使い勝手も良くお値段以上でした。有孔ボードを取り入れる際の参考になればうれしいです。
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