通販で見つける、休日インテリア。一人用ローソファで贅沢時間
週の終わり、日曜日。まだ明るい時間に入浴を済ませ、ほかほかと暖まった体で脱衣所からリビングへ。
テレビの前に置かれた、一人用のローソファの位置を調整。切りたてでさっぱりとした髪を乾かさないまま腰を下ろすと、ショリショリと背もたれのビーズがなる。湯船に浸かった時にも一息ついたけれど、ここでもつい、「ふう」と口から漏れてしまいます。
この一息は、休日の贅沢。
穏やかに一人、一息つく私のローソファ
家具やインテリアを、通販という形でお届けするのが、私たちの仕事。お客さんに素直な想いを伝えるためには、どんなことが出来るだろうか? と、日々考えて取り組んでいます。休日も、せっかくだからと予定を詰めて、へとへとになってしまったりと、毎日を少しだけ忙しなく過ごしていますが、様々な出会いや刺激を受けられる、密度の濃い時間を楽しんでいます。
けれどやっぱり、体ごと、思考ごとゆったりと委ねられるような時間があると、心の余裕が違う気がします。同じ時間を過ごしているのに、流れそのものが別もののよう。一息つくことで、頭のなかがすっきりとして、また切り替えて進んでいけるように感じるのです。
私にとってこの一人掛けのローソファは、そんな居場所となってくれているようです。
通販で見つける、自分なりの過ごし方
開け放した自室の窓から入ってくる風が、通り道になっているリビングをサラサラと流れていく。
初夏の蒸し暑さの中に感じる涼やかさは、なんて心地が良いのでしょう。
お風呂上がりだから、なおさらかも。このまま冷たいアイスクリームでも、食べてしまいたい。
ビーズクッションのついたソファは座椅子ともまた違って、柔らかいのにしっかりと体を支えてくれるから、ほっとできる絶妙な安心感があります。体中の力を抜いて、ついついぐだりと溶けてしまいそう。
背もたれを広げてごろ寝マットにすることもできるので、うつ伏せでもあおむけでも、自由にくつろぐことだってできてしまうんです。自分なりのくつろぎ方に合ったインテリアを探せるのは、通販ならではの楽しみ方ですね。
けれどこれは危険な使い方。仕事から帰った夜に座ってしまったら、動けなくなってしまうから。でも、今日は休日だから。
また明日から、シャキッと力を入れるためにも、このソファで何でもない時間を、心ゆくまで過ごします。
心地よいインテリアから生まれる、心地よい何気なさ
スツールを挟んで、リビングのソファに座る母と、何気なく付けていたテレビを眺める。
青々とした木々、風にさわさわとゆれる葉。緑に囲まれた広い場所で、テレビタレントが窯で炊いたご飯の蓋を、もったいぶりながら開けていきます。
ふわり、ホクホクと立ち上る湯気から、食欲を誘う香りが画面の奥から漂ってくるかのようで。
「おいしそう」「外で食べるのも気持ちよさそうだね」
そんな会話が緩やかに重ねられていく。
日曜日は終わってしまうけれど、なんとなくこの心地よさは、有意義な時間のように感じるのです。
「さて」
母がソファから腰を上げ、キッチンへ向かう。夕食の準備を始めるようです。
私ももう少し座っていたいけれど。
また次の贅沢時間楽しみに、今日の時間を過ごそう。
ビーズをショリショリとならせて、母を追います。
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