ある美容師さんが教えてくれた、ヘアケアと自分を大事にする時間

洗面所

ずっと、少しだけ苦手だった美容室。
目の前の大きな鏡。美容師さんとの、楽しくもほんの少し緊張してしまうお話。
誰かと気さくに話すことが苦手な私にとって、美容室は少しだけドキドキする空間でした。
もちろん、きれいにしてもらえることはとても嬉しく、これから変わる自分にわくわくしたりするのですが。
だけど、ある美容師さんとの出会いが、苦手だった時間を楽しいものに変え、ヘアケアを通して自分と向き合う大切さを教えてくれました。

10年以上通い続けている美容室

私には10年以上通い続けている美容室があります。
その間ずっと変わらず担当してもらっている美容師さんがいるのですが、その方とのお話が大好きなのです。
毎回何を話しているのか覚えていないのですが、お互いお腹を抱えて涙が出るほど笑ってしまいます。
それまでは苦手に感じていた美容室も、その美容師さんと出会ったことでとても楽しいものになりました。
いつもおしゃれで、美容やヘアケアのことだけでなく「悩んだときは、本を読むと良いですよ」と教えてくれたり、私の仕事の話を聞きながらも「私はこう思うかな」と自分の意見を丁寧に伝えてくれる姿は、まるで憧れのお姉さんのようでした。

いつも、大笑いした後にくれる、「かじちゃんは変わらないね、変わらないでいてほしい」という言葉は照れくさくも嬉しく。
変わっていくことを誇らしくも寂しく感じている私にとって、変わってしまうのではなく、積み重ねているのだと気づかせてもらいました。

綺麗にリセットしてもらっているのは髪の毛だけでなく心も、なのかもしれません。
その美容師さんに会った後は、髪の毛も自分自身も大切にしたくなります。

美容師さんが教えてくれた、今も続けているヘアケア

ブラシ

「髪の毛はなるべく早く乾かした方が良いですね」
教えてもらってから今も変わらず続けているヘアケア。
何かを買い足す必要もなく、取り入れやすいものが他にもあります。

●シャンプーは手に乗せたものを直接頭皮につけるのではなく、手で軽く泡立ててから洗っていく
もこもこに泡立てる必要はないですが、水を加え軽く泡立てると丁度良い洗浄力になります。
かゆみ防止にもなるそうで、頭皮のケアにも。

●トリートメントやリンス、洗い流さないトリートメントをつけるときは、手で温めながらじっくりゆっくり
私はこの時間が大好きです。
トリートメントの香りにも癒されるのですが、時間をかけることで髪とともに自分も大切にしてあげているような気持ちになるのです。

●タオルでなるべく髪の毛の水分を取り除き、ドライヤーは温から冷へ
長時間高温の風を髪の毛に当て続けるのは良くないそう。
なるべく乾かす時間を短くすべくタオルドライで水分をとります。
最初は温風で乾かし、大方乾かし終わったら冷風にします。
温風で開いたキューティクルを冷風でしめることで、髪の毛に艶が生まれます。
この温かくなった頭皮に冷たい風が吹き込む瞬間がとても気持ちいいのです。

髪の毛をケアする時間は、自分をもケアする時間なのかもしれない

苦手に感じていた美容室も、今はなくてはならない場所。
髪の毛をケアする時間の楽しさも、ケアすることで生まれる自分を大切に思う気持ちも知りました。
髪の毛に触れる瞬間は毎日。
美容師さんとの時間を積み重ねるように、自分自身との時間も丁寧に積み重ねていけたらと思います。