【彼氏へのプレゼント】男性に贈る、さりげない一輪挿しの花の話
大切な「あの人」への贈り物に、一輪花という選択。花を眺めながら、ゆっくり呼吸をする静かな時間の喜びを、彼氏にもプレゼントしてみたいと思ってみたはいいものの、男性に花ってどうなの?とどうしても躊躇してしまうんです。そこで、今回は彼氏に想いを伝えたいときの花の贈り方のコツについて綴ってみました。
花一輪って実は、素敵なプレゼントなのかも。
ある日の宵の口。橙色のレンガが敷き詰められた歩道を、彼氏とふたりで歩いていた時のこと。とつぜん花屋に飛び込んで、出てきた彼氏の手には、一輪の小さな“ひまわり”が。 なにげなく贈られた、ささやかな一輪花のプレゼントにどこか照れくさいできごとでした。一輪の魅力を知った私は、いつか私からも彼氏に花をプレゼントする場面もちょっと素敵かもしれない!と考えました。
男性に聞いてみました。「花をもらってうれしかったですか?」
でも、男性にあげることをいざ考えてみると、もらって嬉しいのかも気になるところ。そこで友人の男性数人に尋ねてみることに。
『うれしいけど、照れくさかった』
『贈ってくれた人の気持ちは、うれしかった』
『持ち帰りが不便。周りの人に見られるのが少し恥ずかしかった。』
『花瓶がないので困った。』
『枯れたときに、捨てるのが忍びなくて』
プレゼントされることは嬉しいけれど、もらった後どうしたらよいのか…と困る男性も中にはいることが分かりました。『枯れたときに、捨てるのが忍びなくて』という友人なんかは、意外とロマンチストなことを知ったりもしましたが、花は生き物。気持ちが伝わるからこそ、捨てる忍びなさもひとしおなのでしょう。では、贈るときのささやかな心遣い、喜ばれるプレゼントのしかたってどんなものがあるのでしょう。素敵だなと思ったアイデアをご紹介します。
【贈り方①】主役の贈り物に、さりげなく添えて
お花をもらう場面で、男性にはうれしさと、戸惑いがあるのがわかりました。大切なのは気持ちが伝わること。それなら、主役の贈り物にさりげなく一輪。ちょっと添えるくらいが、ちょうどよいのかも。(持ち帰るのも、ちょっと楽になります)そして、そっと一輪添えられているだけで、なぜだか上質な贈り物になった気がしませんか。
【贈り方②】「花瓶がなくても大丈夫」と伝えてみる
お花を活けるのに困りそうな方には、マグカップやコップに活けてもいいんだよって伝えてあげましょう。うちにあるもので、かしこまらずに花を楽しめるのも、一輪のよいところ。食器に活けても様になるから、気軽に楽しんでほしいですね。
【贈り方③】男性に贈るなら、シックな色味の花を
お相手のイメージにぴったり合う花がよいけれど、迷ったときにはシックな色味がおすすめです。チョコレート、モーヴピンク、濃紫など、お花屋さんで探してみてください。
【贈り方④】透明袋で、粋なラッピング
写真は、表参道ヒルズのB1階にある「ディリジェンスパーラー」さんの“フラワークリアバッグ”。一輪でもスタイリッシュにきまる、なんだか粋なラッピングです。写真のお花は、アルストロメリア。一輪でたくさん花がつき、持ちがよいから男性におすすめとのことです。
彼氏に花を贈るという選択。
花を贈るというさりげないプレゼントは、主役の贈り物に添えるように気軽にできて想いも伝わる素敵なアレンジ。そこにちょっとした心配りや気持ちがあれば、どんな男性もきっと喜んでくれると思います。彼氏にはどんな花が合うだろう?どんな風に飾るのだろう?なんて想像をしながら、一輪の花に想いを馳せるひと時もまたとっておきの時間になりそうです。
お祝いいろいろに関連する記事
色紙の包み方は?簡単おしゃれなラッピングとアレンジ方法も
内のしと外のしの違いとは?どちらを選ぶべきかお祝い毎に解説!
内のしと外のしの違いとは?どちらを選ぶべきかお祝い毎に解説!