サボテンのギフト。安心感をくれる引っ越し祝いのプレゼント
みなさんは、暮らしの中に観葉植物を置いているでしょうか。
私は小学生の時に学校で育てる朝顔といったものくらいしか、植物を育てた記憶はありません。
欠かさずお水をあげたり、植え替えをしたり、虫から守ったり。植物を育てるのは、簡単なことではないなと感じます。でも、愛情や大切にしたい気持ちがあれば、そんなのは手間にならないのでしょうね。
先日一人暮らしを始めた私に、友人たちが引っ越し祝いのプレゼントをくれました。
そのなかの一つに、愛らしいサボテンのギフトがありました。
今回みなさんにお話したいのはサボテンのギフトのこと。
初めての一人暮らし。少しだけ、さみしさを感じていた誰もいない空間に、ほっとするあたたかさのプレゼントをしてもらったようです。
引っ越し祝いにもらったギフトは、お世話のしやすい観葉植物
お部屋に観葉植物を置くこと。憧れもあり、癒しの効果や、心に余裕を与えてくれる存在のように思っていました。
けれど、観葉植物を枯らさずに健康に育てられる自信もなく。ものぐさな私には手を出すことは出来ませんでした。
サボテンをプレゼントしてくれた友人の家には、お部屋の中にもベランダにも、植物園のようにたくさんの観葉植物たちが並んでいます。
今回連絡した時には、「引っ越し祝いに観葉植物を贈るね!」と言ってくれ、彼女のお家を思い浮かべながら、どんなこを選んでくれるのかな? と、とても楽しみに思っていました。けれど、一方で心配な部分があったのも事実。プレゼントにもらった植物を、枯らしてしまったらどうしよう……。
「みた瞬間、この子だ! って思って」
当日、彼女がプレゼントしてくれたのは、サボテンの小さな鉢でした。一本のサボテンは、うさぎの耳のような形がとてもチャーミングです。
「サボテンなら水やりも少なくていいよ!」
可愛らしいミニサボテンと、お世話にしやすさに、ほっとした私。
これからのサボテンとの暮らしにわくわくとする感覚も。
部屋に感じるいのち、サボテンの音
春と秋の水やりは、二週に一回くらいのペースでいいみたい。それでも頻度が少ないんだなと感じていると、冬と夏は、一ヶ月に一回くらいの水やりでいいそう。お水をやるときは、いつ水をあげたのかを忘れないように手帳に書いておかないとですね。
水を注いだ時の、乾いた土が水を含んでいく音。しずかにしずかに、「くつくつ……ぷつぷつ……」と音を鳴らしています。サボテンが水を飲んでいるように思えて、ついたくさんの水を与えたくなります。けれどこの楽しみは、またしばらくお預け。
普段、私は自然のなかにある植物たちを、たくさんの植物、背景としてみているように思います。
けれど、一人暮らしのお部屋にやってきたサボテンは、ひとつのサボテンとして、生きているサボテンとして感じているようです。
暗い部屋に帰ってきても、何気なく過ごしている時間も、同じ空間にいてくれる。一人きりじゃないな、そんな風に思わせてくれます。
このサボテンは、育てるというよりは、一緒にいる。そんな感覚かもしれません。
寂しがりやな私の引っ越し祝いにはぴったりなギフトだな、とありがたさがじわりと出てきました。
自分を映す、プレゼント
プレゼントはその人の感性と、その人から見た自分が、映し出されているようですね。
自分の好きなものと、相手を想像して選ばれる、プレゼント。
友人たちは、会えなかった誕生日も兼ねてたくさんの素敵なプレゼントを用意してくれました。
この季節に嬉しい、暖かい部屋着に、韓国ドラマに影響され選んでくれたトイレットペーパーに、実用性のある自立する三角コーナー。カップに、お香。そして、愛らしいサボテンのギフト。
彼女たちはこれからの私の暮らしをイメージして、今回引っ越し祝いとして選んでくれたんですね。
どのプレゼントも大切にしていきたいもの、ありがたく使わせていただきたいものばかり。このサボテンとも、末永く一緒に過ごしていけたらと思います。
これからの、誰かを想うプレゼント選びが楽しみになりました。観葉植物のプレゼントもいいな。
そこのあるだけであたたかい。そんな存在を贈ってくれた友人に、感謝の気持ちを。
お祝いいろいろに関連する記事
色紙の包み方は?簡単おしゃれなラッピングとアレンジ方法も
内のしと外のしの違いとは?どちらを選ぶべきかお祝い毎に解説!
内のしと外のしの違いとは?どちらを選ぶべきかお祝い毎に解説!