【縁起物の雑貨】集めたくなるかわいい招き猫インテリアとだるま市

かわいい招き猫の置物

一角にきゅっと集まっている招き猫たち。大小こまごまとしたものを寄せ集めてできた姿はまるで小さな玉手箱。小さくてかわいいだけでなく、縁起物として小さくも福を招いているしぐさにはほっこりしますし、何か幸運が引き集まってくるのを感じます。この詰め合わせを作ったのは母。

「ネズミくんは吉祥寺のお店で、まねきねこはスーパーで、箱はお菓子の。」お手製で出来た詰め合わせセットです。小さなよりどりですが、何年かにわたってコツコツ集めたものを揃えたそう。テーマは福を集めるものたち。その年によって干支の置物が仲間入りしたりして楽しい空間になってきています。


”福犬”は神社の屋根から生まれ変わった縁起物

ちなみに手前の四つ足の生き物は田無神社の屋根を張り替えたときに出たトタンを切り分けて作った“福犬”さん。数十年に一度の葺き替えに際して出た廃材を使って作ったというこちらのマスコットも、“つぎ屋根を変えるのは孫の代かもね”などと言う理由だけで我が家に迎えられたのでした。知らないうちにこちらの犬もシリーズの仲間入りを果たしていました。

犬

お焚き上げされる事のないだるまさん

なぜこんなに縁起物がたくさんあるのだろう。そう感じて思い返してみました。そう言えば、うちには小さなだるまさんが幾体も転がっています。

ふつうだるまさんといえば、一年がたったタイミングや願いが成就したタイミングで“お返し”となってお焚き上げに出されてしまうものなのに、なぜだろう。

だるまに目をいれるのは願い事をしながら向かって右。成就したら左を描くと言われていますが、なぜかうちは“一気開眼”。理由は「そのほうがだるまさんがよく家の中を見れるから。」とのことでした。幼心に、世間の言われの関係ない家だなぁと思っていました。

そんな事情もあってか“願いが叶ったらお返しする”というお焚き上げの輪廻から外れたところにあって、我が家のだるまたちは引退することを知らず積み上がっていったのでした。コレクションと“名残惜しさ”の間にあるともいえるでしょう。ちいさな置物がたくさんあることに違和感がないも、このことからかもしれません。

お焚き上げで供養されるだるま(深大寺)
初めに白目だるまが作られたのは200年前。「目が気に入らないと難癖をつけられただるま屋」が機転を利かせたのがきっかけと言い、毎年だるまを買い替える習慣もそのころから。
縁起物としてだるまをありがたがっている我々も、文化年間の商売人による策略に、うまく乗せられているのかもしれない。

日本三大だるま市 深大寺元三大師大祭 だるま市

家族でだるまさんを買いに行っていたのは深大寺。深大寺は日本三大だるま市のうちの一つ。群馬県高崎市のだるま市、静岡県富士市のだるま市、そして東京は調布のだるま市。

三月三日と四日に行われるだるま市は、境内を埋め尽くす圧巻の赤、赤、赤。それに負けんばかりの人出がそれを買い求めます。小さい子供だったころは前の手を追うのに精一杯。でも値札もあるのかないのかわからないような、勢いのある市場はお祭りのような熱気。一体一体微妙に違うだるまさんから気に入ったものを選ぶその日を楽しみにしていた気がします。

大きさも千差万別。和太鼓みたいな大きさの特大から小さなカボスみたいな大きさのだるまさんまで。「これ!」と店のおじさんに言うとくるんでくれて、おまけでその一番小さなだるまさんを「持って帰りな」と言ってくれるのです。おおきなだるまさんは荷物入れにおいて、小さなだるまは手ですくって家まで帰っていたのでした。

小さな縁起物の詰め合わせ

そんなことを思い出していると一つ一つの置物たちにも愛着がわいてきます。こんな小さなインテリアにも思い返すと様々な思い出が織り込まれているようです。実家の一角にある詰め合わせは小さな縁起物の玉手箱でした。一つをこっそり持って帰ってオフィスに佇ませると、ちょっと心が安らぐ場所になってくれるようです。どこかで新入りを見つけたら、仲間に入れてあげようと思います。

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