人が写真を撮る・残す意味とは何か?時代と歴史から紐解く

写真を撮る意味

人はなぜ写真を撮るのでしょう?思い出としての写真なのでしょうか?それとも記録としての写真なのでしょうか?それとも芸術としての写真なのでしょうか?

それとも撮るということそのものが楽しいのか?忘れないために残すのか?移ろっていく瞬間を見返すためなのか?

その時々で理由は変わるけども、少なくとも私達は何枚もの写真を撮っている。多い時には一日に何十枚、何百枚と撮っている人もいるでしょう。

しかし写真とはそもそも何なのでしょうか?

そんな写真を撮る意味や写真というものについて、写真の歴史から紐解いて考えてみました。

【もくじ】
写真を撮る意味とは?5つの理由について
 撮ることそのものの楽しさ
 忘れないための記録として
 過去や成長の思い出を残したい
 飾ったり見返したりする楽しさ
 芸術アートとしての写真
写真の歴史について
 写真の登場
 インスタントカメラによる普及
 デジタル技術による写真の一般化
人が写真を撮る意味とは何か?

 

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写真を撮る意味とは?5つの理由について

写真を撮る意味とは?

そもそも写真を撮る理由にはどんなものがあるのでしょうか?それについて考えてみた5つのことを紹介します。

撮ることそのものの楽しさ

まず1つめは写真を撮ることそのものが楽しい、という意味です。

写真を見返したり、飾ったりして楽しむというよりは、写真を撮るということそのものがイベントになっていて、その場面が盛り上がって、写真を撮ったということが思い出になるのかもしれません。

忘れないための記録として

忘れないための記録や資料としての写真という意味も存在します。

全国の風土目録を目的とした歴史的な建築遺産、各地の建築物や鉄道、自然災害、地理的なたものを記録したり、文化的な資料として残していく意味としての写真も、18050年頃にフランスでミッション・エリオグラフィックとして始まったのが初の事例です。

過去や成長の思い出を残したい

記録や資料的な意味もありますが、過去の思い出や成長の過程を残しておきたいといった面が私達の日常の中では大きいのではないでしょうか?

子供の頃の運動会や遠足、入学式や卒業式、誕生日やクリスマスなど、子供の頃の家族写真が実家に飾ってある方も多いかと思います。

飾ったり見返したりする楽しさ

写真を飾ったり、見返したりする楽しさもあるかと思います。懐かしい記憶や思い出を飾ったり、見返したりするのも良いですし、自分が行きたい場所や好きな人や好きなもの、ポスターなどを飾ったりする人もいるかもしれません。

自分が好きなものや感性に触れる写真を家に飾って楽しむ、自分だけのお気に入りの空間をつくり出す。人それぞれの意味を込められる、写真を撮るのはそんな理由もあるのかもしれません。

芸術アートとしての写真

芸術・アートとしての写真も存在するかと思います。風景や人物、もしくは風刺画のような社会情勢を現したもの、自己表現や美意識を磨くといった意味での写真もあるかと思います。

写真の歴史について

写真を撮る意味と歴史

こちらでは写真がいつからあるのか?何故誕生したのか?現在の写真文化に至るまでにどんなことがあったのか?といった歴史から写真を撮る意味とは、といったことに迫っていきたいと思います。

写真の登場

そもそも写真が登場したのは、人類の歴史の中でも比較的最近で1830年頃です。その時は現在のようにカラーだったり、手軽に撮影して印刷出来るわけではなく、写真の撮影も数分から数時間かかり、写真の現像も手間がかかりました。

元々はカメラオブスクラと呼ばれる映像捕獲装置による写生から、映像・視覚の物質への定着が始まっており、それ自体はレオナルドダヴィンチを始めとした16世紀頃から考えられていたのです。

インスタントカメラによる普及

それからカメラは19世紀後半から20世紀前半に小型化やスピード化といったものが進んでいき、1948年には世界初のインスタントカメラがポラロイド社から発売され、1986年には日本でお馴染みのインスタントカメラである「写るんです」が販売されました。そこから一眼レフカメラなどでしか撮れなかった写真といった高価なものが、一般にも普及していったという背景が存在しています。

デジタル技術による写真の一般化

そこからフィルムや銀粒子といったものではなく、写真をCCDや電子的に取り扱うデジタル技術が発達していき、1991年に始めてCCDと記録媒体を備えた本格的なデジタル一眼レフカメラが発売されました。

2000年以降には1990年と比べると一眼レフカメラ並みの性能を発揮するデジタルカメラが低価格で手に入るようになり、それ以降は携帯にカメラが搭載されるなど、写真を撮ることが一般的になりました。

そこからは皆さんも知っての通り、スマホやインスタグラムといったものが発達していき、写真は現代の社会や経済の意味を考えるうえでは欠かせないものになっています。

写真の歴史について

写真の歴史を振り返って見てみるとまだまだ歴史が浅いことに気づきました。今でこそスマホで写真を撮れるのが当たり前になっていますが、写真が一般的に普及したのもここ50年ほどです。

だからこそ私が思ったことは、写真を撮る意味や歴史っていうものはまだまだこれからなんだな、ということです。\

そう考えると写真を撮ること、思い出として残すこと、飾ることの意味は私自身がつくっていける、意味を込めていける、そんな感覚を感じられました。

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