お香を焚く暮らし。気軽な使い方で、上質な心地よい時間を過ごす
みなさんはお香を焚くことに馴染みはありますか?
今回はお香デビューの感想と、お香の使い方をお話しします。この記事をきっかけに、興味を持ってくれたら嬉しいです。
先日、おうち時間への変化や、よりリラックスした時間を過ごすため、いただきもののお香を焚いてみました。
プレコチリコでもお香に親しんでいるスタッフもいて、いつか焚いてみたい!という気持ちもずっとあったのです。
お香を焚くのは初めて。初心者でも簡単にお香を楽しめる? もしかして難しい決まりとかがあるんじゃ…? など、上質なイメージのあるお香に少し心配もありましたが、お香やお香立ての使い方はとても簡単なもので、初心者でも気軽にお香を焚くことが出来ました。
ーお知らせー
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お香の使い方はシンプル。初心者でも気軽に楽しめる焚き方
用意するもの
※今回はスティックタイプのお香を焚きます・お香 ・お香立て ・香皿(小皿や豆皿などなんでも)
・ライター、マッチなど点火できるもの
お香の焚き方
①香皿の上にお香立てを置く
香皿は手持ちの豆皿などなんでもOKです
不安定な場所や、燃えやすいものが近くにないか、注意してください
②ライターなどでお香に火をつけ、そっと薫らす
線香と同じ要領で、火が付いたら優しく消します
③お香をお香立てに立てる
あとは火のもとに注意して、焚き切るまで香りを楽しみます
いかがでしょう、意外と気軽に挑戦できそうに思えませんか?
お香には、スティック型、コーン型、蚊取り線香のような渦巻型のものなど、様々な型があります。
私はスティック型のものをいただきました。お香のタイプによって香る時間や、お香立てのかたちなども変わってくるので、色々なタイプを集めるのも楽しいですね。
香炉などもかわいらしく、暮らしのなかに取り入れたくなりました。
お香を焚いて感じる、自分にとって上質な時間
私の挑戦時は、ライターやマッチもなかったので、今回だけ…とガスコンロで点火。倒れないようにそっとお香立てに立てます。
あっという間にふわふわと立ち上っていく、香りを伴った煙。くらげのような浮遊感が、部屋には新鮮でした。
焚く前から、お香独特の香りが包みごしにもふんわりと香っていましたが、実際に焚くとゆっくりゆっくり、一人暮らしの私の部屋に香りが広がっていくのがわかります。
強すぎず、煙たすぎず。ゆっくりと深呼吸したくなる空間です。
気付けば、焚いたお香を眺めてぼーっとしていました。
炎の揺らぎや小川のせせらぐ音と同じような、こころが落ち着くリズムがあるのでしょう。
お香の先端が赤く燃え、じりじりと炭になっていく様子も、ツンとお皿をつつくと、形を保っていた灰がフラッと崩れ落ちてしまう様子も私には見ていて飽きない光景でした。
お香の使い方は人それぞれで、香りによっても違ってきます。集中したい時や、気持ちの切り替えに使う方もいるようです。
私が選んだ初めてのお香は、“八重桜”の香り。これから訪れる春を待ちわびて、香りを先にいただいたのです。
焚き終えてから数時間経っても、ふんわりと香るお香。やわらかで心地よい香りが、一人暮らしの部屋にまだ漂っているようです。
煙の独特な香りは、自分の暮らしている部屋ではないような感覚もありながら、なんだか懐かしさが心を包む…そんなあたたかさを感じました。
少しずつ広げたい、お香を焚く暮らし
調べてみると他のお香の使い方も難しいことはなく、火のもとに注意していれば、どれも簡単に楽しめることもわかりました。
毎日焚く必要はないけれど、時々お香を焚く時間を作ってみるのもいいですね。お香のためにかわいらしいマッチをみつけたい、と思うようにもなりました。
お香を焚くことで、自分の暮らし方が少し、広がったようです。
焚いたり、集めたり…ゆったりと一人、ひそやかな趣味としても楽しんでいけたらいいな、と思います。
みなさんもお香を焚くひと時を、試してみるのはいかがでしょうか?
きっと、少しだけ上質で、新しい時間の使い方に出会えるかもしれません。
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