書道作品に元気をもらう!お部屋を引き締める、作品の飾り方
力強く心を支えてくれるような、書道家の書や子供が学校や習い事で書いてきた書道作品。また、ご自身で書かれた思い入れ深い作品もありますよね。飾るきっかけは様々かもしれませんが、書道の作品には、その人そのものがうつっているように感じます。心落ち着いたり、和やかな気分になったりと、そんな気持ちに訴えかけてくれる書道作品の、お家で挑戦できる飾り方をご紹介していきます。
◆書道作品の飾り方
購入したけれど飾り方に困ってしまった作品や、薄い半紙をどのように飾るか迷ってしまうこともありますよね。手軽に実践できる飾り方をご紹介いたします。
アクリルフレームでシンプルに飾る飾り方
透明のフレームなら、作品を邪魔せずに飾ることが出来ます。棚やインテリアの上に置いたり、壁に掛けても素敵な飾り方に。
額縁に入れて作品を引き立たせる
展示会に並べられているかのような印象を受ける、額縁に入れる飾り方。作品がグッと引き立つように思います。素敵な額装なら、お子さんも喜んでくれるかもしれませんね。100均のポスターフレームといった雑貨を活用すれば、無理なく書道作品を飾って楽しむことも。
掛け軸風に飾って趣きを出す飾り方
より和の魅力を演出する掛け軸風アレンジです。マグネットで挟むタイプや、スリットに差し込むタイプのタペストリー棒、ポスターハンガー、手ぬぐい掛けといったものでアレンジすることが出来ます。半紙を直接挟むのではなく、和紙や包装紙などを下に貼ると、より味わい深さの増す飾り方になりますね。
◆賃貸でも書道作品を飾る方法は?
アクリルフレームや額縁を立てて飾れば、賃貸の壁を傷付けずに飾ることはできますが、せっかくの書道作品、壁に掛けて展示状のように楽しみたいですよね。そんな時に、賃貸の壁でもおすすめのフックや、プッシュピンをご紹介しています。書道作品以外の飾り方にも参考になると思いますので、こちらの記事をぜひ参考にしてくださいね。
◆増える子供の作品はどうする?処分や考え方
特にお子さんのが学校や習い事で書いてきた作品は、あっという間に溜まっていってしまいます。書道の作品に限らず、工作や絵などの作品全般が、収納や扱いに困ってしまうもの。けれど、いつまでも取っておくことはできません。思い出は消えてしまうものではないので、手離すことをおすすめしますが、その際に後押しポイントをお話します。
我が家のルールを決める
・期限を決める
一年経ったら処分する、といったルールをつくります。期限までの間は、飾って楽しんだり、しまっていたりしてもOK。タイミングが来たら、まとめて処分すると決めておくことで、思い切って処分することが出来ます。
・一番好きな作品1つだけ残す
お子さんのお気に入りの作品、ママやパパのお気に入りの作品をひとつずつ選んでの残すというアイデアです。思い出やお気に入りも異なるため、全て処分や、自分の好きなものだけ残すというのも少し忍びないですよね。一学年ごとや、学期ごとなどに期限を決め、大切な作品だけ選んで残す、というルールを設けてみてはいかがでしょうか。
データとして残す
スマホの画素数や動画の機能も進化している現代です。スキャンしたり、カメラで撮影することで、思い出も残しておくことが出来ます。アルバムを作成し、【作品集】を作ってみても素敵ですね。めくりながら、「一生懸命作ったなぁ…」なんて一緒に振り返る時間も楽しめますね。大人になってからお子さんにプレゼントするのもいいかもしれません。
お焚き上げへ
通常のゴミとしての処分の仕方もありますし、そのまま捨てることは悪いことではありません。一方で、作品は、書き手の気持ちがこもったもの…と感じて、うまく手離すことが出来ないときは、お守りや人形と同じように、お焚き上げという選択もあります。
お焚き上げは神社やお寺で受けてくださいますが、場所によっては受付が出来ないこともありますので、事前に連絡をし、確認をするのがいいでしょう。お焚き上げ専門の業者もありますので、ぜひ調べてみてくださいね。
◆おわりに
今は思いついた時に、サッと手に取って自由に文字や絵を描けるペンや筆記用具があるなかで、変わらず筆を取る文化は続いています。じっくりと時間をかけて墨をすり、心を整えて真っ白な半紙に向き合うこと。それは、普段の文字を書くこととは違い、自分の内面に向き合える特別な行いなのかもしれません。たおやかに振舞われる筆に込められるのは、いったいどんな心なのでしょうね。
そんな書道の作品が暮らしの中にあること。どんな作品にも、真摯な姿勢を感じるように思います。
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