余ったはぎれで作る!縫わない簡単かわいい小物の作り方
ものづくりをすると、出てくるはぎれ。お店でかわいいはぎれに出会うと、つい買ってしまう人も多いのではないでしょうか。
みなさんは、そんなはぎれをどんな風に活用していますか?
なかなか捨てられない、余ったはぎれたち

ちょこっとだけ余ったはぎれや、中途半端な大きさに裁断されたはぎれでも、なかなか捨てられないものですよね。思い出が詰まっていたり、柄がお気に入りだったり、奮発して買った憧れのブランドの布だったり…どんなに小さなはぎれになっても、気持ちや思いがたくさん詰まっているものです。
でも、しまっておくと増えていく一方ですし、だんだんと他のはぎれと一緒に埋もれていってしまいませんか。たまに収納ケースをひっくり返して思い出に浸るのも良いですが、埋もれてしまう前にお気に入りのはぎれを使ってかわいい小物を作ってみませんか?
今回は針も糸も使わない、縫わずに簡単にできる、はぎれ小物の作り方を紹介します。
■目次
□はぎれで作るかわいい布小物の作り方
アートパネルの作り方
布シールの作り方
ビニールタイや木製クリップをアレンジ
ネームタグの作り方
縫わないから簡単!はぎれで作るかわいい布小物の作り方
はぎれの簡単小物アイデア1:アートパネルを作る

小さなはぎれはフォトフレームに入れるだけで、簡単にかわいいインテリアになります。もし、クッションカバーなどインテリア雑貨を作った余り布であれば、一緒のお部屋に飾ると統一感が出て素敵ですね。
ちょっと大きいサイズのはぎれの場合、発泡スチロールと組み合わせてファブリックパネルも簡単に作ることができますよ。
<ファブリックパネルの作り方>

手順1
発泡スチロールを作りたいアートパネルの大きさに切ります。
はぎれは発泡スチロールよりも一辺が長くなるよう余裕を持ってに切り、一回り大きくなるようにします。
余裕がある方が後の作業はしやすくなります。

手順2
はぎれを裏返して発泡スチロールを真ん中に置いたら、四隅を一辺ずつ折り返してホチキスで止めます。
はぎれは少し引っ張りながら止めると生地がピンと張り、シワになったり空気が入ったりしにくいです。

角がきれいになるように折り返すと、美しく仕上がります。

手順3
ひっくり返して完成!
立てかけてもいいですし、軽いので正面テープでも簡単に飾ることができます。
はぎれの簡単小物アイデア2:布シールを作る

はぎれに両面テープを貼るだけで簡単に作れます。
モチーフに合わせて丸く切ったり、印刷されたキャラクターの形にくりぬいたり、自分好みの大きさや形に作れるのが楽しい。同じはぎれで作っても、どう切り取るのかによって表情がだいぶ異なってきます。
はぎれのあたたかい手触りの残るシールはほっこりとした気持ちになりますね。
<布シールの作り方>

手順1
はぎれを裏返して両面テープを貼ります。
両面テープが細く足りない場合は、何枚か重ねて貼ってくださいね。

手順2
好きな形に切ったら完成!
はぎれの簡単小物アイデア3:ビニールタイや木製クリップをアレンジ

両面テープではぎれを貼るだけで、なかなか売っていない雰囲気のビニールタイや木製クリップに大変身します。ちょっとしたもののラッピングや、袋を止めるのに使うとかわいいですね。
<簡単アレンジ方法>

手順1
はぎれを裏返して両面テープを貼り、そこにビニールタイをくっつけてカットします。

木製クリップは直接クリップに両面テープを貼ってから布に貼り付けた方が作業が楽でした。

手順2
反対面も同じように布を貼ったら完成!
ビニールタイは元の大きさに合わせてもいいですし、わざと大きめに作るとワイヤーの入ったリボンのような雰囲気になってこちらも素敵ですね。
はぎれの簡単小物アイデア4:ネームタグを作る

キーホルダーに付けたり、ラッピングに添えたり。はぎれの柄に合わせた形のタグにするのもとてもかわいらしいですよ。用途によってスタンプを押してアレンジするとおしゃれ度が増しそう。
はぎれ特有の優しい感じが素敵なタグですね。
あまり見かけないハトメパンチも、100均で簡単に手に入れることができますよ

手順1
はぎれ2枚をそれぞれ作りたいサイズと、それより一回り小さいサイズに切ります。
完成した姿をイメージしながら重ねて、穴あけパンチで穴をあけておきます。
スタンプを押したりして自由にアレンジをしても。

手順2
穴をあけた部分をハトメパンチで止めたら完成です。
ハンドメイドで作った小物を暮らしに役立てよう

はぎれで作った小物は眺めているのもかわいいですが、暮らしの中で実際に使うとより愛おしく感じます。
布シールをステッカーのように私物に貼ったり、手紙の封を閉じるのに使ったり。ビニールタイやネームタグは、ラッピングをするときに使うと温かい気持ちがより伝わりそうですね。
お気に入りのはぎれが暮らしに役立てられると、なんだか嬉しい気持ちになります。
ぜひ、みなさんも試してみてくださいね。
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