40代男のゆるり休日の過ごし方!リアルな暮らしと生活。
<目次>
◆齢40、男。不惑の歳に「休日の過ごし方」に迷う。
◇リア充は本当に「充」なのか?パリピの生活・暮らしとは?
◆休日の過ごし方に正解なし。他人の休日と比べても意味はない。
◇今までの休日の過ごし方が有意義なものに変わる思考法。
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いつからだろうか、「リア充」や「パリピ」という言葉が人生の勝ち組のように思われる世の中になったのは。いつからだろうか、「休日」の「過ごし方」すらわからない男になったのは。
私は男性40歳。既婚で子供は一人、家族3人暮らし。仕事一筋18年で、今まで、会社の期待に応えるべく一心不乱に働いてきました。結婚してからは、妻の為に休日を使い、子供ができてからは、子供の為に休日を迎えるという過ごし方です。いたって一般的な男のサラリーマン生活を過ごしています。
そんな一般的なサラリーマンが抱えている悩み。それは「自分の為の時間の使い方がわからない」。こういった悩みは日本人だけかも知れない。しかし、そんな悩みを抱えている日本人はきっと多いことでしょう。みんな休日はどうやって過ごしているのか?他人の休日の過ごし方をのぞき見してみたいと思った事もあるのではないでしょうか。
齢40、男。不惑の歳に「休日の過ごし方」に迷う。
学生時代に感じていたこと。それは、「大人はみんなドラマのように仕事に打ち込んでいて、きっと自分もドラマの主人公のような充実した毎日が待っている。」ということ。
親元を離れた生活、初めてのひとり暮らし、それはRPGゲームでいえば、新たなストーリーが始まり、一気に世界が変わる…そんな幻想を抱いていました。
でも、世界は変わらない。ドラマのようなキラキラした毎日は誰も用意してくれません。せめて、学生時代の男の仲間たちには、「あいつ、充実してるな」そう思われたいと思うようになりました。
だからこそ、休日、平日問わず、仕事に打ち込みました。昔の仲間の誰よりも稼いでいたかったからです。
25歳で結婚をしました。昔の仲間の誰よりも早く独身を卒業したかったからです。
このよう虚像に囚われた暮らしを18年間続けて、ふとあることに気が付きます。
「休日の過ごし方」がわからない・・・。
リア充は本当に「充」なのか?パリピの生活・暮らしとは?
大学を卒業して10年が過ぎ、サークルの同窓会に出席をした時の事です。
そこで、とある男の先輩の噂話を聞きました。
「H先輩がさ、イベント系の会社に就職し、自分の企画でクルーザーや屋形船に若者を集めてパーティーを主催しているらしいよ。なんか楽しそうだよな」と。その先輩はまじめでどちらかといえば地味、人前に出て盛り上げたりするタイプの男ではありません。
H先輩は過去の自分を知る人とは、距離をとっていて、同窓会には参加しないのですが、私と友人とH先輩の3人で、休日に一度だけ飲む機会がありました。
そこで私は、H先輩が無理をしているのを感じました。
「正直、しんどいよ」、H先輩は呟きます。
「休日だって、イベントの参加者集めだし・・・。若者にあわせてテンションあげてさ、ここ数年ずっとそんな生活だよ」
クルーザーでパーティー、砂浜でBBQ、H先輩は一見華やかな生活をしているように見え、事情をしらない他人から羨ましがられます。しかし、休日の過ごし方や、今までの暮らし等、裏の話を聞くと、素敵だとは思えませんでした。
休日の過ごし方に正解なし。他人の休日と比べても意味はない。
世の中にはプライベートをさらけ出すSNSツールが溢れています。そして、それが本当のその人の暮らしかわからなくても、投稿を見た人は「あぁ、この人は素敵な休日を過ごしているんだなぁ。きっと楽しい休日なんだろうなぁ。」と、自分の休日の過ごし方に虚しさを感じてしまう。
最近は高級車はもちろん、高級ブランドの洋服やバッグでさえも、レンタルできる時代。SNSに投稿する為にレンタルをして、より素敵な自分を見せたいと考えている人も多いようです。
履歴書には必ずと言っていいほど、「趣味・特技」欄はあります。「趣味・特技」を聞く意図は、志望者の人となりを知るためのもので、どんな趣味で休日を過ごしているかを聞いているわけではないと思います。しかし、趣味を持たない人は、趣味を持っていないこと自体に劣等感を感じてしまいます。
自分の意見や考えがあるのであれば、「無趣味が趣味」と言ったっていいわけです。
休日の過ごし方まで、人と比べる必要はないと思います。
今までの休日の過ごし方が有意義なものに変わる思考法。
まずは、自分の意志で休日を過ごしているという事を自覚しましょう。
休日の過ごし方がわからず、「一日をダラダラ過ごしてしまった。」と後悔するのではなく、「‟あえて“ダラダラ過ごした」と前向きに捉えます。
休日の過ごし方に正解はありませんので、自分には、その時間が必要だったと思えば、ダラダラという時間が、リフレッシュするのに必要な時間だったに変わるはずです。
家族のために休日を過ごしているのであれば、‟あえて“家族のために休日を過ごしていると思うことです。そうすれば、家族の喜びが、自分の喜びに変わってくるはずです。
子供とのゲームや公園での時間も、以前より楽しいものになるのを感じます。
「休日の過ごし方がわからない」そう考えている時点で、何かしなければいけないという呪縛にかかっていると思います。「主体的な‟あえて“何もしない休日」というのも立派な休日の過ごし方だと思います。
いつの日か、新しいことにチャレンジしたいと思えた時に、行動すれば良いと思います。人生100年時代です。慌てる必要はないですよね。
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