バジルとバラからもらった、暮らしが楽しみになる豊かな時間
お家時間を楽しんでいますか。
“暮らしの楽しみをつくる“とか”生活を豊かにする”なんて、少し大変なイメージがありませんか?
お家時間が増えてきた最近。家時間を充実させたい!と思って暮らし方や生活習慣の見直しをはじめた人もいるかもしれません。
あまり時間はかけないで、気軽に簡単にでもちょっと今までよりも豊かな生活を楽しみたいと思う人も多いのではないでしょうか。
日々の生活をちょっと豊かに楽しみながら送ることって、実はちょっとしたことで出来ることだと気づかせてもらった、わたしの体験談のお話です。
コロナで家時間が増えてきた最近、わたしも家で過ごす時間がぐっと増えました。
今まで休日もほとんど家におらず、出かけてみたり、友達と会ったり、外に出ることが多かったので、家で過ごす時間を最初は弄んでいました。
そろそろ家での暮らしを充実させていきたいなと思うようになってきました。
普段はやらない事を暮らしに取り入れてみたいと思う人も多いのではないでしょうか。
わたしはこのタイミングにベランダで植物を育ててみようと思いたち、バジルとバラを育てる事にしました。以前何度か育てていた植物を枯らした苦い経験もあるのですが、家にいる時間がたっぷりあるので水やりも忘れないでできるはず、「今度こそ!」と思い切って、もらったバジルの種と、買ってきたバラの苗を鉢に植えてみました。
幼少期の朝顔の観察のように、バジルとバラを眺め楽しむ暮らし
バジルは種から土の中に埋めて、バラは苗を買ってきて鉢上げをして植えました。バラの苗は挿し木にしたら増えると聞いた事があったので、インターネットで検索をしてたまたま目にした「ジャガイモを半分に切り、そこにバラの挿し木を刺して鉢に植える」という方法を試しにやってみました。
毎日バジルとバラの鉢を眺めるようになり、水やりをしたり声をかけてみたり、今まで無かった愛着を持った者たちとのやりとりがはじまりました。
毎日変わる植物の姿が気になって、新芽や伸びる茎に日々ワクワクしながら、バジルの種はいつ芽が出るかと楽しみでたまりませんでした。
小学校の頃、学校で育てた朝顔を毎日見に行き、水をあげ、手入れをしていた時の感覚のようで、暮らしの中にちょっとした楽しみが出来ました。
ジャガイモに刺したバラの挿木は、ジャガイモの方が大きく芽を出してきてしまって、残念ながらバラの枝は枯れてしまいました。ジャガイモの芽は大きく育ちつつあったので、そのままジャガイモを育ててみる事にしたんです。
バラの枝とジャガイモの一件は、わたしに自然のはかなさや強さを感じさせてくれました。
自然は相互に影響しあっていることや、生命力の強い物が生き残るという生存競争が起こっている事を感じながら、また枯れたバラもジャガイモの栄養として土に還って行くという自然の循環を身近に感じた時間でもありました。
今ベランダには、以前からある観葉植物の他にバジルとバラとジャガイモが並んでいます。観葉植物と違って、バジルもバラもジャガイモも日々ぐんぐん成長するので、毎日のお世話は欠かせません。
毎日の暮らしの中でやる事は増えましたが、「やらなければ」と何かに終われるような気持ちは、不思議とあまり湧いてきません。掃除や洗濯は何となくやらなければと、義務感のようなものに駆られるけれど、バジルとバラのお世話は自然に気になってやってしまいます。
水やりや家の中とベランダとを移動させてあげる事で、彼らが毎日姿を変えてくれるので、毎日変化する彼らの表情を見る事が今ではすっかり楽しみになりました。
こちらがやった事に対して、日々反応してくれる事がとても嬉しいので、ついつい気になってしまいます。また、お世話をしている時間は、少し時間がゆっくり流れ、心がほっとする時間にもなっています。
小さな生活の変化からでも、暮らしを楽しむことは出来る
いつの間にか、植物との時間はわたしの暮らしの中に溶け込んで、バジルとバラ、ジャガイモたちへの水あげと声かけは日課になってきています。
四季の変化を彼等と楽しみながら生活する日々。
彼等と接している時は、子どもの頃のような自然体な気持ちになれます。何もなくても心が満たされていると思える事が増えた事。綺麗な花だけでは無く、彼等の姿が全て愛おしく感じられるようになった事。
咲いているお花や新芽はとても力強い感じがして、彼らから元気をもらっている気さえしてきます。
また、花や葉っぱは時間が経つと枯れてしまうのですが、枯れて土に還っていくのを見て、今この一瞬の美しさを心に刻もうと思う事も増えました。
以前のわたしは“暮らしの楽しみを増やすこと”はとてもエネルギーがかかる特別なことだと思っていました。
時間がかかる料理とか、部屋の模様替えとか、大掛かりな何かをやらなければいけないと思っていたので、中々やってみようと思うこともなく過ごしていましたが、軽い気持ちで植物を育ててみて、彼らに自然に簡単に暮らしは楽しめると教えてもらった気がしました。
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