映画のある暮らし｜プロジェクターを壁掛けするには？賃貸も〇
非日常の世界に飛び込むことができる「映画」。忙しない日々の中、頻繁に映画館に行くことは中々難しいからこそ、映画を家で見る時間を充実させたいと思いますよね。
「ホームシアター」は最もリラックスできる環境で、好きな映画の世界観に溶け込むことができますし、家で過ごす時間がより濃密なりとても素敵ですよね。ですが賃貸やアパート・マンションでは、スクリーンにしたい場所の正面に置き場を作れないなど、プロジェクターの設置場所や置き場作りに関するお悩みが山ずみ。
今回は、壁に大きな穴を開けずに付けられる置き場作りやコードやケーブルの配線問題を解決しつつおしゃれな設置アイデアをご紹介していきます。ぜひ暮らしをより色濃いものにするためのお手伝いができましたら幸いです。
〈もくじ〉
◇ホームシアターを作って家でも映画鑑賞を楽しみたい！
◇プロジェクター壁掛けするためのアイテムやアイデア
①壁にプロジェクターを置くための場所を作る
・「壁に付けられる棚」でおしゃれな置き場作り
・「ブックシェルフ」でプロジェクターをおしゃれに設置！
・「ドローアライン」で“一本の線からはじまる新しい暮らし”に浸る
・「棚付きラダーラック」で置き場作り×おしゃれ
②壁にプロジェクターを吊るす／固定する
・「ピクチャーレール」のフックに引っ掛けて吊り下げる
・「ピクチャーレール」に紐でラックを吊り下げる
③壁に付けられるアイテムで天井設置／天井吊りを実現
・「天井設置／天井吊り」タイプは、ラブリコのDIYで逆さ吊りして解決
・照明用「ダクトレール」に吊り下げ
◇一人暮らしや賃貸OKな家庭用スクリーンや代用品は？
◇賃貸一人暮らしにおすすめのプロジェクターの選び方
◇ホームシアターで映画鑑賞をして、映画の世界にどっぷり浸る至福のひとときを
◇ホームシアターを作って家でも映画鑑賞を楽しみたい！
おうちでホームシアターを作ろうと思っても、映像を投影するための「プロジェクター」の置き場作りにまず課題が多く、実現するのも中々難しいもの。置き方を見ていく前に、どういった場所に置くのが適しているのだろうか？そんな疑問を解消しましょう。
・映し出したい場所からの距離はどれくらいとればよい？
最近は、スクリーンと距離を取らずとも映画が投影できる短焦点タイプのプロジェクターも人気ですが、一般的なプロジェクターはスクリーンからある程度距離を取る必要があります。
目安として、100インチの画面であれば、一般的に映像を投影したい場所=スクリーンから、プロジェクターのレンズまでの距離が3メートルほど必要と言われています。
◇プロジェクター壁掛けするためのアイテムやアイデア
壁に穴を開けずにプロジェクターを壁掛けするためには、大きく分けて３つの方法があります。
①壁にプロジェクターを置くための場所を作る
②壁にプロジェクターを吊るす
③壁に付けられるアイテムで天井設置／天井吊りを実現
アンカーのような小型のものから、設置面積の広い平たいプロジェクターも適用可能な、壁を使った置き場作りのアイデアをご紹介しております。“プロジェクターの置き場”という機能だけでなく、お部屋の空間をおしゃれに飾るためにも役立つアイテムも盛りだくさんですよ♪早速みていきましょう～！
①壁にプロジェクターを置くための場所を作る
・「壁に付けられる棚」でおしゃれな置き場作り
Instagram：＠ms.queserasera様
最初にご紹介しますのは、賃貸でも使える壁に付けられる棚（ウォールシェルフ）を使ったプロジェクターの置き場作りです。左側のウォールシェルフに乗っている一番左の球体がプロジェクターなのですが、＠ms.queserasera 様はプロジェクターの置き場作りとしてだけでなく、お部屋をおしゃれにする飾り棚として、素敵な置き場作りをされています♪
Instagram：＠_______ten_______様
置き場に対する設置面積の広い、平たいプロジェクターも、壁に付けられる棚（ウォールシェルフ）に設置できますよ。＠_______ten_______様は、オールホワイトの壁掛け棚を用いて、お部屋の空間やテイストに溶け込んだ、おしゃれなプロジェクターの置き場所を作られています。何より、ホワイトを基調としたお部屋がとても素敵です！♡
・「ブックシェルフ」でプロジェクターをおしゃれに設置！
Instagram：＠r_shinyatakeda様
＠r_shinyatakeda 様は、アンティーク調の壁掛けブックシェルフを設置して、おしゃれなプロジェクターの置き場作りを実現されています！本を並べれば、プロジェクターがブックエンドにも〇ぜひ、おしゃれな部屋作りの参考にさせて頂きたい、素敵な場所作りのアイデアです！
・「ドローアライン」で“一本の線からはじまる新しい暮らし”に浸る
Instagram：@nonco_house様
「ドローアライン」という天井と床を突っ張る、壁面収納アイテムを使用してプロジェクターを設置するのもとてもおすすめです！@nonco_house様 のように、プロジェクターはもちろんマクラメプランターやランプなどを添えることで、とても素敵な部屋作りもできちゃいますよ。
「ドローアライン」は、取り付け面（天井、床）に傷が付かないよう、突っ張り棒の先端部分にはEVAパッドが装着されており、取り付け面（天井、床）に傷が付かないような工夫がなされています。200～275cmの範囲内で取り付けできますよ〇
10種類の別売りアクセサリーを組み合わせて、吊るす／トレーに置く／ランプをつけて間接照明など、生活に馴染む使い方ができます♪
・「棚付きラダーラック」で置き場作り×おしゃれ
※棚付きラダーラックのイメージ画像
ドローアライン同様に、突っ張り棒で壁掛けする「棚付きラダーラック」でプロジェクターを設置してみるのもいいかもしれません。
ラダー部分を起こして棚にできるタイプや、後付け棚をフックで付けるタイプもあり、使いやすい高さや位置にプロジェクターを設置するのにとても適したアイテムです。
フックでお気に入り小物や雑貨を引っかければ、自分の“好き”が詰まった素敵な空間が作れそうですね♡
②壁にプロジェクターを吊るす／固定する
ピクチャーレールやダクトレールといった壁に付けられるアイテムを使うことで、プロジェクターを吊り下げることも！
・「ピクチャーレール」のフックに引っ掛けて吊り下げる
Instagram：＠hara_chaaan様
＠hara_chaaan様は、棚に差し込んで使う100均のワイヤーネットにプロジェクターをのせ、ピクチャーレールのフックに麻紐を引っかけて、プロジェクターを壁掛けされていますこんな組み合わせ方があるとは…と思うほどとても素敵な、プチDIYのプロジェクターの素敵な吊り下げアイデアです！✧˖°
③壁に付けられるアイテムで天井設置／天井吊りを実現
天井にネジで設置する「天井設置／天井吊り」タイプのプロジェクターも、実はアイデアや工夫次第で、賃貸にも設置できますよ。
・「天井設置／天井吊り」タイプは、ラブリコのDIYで逆さ吊りして解決
ディアウォールとは、天井や壁に穴や傷をつけずにお好みの場所に柱を作り、DIYができるアイテムです。このディアウォールの柱に棚受けを取り付け、この棚受けに天井吊りのプロジェクターをネジで取り付けることで、壁に傷をつけずにプロジェクターの天井吊りが叶うそうです。
プロジェクターを天吊り設置させると、本体が逆さになり映像が逆転してしまうかもと不安が生まれます。ですが、プロジェクターの設定画面で設置スタイルを「天吊り」にするだけで、映像が正常な方向に投影されるので、問題ありません〇
・照明用「ダクトレール」に吊り下げ
ダクトレールとは、照明器具を取り付けるためのレール状の部品で、元々ダクトレールがなくても、お家にあるシーリングライトに後付けすることで、設置できるそうです。ただ、プロジェクター重量やダクトレールの耐荷重をしっかり確認する必要があるため、気になる方は事前の下調べが要必要です！
◇一人暮らしや賃貸OKな家庭用スクリーンや代用品は？
プロジェクターをお家に導入したら、同時に欲しくなるのがプロジェクター用の「スクリーン」。ホームシアターの質もグッと高まるはず。ですが、家庭用スクリーンの選び方や手軽な代用品、壁に穴を開けられない賃貸でもスクリーンを設置できるのだろうか？という疑問などが浮かびます。
以下の記事では、賃貸やアパート、マンションでも使えるプロジェクター用スクリーンの選び方や代用品、壁に穴を開けずにスクリーンを壁掛け／吊り下げるためのアイデアやアイテムをご紹介しております！
特にプロジェクター用スクリーンの代用アイテムが、かなり賃貸向けかと思いますので、ぜひご参考にしてみてください！
◇賃貸一人暮らしにおすすめのプロジェクターの選び方
そもそも、壁に穴を開けれない、スペースに制限のある賃貸ではどういったプロジェクターが適しているのだろうか？という疑問も浮かびます。部屋が狭い賃貸のお家でも、大好きな映画鑑賞を楽しむために最低限抑えたいポイントが2つあります。
・「短焦点プロジェクター」が狭い部屋では便利
「短焦点プロジェクター」は、投影距離が短い場合でも、一般的な製品と同等の画面を投影できるのが特徴のプロジェクターです。賃貸一人暮らしは、スペースも限られており狭いと感じることも多く、プロジェクターの投影距離が満足に取りづらい不便さを抱えることも。
・「縦横台形補正機能」は置き場作りに難ありの賃貸で欠かせない
縦横台形補正機能とは、投影した時の歪みを自動で調整してくれる機能です。「正面に置けない」「画面が歪んで見づらい」など、設置場所に難アリの賃貸やアパート、マンションでは欠かせない機能といえますね。
〈＋α：無線コードレスだと生活感を軽減できそう〉
腰の位置の高さほどの位置や、棚の上段などに設置する必要があるプロジェクターは、無線コードレスだとお部屋がすっきりしますし掃除も楽です。
一方で無線ワイヤレスのプロジェクターは便利な分、値段が跳ね上がってしまうのが難点。コードやケーブルのごちゃごちゃは、ケーブルのまるめ方や壁に這わせることですっきりとさせることができます。
以下の記事では、ごちゃごちゃ配線をすっきりさせるコツや、コードやケーブルをボックスに隠して収納するためのアイテムやアイデアをご紹介しております。ぜひご活用ください！
◇ホームシアターで映画鑑賞をして、映画の世界にどっぷり浸る至福のひとときを
映画のサブスクが普及して、スマホやタブレット、パソコンなどで手軽に映画を楽しめるようになった昨今。だからこそプロジェクターやスクリーンを使った、大画面で、より映画館に近い環境の方が、映画の世界観にもどっぷり入り込めるような気がします。
プライベート空間である自室でより、自分らしい映画への向き合い方ができそうです。ぜひ、今回の特集が暮らしに寄り添えることができましたら大変嬉しく思います。
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