丁寧に過ごす朝時間。自分に合った生活と習慣で暮らしを整える
みなさんは、いつもどんな朝を過ごしていますか?
朝から丁寧に生活すると、その日じゅうずっと充実した感覚で、なんだか得した気分になりますよね。
私は自粛期間中に自分の暮らしのリズムを見直す中で、あらためて朝の過ごし方を考えるきっかけになったように思います。
そうは言っても、朝が一番苦手な私。無理なく習慣をつくり、生活を整えるにはどうしようかなと考えるうちに、「朝に全部やろうとしなくてもいいのでは?」と思い始めました。
そこで、いつも時間をかけていることはなんだろうと、振り返ってみました。
朝の仕度 2つの「選ぶ」を丁寧に
普段の出社前、とくに時間をかけていると感じたのは、お弁当づくりと洋服を選ぶ習慣。ぼーっとした頭では、選んだり判断したりするのにも、時間がかかっている事に気が付きました。
この2つなら、仕度する時間をずらすことが出来そう。そう思って、さっそく試してみました。
1、お弁当のおかずを選ぶ時間
これまでは仕事に出かける前に用意していたのですが、朝のぼーっとした頭でおかずを選んだり詰めたりするのは意外と時間がかかります。そこでやってみたのは、前日の夜から用意してしまうこと。
夕飯の残りを持っていくときは、食事が済んでからすぐにお弁当に詰めてみる。冷凍食品は自然解凍OKのものを選び、前日から詰めておくことにしました。
2、洋服を選ぶ時間
お弁当同様に、朝に洋服を選ぶのに時間がかかっていました。だから迷って決め切れないときは、上下しっくりこない組み合わせになることも。だから、もっと余裕をもって楽しく洋服を選びたいなあと、思うようになっていきました。
そこである日、夜のうちに明日着たい服を用意しておくことに。組み合わせを選んだり考えたりして、自分の洋服と向き合う時間と気持ちの余裕をつくるように、意識をしてみました。
そんな風に、2つの選ぶ時間を見直してみると、翌朝を楽しみにしている自分に気が付きました。
暮らしのリズムを見直すのは、小さなヒントから
習慣を少しだけ見直したことで、ずっと苦手だった朝時間が楽しみになるとは私自身も予想外。起床時間は大きく変わらないものの、出掛ける前の仕度の時間が短縮され、落ち着いた暮らしのリズムが出来上がりました。
苦手な朝だけをリズムを変えようとすると難しくとらえがち。そこで何かをするタイミングをずらす、習慣を少し見直すことで、無理なく生活を整えることができることがわかりました。
こうして出来た朝時間は、これまで食わず嫌いだった読書に当ててみることにしました。大人になってからは読み慣れていなかったので、まずは自分の興味が湧くものから、マイペースに読み進めています。一度始めてみると、読書も新しい習慣となっていくんですね。
最近は少し早めに出社して、コーヒーを飲みながら本を読むのが心地よいです。昼休みに他のスタッフと、最近読んでいる本の話ができるようになったことも嬉しい変化でした。
気軽に始める、自分に合った生活と習慣
いつもの生活を変えないまま新しいことを取り入れるのは難しいけれど、小さなことから少しずつ変えてみるのは気軽に始められそうです。そこで得たあらたな気づきは、暮らしを見直す大きなスイッチだった、なんてこともあるかもしれません。
私自身、落ち着いた朝を過ごすようになったことで暮らしのリズムも整い、新しいことに挑戦する気持ちの準備が出来たように感じています。
気軽に始めて、無理なく続けられるように、自分に合った習慣を見つけられたらと思います。
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