暮らしの中でのオフスイッチを心地よく。日記と丁寧な呼吸法

竹林

通勤時間。みなさんはどのように過ごしていますか?
携帯やスマートフォン、本に集中している方が多いのでしょうか。
それとも、大事な睡眠時間?
私は、ぼうっと窓の外を流れる景色を眺めていることが多いように感じます。
片道40分の通勤時間。本当は座って眠れたら嬉しいのですが、混雑している中では難しく。
今日は何をしようかなとわくわくしたり、昨日起きたことを考えていたり、ふわふわと漂う気持ちを頭の中でころころ転がしています。
それでも、40分は長く「もう少し近いところに住めばよかったかなぁ」と、何度も思うのです。

長い通勤時間がくれていた、心地よいスイッチの切り替え

新型コロナウィルスの影響により、今もプレコチリコでは在宅勤務が取り入れられています。
通勤する機会が減ったことで、1つ気づかされたことがありました。
それは、あの長い通勤時間が一役買ってくれていた、ということ。
在宅勤務の時、仕事後の切り替えに少し困っていたことがきっかけでした。
パソコンを閉じた後もしばらく「あの記事どうなったっけ…」と、またパソコンを開いてしまうことが多くあったのです。

朝は、オフからオンへ。
夕方は、オンからオフへ。
通勤時間は、自然と自分の中のスイッチを切り替えるのを、助けてくれていました。
もともと素早くエンジンをかけるのも切るのも得意でない私にとって、40分という長い時間はゆっくりふかし、落としていくのにぴったりだったのでしょう。

そんな中、在宅勤務時も上手に切り替えられたらと、仕事後に取り入れてみたことがあります。
それは、日記をかくことと、完全呼吸法というもの。
かねてからも続けていたのですが、仕事後に取り入れることで、心地よく切り替えられるように。
それぞれのやり方、コツを少しだけお伝えします。

切り替えを上手にできたら…
暮らしの中に取り入れている、日記と完全呼吸法

●日記

日記

働き始めてから7年ほど書き続けている日記。
書いていると不思議と気持ちが落ち着いてきます。
始めたばかりの頃は、「今日は、ちょっといいかな…」と開かない日も。
それでも、今も続いている私なりのコツをいくつかお話します。

・書くスペースが小さい手帳を選ぶ
・出来事とその日の感情だけを書く
・一言でも良いので書く

私としては、日記選びがポイントのような気がしています。
数行しか書かなくても罪悪感が生まれない日記を選ぶこと。
書き始めたころは、スペースの大きいものを選んでいましたが、一日でも書かないともうそのスペースが億劫に…。
そして、もう1つのポイント。
気が進まないときは「いいや」と割り切ってしまうこと。
仕事終わり、日記を開き、その日のことを3行程度書きます。
もしそこでやり残したことに気づいてしまったら、書き残しておきます。パソコンをもう一度開かないためです。
だけど、日記の良さはそれ以上に、後から読み返せること。
当時の感情に触れ、もう一度湧き上がる感情に身を置く時間が好きです。

●完全呼吸法

胡坐

次は、ヨガにも取り入れられている、完全呼吸法というもの。
腹式呼吸、胸式呼吸、肩呼吸を合わせた呼吸法をいいます。
ヨガ教室で教えてもらい、私が暮らしの中に取り入れているやり方をお伝えします。

まずは、背筋を伸ばして楽な格好で座ってみます。背中が丸くならないことが大事です。
① 目と、軽く口を閉じ、鼻から自然な呼吸をします。
② 全ての息を吐ききったら、おなかがへこむことを感じます。
③ へこんだことを感じたら、鼻からゆっくり吸っていきます。
その時、おなかが膨らんでいくのがわかりますでしょうか。
④ おなかが膨らんだら、次は胸を広げていきます。
⑤ 胸が広がったら最後は、肩、鎖骨周りが少しだけ持ち上がるまで、吸い切ります。
⑥ 息を吐くときも、同じようにゆっくり、肩→胸→おなかを閉じ、へこませるように吐いていきます。
これを好きな回数繰り返します。

終わってゆっくり目を開けると、頭はすっきりし、心はすっと落ち着いています。
その感覚はとても気持ち良いもので、不思議ともう頭からはお仕事のことが離れています。

ふと立ち止まり、手の中にあるものを見つめて

在宅勤務の時、仕事を終えたらこの2つを行います。
1つの空間で、仕事をし、暮らしていく。
時間にゆとりができたことで知った、自分にとって本当に大切なこと。
一見短所に見えることでも、一役買ってくれていることがあるのかもしれない、ということ。
それは、ふと立ち止まり、手の中にあるものを見つめる瞬間でした。

だけど。
日記と呼吸法で15分ほど。
短い時間でオフに切り替えられる方法を知ってしまった今、やっぱりもう少し近いところに住もうかなぁ、なんて。
自分にとって大切なものを知り、暮らしと合わせていくことに終わりはなく、まだまだ続きそうです。

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