果物と始める少し丁寧な生活 スティックりんごパイの簡単レシピ
先日、いつもお世話になっている企業様から、真っ赤なりんごが届きました。
箱を開けると、りんごの甘い香りがふわっと漂って、なんだか幸せな気分。食卓に果物がある暮らしは、その季節をより丁寧に過ごせる気がします。
3つ家に持ち帰って、さてどう食べよう。
そのまま切り分けてサクっと食べるのもいいけれど。きれいな赤色の皮も活かせたら素敵そうです。それならと、皮付きのコンポートを使った、りんごスティックパイを作ってみました。
小学生の時に友達の間で流行っていた、子供向けのお菓子のレシピ絵本。ある日クラスメイトが、その本で紹介されていた簡単りんごパイを作ってきてくれて、みんなで食べたことを思い出しました。
あのとき絵本で読んだレシピを思い出して、ついに挑戦してみたくなったのです。
皮付きのままでOK!りんごスティックパイの簡単レシピ
・材料
りんご 1個
春巻きの皮 10枚
砂糖 大さじ3~5(お好みで)
有塩バター 20グラム
レモン汁 大さじ1
シナモンパウダー 少々(お好みで)
小麦粉 少々
水 少々
・つくり方
1、まずはりんごのコンポート作り。りんごを洗って皮付きのまま、4等分にする。
2、3/4は5mm~1cm各の角切りにする。残りの1/4は、皮ごとすり下ろす。
3、耐熱皿に2を入れ、砂糖をとレモン汁を振りかけ、軽く混ぜる。
4、ラップをかけてレンジで3分半加熱。
5、シナモンパウダーを振りかけ、軽く混ぜたら粗熱を取る。
6、次は皮の準備。市販の春巻きの皮(正方形)を対角線上にカット。直角三角形の皮が20枚できる。
7、小麦粉は水で溶いておく。
8、1枚とって三角形の長辺が手前に来るように置いたら、皮の端に5を細長く乗せる。
9、残りの2辺の端に7をぬり、両角を内側に折ったら5を包み込むようにスティック状にクルクルと包む。これを繰り返して20本作ります。
皮が余ったら他の果物を包んでもOK。バナナやナッツもおすすめです。
10、フライパンを火にかけバターを溶かし、9を並べて焼く。
11、ほんのり焼き目が付いたら完成。
生活に少しの彩りを。果物を使ったお菓子作り
このスティックパイは、冷えても生地がもっちりしっとり。中のりんごの香りと歯ごたえが残っています。皮付きのままコンポートにすることで、赤色が染み出して、かわいく仕上がりました。
だから翌日こっそり、オフィスのカフェスペースに置いてみたりして。他のスタッフにも味見してもらえたみたいでよかったです。
……予告なしに手作りのフリーりんごパイがあったら、なんだか面白そうだなと思ったのです。
当時読んだ絵本や、クラスメイトとの思い出が強く残っていたのだと思います。
そしてこうして真っ赤なリンゴをいただかなかったら、このタイミングで挑戦してみようと思わなかったかもしれません。
果物から始める、少し丁寧な暮らし
東北の田舎育ちの私は、幼いころから果物をよく食べて育ちました。
実家の庭には祖父が丁寧に育てた果物の木があり、近所に果物農家さんがいたので、果物のある生活が日常でした。だけど一人暮らしを始めてから食す機会も少なくなり、果物の存在自体が貴重なものに感じます。
だからたまに果物を食べると、心と体が嬉しい!少しだけ贅沢な暮らしに、気分も上がるのです。
そんな貴重な存在に感じる果物。シンプルにそのまま食べるのもいいけれど、今回のりんごパイのように色や素材を活かして調理してみるのもいい。そうすることで見た目も味も、存分に楽しめるものもあるように思います。
真っ赤なりんごがあるときは、皮付きのまま、コンポートやりんごパイにしてみてはいかがでしょうか。
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