年末に向けてのベランダ掃除で思い出した何気ない暮らしの一コマ

ベランダ掃除前

先日、ものかき部の数人で今借りているハウススタジオの掃除を行いました。
今年はあまりハウススタジオでの撮影本数も多くはなく使用機会は少なかったのですが、それでも1年間お世話になったので、年末忙しくなる前にと集まれるメンバーで掃除を決行することにしたのです。
皆で役割を分担して、いっせーのでそれぞれ持ち場に取り掛かります。私はベランダを掃除することにしました。

初めてのベランダ掃除は意外と大変

久々に見たベランダは、思ったよりも荒れた状態でした。
借りているハウスは集合住宅の1階部分で、周りに緑が多いせいか、外部から入り込んだ落ち葉がベランダの床や溝にまで入り込んでしまっています。端の方に目を向けると、配管と壁の間に蜘蛛の巣ができていたり、窓のサッシやベランダに出るために履いていたのであろうサンダルは土埃で色が変わってしまっていたり、長い期間誰もベランダに出なかったことがうかがわれます。なかなかハウスに来る機会も減ってしまったせいで、余計にベランダは使われることのないまま放置されてしまっていたのでしょう。思ったよりも掃除のし甲斐がありそうです。

寒空の下、さっそく作業に取り掛かります。

1. 落ち葉や蜘蛛の巣を取り除きます。
床の上だけではなく、溝や排水溝の部分に溜まってしまったものも丁寧に取り除きます。落ち葉の塊をつついたら、うごうごとムカデが出てきたり、蜘蛛がでてきたり。虫が苦手なのでちょっと怖い瞬間でもありました。

2. 汚れたサッシを拭きます。
洗剤をつけてササっとふき取るだけでも雑巾が真っ黒に。ひとつ後悔したのは、サッシの細かい部分も丁寧に掃除できるような小さめのブラシがあればよかったな。できる範囲で丁寧に汚れを拭き取ります。

3. タイルを磨きます。
バケツに水を汲み、水を撒いて洗剤をかけて、デッキブラシでごしごしこすっていきます。やっぱり汚れているのか、洗剤の泡があっという間に灰色に染まっていきます。汚れが目立つところはブラシを丁寧に細かく動かしていきます。溝の部分も汚れがたまりやすいので、そちらも忘れずに。

4. きれいな水で流して水気をとります。
長し残しがないように、まんべんなく水をかけて汚れを流していきます。水切りのワイパーがないので、雑巾で拭きながら水気も一緒に取り除いていきました。

この日はあいにくの天気で、よく見ないとそこまで変化あったかな?という感じでしたが、あの汚れた泡が流れていく瞬間を見ていた身としては、タイルも気持ちもスッキリした感覚でした。

ベランダ掃除後

ふと思い出したのは、何気ない学生時代の一コマ

デッキブラシでベランダのタイルをこすりながら思い出したのは、今まで思い出しもしなかった、中学や高校のときに学校のトイレを掃除した記憶でした。友達とふざけ合いながらわいわい掃除したり、毎日のことで少し面倒くささを感じ、ばれない程度に手を抜いてみたり。水を流すときはみんなで入口の方に固まって濡れないように声を掛け合っていたなとか、それでもたまに水をまく人が失敗して脚が濡れちゃったこともあったなとか。そんな、普段なら絶対に思い出さないような、何気ない学校生活の一部を思い出したのです。
あの頃は学校生活という枠組みの中で、デッキブラシを使うことも日常だったのに、だんだんとそれは過去のものとなっていき、公共のトイレは誰かが掃除してくれるものと思うようになっていく。そして、こうやってデッキブラシを握ることすら懐かしい感覚になっていくんだなぁと思うと、しんみりするような懐かしいような、不思議な感覚になりました。

掃除を通して想起させられるのっておもしろい

たまにしか掃除をしない箇所や、普段の生活で使わない道具を使うことで、いつもなら絶対に思い出さないことが急に頭の中に浮かんでくることってあるのかもしれません。無心になって掃除に没頭できるのもいいですが、こう、いつかの何気ないシーンを思い起こされる掃除ってなかなかなかったので、今回仕事の合間を縫ってハウスの掃除に参加できてよかったなと思います。
ハウスもさっぱりきれいになって、また新しい年を迎えることができそうです。来年は、ハウスに来るタイミングで毎回ベランダも掃き掃除をするなどして、普段から気持ちよく過ごせるように努めたいなとも思いました。

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