花を飾るとどうなるの?日常に変化をくれるインテリアの飾り方
「家に花を飾るって、実際なにか変わるの?」
風水では生花を飾ることがいいと言われている、とか、花を飾ると空気が変わるよ、とか、そういった言葉をよく耳にしますが、実際どうなのでしょうか?
けれど日常のインテリアに花を飾る暮らしは、無意識に憧れてしまいませんか?
花があるだけで、整っていて、余裕があって…そんな生活を想像してしまいます。
この記事では、花を飾ることの効果や、インテリアや雑貨のように実際の暮らしの取り入れ方についてお伝えしていきます。
花を飾るハードルが少しでも下げられると嬉しいです。
<目次>
◇花を飾るとどうなるの? 花の効果を考えてみよう
◇飾る花はどうやって選べばいい?
◇花との組み合わせも大事にしたい、インテリアとしての花瓶の選び方
◇花を素敵に飾ろう!インテリアとして活躍する飾り方
◇花瓶へのいけ方のコツ インテリアとして素敵に飾ろう
◇買ってきた切り花を飾る準備
◇花を長く飾るためには?毎日のお手入れ方法
◇一輪からでも、好きな花を飾ることからはじめよう
花を飾るとどうなるの? 花の効果を考えてみよう
家に花を飾ることでもたらされる効果をご紹介していきます。
花の存在1つで、少しでも気持ちに変化が現れたら嬉しいですね。
香りから得られる心のリラックス効果
飾るだけでやさしく香る自然の花の香りは、自律神経を整え、気持ちをリラックスされる効果があるそうです。
ルームフレグランスのように部屋中に香るものではありませんが、ふと香った先に花があった…そんな暮らしのワンシーンは、穏やかなものですよ。
自然と部屋を整えたくなる
花を飾る空間は、あまり散らかった空間にはしたくないという心理が働く模様。
いきものという花があると、姿勢が少し整うのでしょう。
色彩効果で、気持ちを前向きに
様々な色彩を持つ花は、その色によって気持ちを動かしてくれています。
例えば、
情熱の色と言われている赤色。エネルギーや、活力を生む手助けに。
ピンクは、女性的にみえますがもちろん男性にも。やわらかな雰囲気で思いやりの気持ちを育んでくれるそう。
緑は安らぎを。自然のカラーは、心のバランスを保ってくれます。
純粋無垢な白はリフレッシュ効果が。すっきりとした気持ちに整えてくれます。
ご自身の気持ちにあった色合いの花を飾ると、より効果が期待できそうですね。
生きている花や植物を飾ることで運気を上げてくれる
特に、玄関に飾ることが家中の運気を上げてくれると風水では言われています。
どこへ飾っても気持ちを元気にしてくれる花は、風水的にもパワーがあるとされているようです。
いかがでしたか?花には様々な効果が期待できそうです。
長い時間を過ごす家や、ゆっくり過ごす空間に花がある風景を想像してみると、心が躍るような感覚がします。
他のインテリアや、お部屋の雰囲気に合わせた花を選ぶのも、もっといつもの暮らしが好きになる楽しさが生まれるかもしれません。
こちらの記事では雑貨を使った、インテリアとして楽しめる押し花の飾り方を紹介しています。
よかったら参考にしてみてくださいね。
飾る花はどうやって選べばいい?
実際に飾る花の選び方について紹介していきます。
まず、花の選び方には正解はありません。ご自身が飾りたい、と思う花を選んで、飾ることが一番です。
ですので、風水やルールを気にしすぎずに、インテリアのように心地よく飾れる選び方で花を選んでくださいね。
飾りたい花や、色合いをイメージする
暮らしや、部屋のインテリアを思い浮かべながら「どこに、どんな花を飾りたいか?」をイメージしてみましょう。そのうえで、実際のお花を見に行ったり、選びましょう。
イメージがなくても、直接お花屋さんで選んでみると素敵な出会いがあるかもしれません。店員さんに相談して、一緒に考えるのもいいですね。
季節の花を選ぶ
お花屋さんやオンラインショップでは、たくさんの種類の花が並んでいます。花選びに困ったら、季節の花から選ぶのもおすすめ。季節ごとに違った花を楽しめるのも素敵ですよ。
好きな花を選ぶ
好みの花が部屋にあるだけで、気持ちが明るくなるように思いませんか?
自分の好きな花を知るきっかけにもなるかもしれません。
一輪でもOK
予算の関係や、初めてお花に挑戦したい時にも、勇気をくれるのが一輪の花。一輪でも素敵なインテリアになります。お花屋さんは一輪でも販売してくれます。
野花を摘んでくる
いつもの帰り道や、初めて歩く散歩道。ちょっと視線を地面や草はらに向けてみると、チャーミングな花たちと出会えるかも。
そういった花を飾るのも、気軽でいいのではないでしょうか。
庭の花を飾る
ご自身がガーデニングで育てた花を家の中に飾るのも、違う見え方がしますよ。知り合いや友人に譲ってもらうのも、一層ぬくもりを感じる飾り方が出来そうです。
花との組み合わせも大事にしたい、インテリアとしての花瓶の選び方
花を飾るのに必要な花瓶について紹介します。
せっかく花を飾るのだから、インテリアとしておしゃれに飾りたいですよね。
家にある雑貨でも素敵に飾ることができるので、参考にしてみてください。
花と花瓶の比率
部屋のインテリアにもなるよう上手に飾るには、バランスが重要です。
はじめは難しく考えずに、花瓶と、花瓶から出る花の高さを【1:1】として生けるのがわかりやすいです。
花瓶のサイズと花のサイズをイメージすると、選びやすくなりますよ。
素材や色
クリアなガラス製のものを使用すると、花により透明感がプラスされます。クリアならどんな花にも使いやすいですね。
陶器も高級感のある雰囲気を演出してくれます。色味によっては、ポップやパステルなど、様々なテイストを楽しめます。
飾りたい花や、部屋の雰囲気をイメージしながら、雑貨やインテリアと同じように、選ぶことも楽しみましょう。
花を飾って家にある雑貨をインテリアに変身させよう
花瓶などの花器がなくても、家にある雑貨で素敵なインテリアとして飾ることができますよ。
これから、実際に部屋での飾り方を紹介していきます。
花を素敵に飾ろう!インテリアとして活躍する飾り方
はじめて花を飾るとき、押さえておきたいポイントは2つ。
・たくさんの色味の花を入れすぎない
・花瓶に花をつめすぎない
それらを押さえて、花を飾っていきましょう。
飾る場所は、好きなところに自由に飾っていきます。
心地よい花との暮らしが一番ですよ。ご自身の部屋に合わせて、飾るイメージしてみてください。
花瓶を使って、ダイニングテーブルに飾る
<こちらの画像はプレコチリコinstagramの投稿から>
朝の朝食も、いつもよりちょっと豪華に。食卓が華やぎますね。
食事をするダイニングに飾る花は、香りが強くないものを選ぶといいですよ。
一輪挿しで玄関を彩るインテリアに
小さな一輪挿しで、玄関のインテリアとして飾ってみました。玄関は人のお出迎え、お見送りの場所だからこそ、季節の花を選んでみました。
小花をたくさん生けたり、少し大きめな花を1,2輪生けるのも素敵に飾れます。
マグカップに生ける飾り方
<こちらの画像はプレコチリコinstagramの投稿から>
花瓶がなくても、大丈夫。マグカップやコップを使用すれば、花も浮かずに、いつもの暮らしやインテリアに馴染む飾り方ができますよ。
キッチンのカウンターに飾る
キッチンを利用することが多い方におすすめな飾り方。
朝食の準備に、飲み物を入れる時に…動線の中で花を目にすることができ、キッチンで過ごす時間が心地よいものになりますね。
空き瓶、空きカンを使用する
空いたお酒の瓶や、缶詰の缶を使うなど、あるもので飾る活用術。
思ったより味が出て、目の引くインテリアとして楽しめます。
水に浮かべて、透明感のあるインテリアに
茎の部分を切って、お皿やコップを使い水に浮かべるだけで素敵なインテリアに。
おもてなしにも魅力的な飾り方です。
ジョウロに飾ると遊びごころのあるインテリアに
ガーデニング雑貨のジョウロをインテリアとして使った飾り方。
お部屋においても、バルコニーにおいてもインテリア性のある飾り方です。
花瓶へのいけ方のコツ インテリアとして素敵に飾ろう
花瓶に生けても、上手に整えられない…そんな時にはセロテープを貼り花瓶の口を細くするというのが簡単です。
販売している花留めを用意したり、針金やワイヤーを丸めて、自作の花留めを作ることもできます。
ビー玉やシーグラスなど、家にあったり手に入りやすい雑貨を使って、茎が滑るのを防ぐ方法もインテリアにぴったりですね。
花留めをつかって花を暮らしに取り入れたよみものはこちら。
インテリアとして華やかにしてくれるだけでなく、居場所をつくってくれる花の飾り方は、とてもあたたかいですね。
買ってきた切り花を飾る準備
こちらでは花を持ち帰ってから花瓶に飾るまでのご紹介です。
インテリア性や香りで空間を華やかにしてくれる花は、元気な状態で生けてあげたいですね。
まずは霧吹きで水分補給を
持ち帰っている間にも、花の水分は失われています。
花にはあまり水がかからないよう、葉の裏側からかけてあげましょう。なるべく細かな霧になるタイプがおすすめです。
下葉や茎を整える
余分な葉が残ったまま水につけてしまうと、水が痛みやすくなってしまうため、生ける前に余分な葉や茎を取り除きましょう。
すっきりとした見た目も、インテリア性が出ますよ。
水切りをして水分を吸い上げやすくしてあげよう
必ずではありませんが、余裕があれば手間をかけてみてください。
花によって切り戻し、湯上げなど様々な方法がありますが、基本的な水切りの方法をご紹介します。
①茎に保水ゼリーがついている場合、ゼリーを水で洗い流す
②たらいなどに水をため、なるべく深い水のなるべく深いところでカットする
③しばらく水につけておいてから、花瓶に飾る
水の中で作業を行うことで、水圧により茎から水分を吸い上げやすくなります。
水分を吸う表面積が増えるため、カットは斜めにしてあげましょう。
水を変えるたびに、水中でなくてもいいのでかっとしてあげると花が長持ちします。
花を長く飾るためには?毎日のお手入れ方法
せっかく素敵なインテリアのように飾った花は、長く楽しみたいもの。
基本的な毎日のお手入れをご紹介します。
水は毎日替える
水を変えずに放っておくと、バクテリアが繁殖したり、水分が足りなくなってしまうかも。
いつでも新鮮な水を与えてあげましょう。
また、水替えのタイミングで、水中でなくてもいいので茎を1cmほどカットしてあげると花が長持ちします。
花瓶は洗って清潔に
スポンジやブラシなどを使って、汚れやぬめりを落とし、清潔な環境を保ってあげます。
花の状態をチェック
しおれている葉や花があれば、取り除きましょう。
花は涼しい場所に飾る
直接冷暖房の風が当たらない涼しい場所においてあげましょう。
日当たりが良い場所より、涼しい場所に飾るほうが長持ちしてくれます。
一輪からでも、好きな花を飾ることからはじめよう
いかがでしたか?
インテリアに花を飾るイメージは湧きましたでしょうか。
難しいことやハードルに感じるものもあるかもしれませんが、気軽に取り入れてみることが一番だと思います。
一輪花を飾ることで、少しでも暮らしが明るくなってくれたら嬉しいです。
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