フルーツでちょっと暮らしを贅沢に。簡単おもてなしドリンク
12月も半ば。日を追うごとに寒さも増してきましたね。大人になっても近所のスーパーでクリスマスやお正月のムードを感じると、条件反射的にわくわくしてしまうものです。
そんな私ですが、先日ものかき部のメンバーがクリスマスやお正月にぴったりのおもてなしの企画をやるということで有志を集っていたので、待ってました!という気持ちで参加を表明。
当日はおもてなし料理として紹介した「もなかのちらし寿司」のほかに、おもてなしドリンクにも挑戦。これまで自家製ドリンクを作る機会がなかったので「私にできるかな?」と少し不安な気持ちもありましたが、思った以上に簡単においしく作れました。
旬のフルーツを楽しむ、簡単自家製サングリア
今回チャレンジしたおもてなしドリンクは、旬のフルーツをたっぷり使った自家製サングリア。
手順はとても簡単で、お好みのフルーツを切ってワインと一緒に容器に入れるだけです。
サングリアと聞くとスパイスや漬け込みの時間が必要なものだと思っていたのですが、フルーツをワインに入れるだけでも風味のよいサングリアが作れたのは嬉しい発見でした。
◆今回使った材料・道具
・リンゴ、オレンジ、レモン(各1つずつ)
・赤ワイン(ミディアムボディを使いました)
・大きめの容器(あれば蓋つきのもの)
フルーツやワインはお好みのものを選んでくださいね。今回はお歳暮でいただいた旬のリンゴをたっぷり一個分使いました。またフルーツはひとくちサイズにカットするのがおすすめです。食べやすくなるのと、フルーツの風味がワインに移りやすくなりますよ。また材料を入れる容器は事前に煮沸消毒をしておくと安心です。
新鮮なフルーツをカットする作業時間が楽しいのも自家製サングリアのいいところ。
「こんな感じかな」
「もう少し小さい方が食べやすいかも」
「そういえば、リンゴでうさぎ作るのかわいいよね」
リンゴのさわやかな香りに誘われてキッチンに人が集まってきました。おしゃべりしながら作業をしていたら、あっという間にフルーツのカットが完了!ワインと一緒に容器へ入れたら自家製サングリアの完成です。
乾杯の分だけグラスに注いで、おかわりの分は蓋をしておくと風味が逃げにくいですよ。
クリスマスや季節のイベントに。好みに合わせてアレンジできそう
そのままでも十分おいしいフルーツをドリンクに入れるなんて、なんだか贅沢な気分。とっても簡単にできたのにテーブルが華やかです。
今回はワインを使用しましたが、替わりにアイスティーやミネラルウォーターを使って、いろいろなおもてなしのフルーツドリンクも作ってみたいと思いました。その時はフルーツと一緒にシロップやミントを合わせてもいいかもしれません。季節や相手の好みに合わせてアレンジや工夫ができそうです。
初めて作ってみたけれど調べてみるとたくさんレシピが見つかったので、おもてなしの時に限らず日常の生活の中にも取り入れるのも楽しそう。個人的には、寒い日にたっぷりのフルーツに温かい紅茶を注いで、食後にまったり過ごしたいな。冬の寒い暮らしも、このドリンクがあれば楽しめそう。
フルーツたっぷりのドリンクでおもてなし。きっと特別な一日に
見た目も味もフルーティでちょっと贅沢な自家製サングリアでおもてなし。作業自体は簡単で短いものでしたが、フルーツをどれにしようか考えたり、カットしながら旬の香りを楽しんだり、バランスよくグラスへ入れたりと、ひとつひとつの工程に気持ちを込められたような気がしています。
「どんな風にしたらいいおもてなしができるかな」と想像しているうちに、周りへの感謝の気持ちが膨らんでくる気がしました。
「おもてなし」と聞くと、高級な旅館とかを想像して身構えてしまいがちですが、自分の心の中の相手への気持ちに気づくことが大切なのかもしれません。
みんなでキッチンを囲んで作った自家製サングリア、とっても美味しかったです。
クリスマスやお正月などのちょっと特別な機会や、いつもの暮らしで気分をあげたい時などにも取り入れていきたいです。
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